> 結城浩の日記 > 2006年11月 | 検索 |
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そうだ、日記でも宣伝しておきます。
日経ソフトウエアの連載記事「簡単実装で学ぶWeb技術2006」に、Cometの記事を書きました(2007年1月号, pp.118-129) 。 副題が「プッシュ型のWebアプリケーションを作る」ということで、Javaを使った簡単なチャットを作ります。仕組みが見えるようにフレームワークは使わず、「素のJava」で書いています。
よろしければお読みください。
あらためて「固有IDのシンプル・シナリオ」を読み返す。 自分で書いておいて言うのもなんですが、この文章はとても読みやすくて、しかも面白いですね。 2003年に書いた文章なのだけれど、古さを感じないのもすごいな。
疑問
もしも、IDに個人情報を盛り込む容量がなかったら、 そもそもプライバシーの問題は発生しないのではありませんか?
回答
いいえ。
IDに個人情報が盛り込まれているかどうかは無関係です。 「固有IDのシンプル・シナリオ」では、 IDに個人情報が盛り込まれているかどうかではなく、 IDが固定(固有ID)かどうかが重要なのです。
ふむふむ。
マリネラ王国(仮名)は気候が温暖なリゾート地ですが、ダイアモンドの産地でも有名です。
舞台設定がパタ(略
以下は本の宣伝。
月曜日は淡々と仕事。 プログラム書き。 すごく単純な設定ミスで三時間も使ってしまった。 とほほ。
気分転換にトドちゃんをだいぶ海に帰す。 校正の第一ラウンドは終了。索引も進む。
ε( v ゜ω゜) < 16頭(二回目) + 8頭(索引)
よかった探しリースは、 12月に入ってからになりそうです。
次男を医者に連れて行くだの薬だの何だので大忙しの一日。眠いし。
でもところどころにふっと時間が空いたりする。 そのすきま時間でトドちゃんを4頭ほど海に帰す。
ε( v ゜ω゜) < 6頭(一回目) + 16頭(二回目) + 16頭(索引)
みなさま、家族のためにお祈り感謝します。
次男が風邪。家内は疲労。お祈りください。
結城浩です。 いつも結城の活動を応援してくださり、ありがとうございます。 みなさんからの励ましのメッセージは大きな支えになっています(ホントに)。
で。感謝しつつ——
結城浩の最新刊『Java言語で学ぶリファクタリング入門』をアナウンスいたします。
現在は初校を読んでいる段階で、 本書が書店に並ぶのは2007年の1月ごろになる予定です。 ちょっと先の話になりますが、 少しでも良い本になるように磨いているところです。 どうぞご期待してお待ちください。
ε( v ゜ω゜) < よろしくね♪
本書の執筆・校正にあたっては、 多くのボランティアのレビューアさんたちから、 貴重なコメントとフィードバックをいただきました。 あらためて感謝いたします。
追記:レビューアさんのお一人、NATさんがコメントを書いてくださいました。感謝。
朝、食卓でコーヒーを飲みながら、さらに二頭を海に帰す。
ε( v ゜ω゜) < 10頭(一回目) + 16頭(二回目) + 16頭(索引)
時の流れは何と早いことでしょう。 今年も「よかった探しリース」の季節がやってきました。
…やってきたことに、ついさっき「はっ」と気がつきました。 (^_^;
準備してなかったし!
というわけで、数日お待ちくださいませ。
すきま時間を使って、さらに一頭を海に帰す。
ε( v ゜ω゜) < 12頭(一回目) + 16頭(二回目) + 16頭(索引)
現在情報系の大学院に通う読者さんから、 うれしいメッセージをいただきましたので、 みなさんとシェアしたいと思います(公開の許可は得ています)。
現在情報系の大学院に通う読者さんから:
結城さんの Javaプログラミングレッスンで初めてプログラムを勉強しはじめ, もともと電気系だったのですが情報系の大学院に進学できました. もう5年以上前の話ですが,こういう機会ですのでお礼を申し上げます. ありがとうございました.
あと,今でも下巻はオブジェクト指向を後輩にわかりやすく 説明するために利用させていただいておりますよ.
結城から:
メッセージを感謝します。 拙著がお役に立っているようで、とても嬉しいです!
宅配便に乗ってトドちゃん到着。
ε( v ゜ω゜) < 初校が出ましたあ♪
「はじめに」と15章分。最低二回読むのと、 索引マーカ付けの分をトドちゃん化(todochanization, トドチャナイゼーション)してみようか。
ε( v ゜ω゜) < 16頭(一回目) + 16頭(二回目) + 16頭(索引)
まずは3頭を海に帰す。
ε( v ゜ω゜) < 13頭(一回目) + 16頭(二回目) + 16頭(索引)
次の本の次くらいの本の準備。 第一章をもう一度読み直す。
gnuplotで描画したグラフをpLaTeXで利用するための手順メモ。
C:\work> wgnuplot.exe gnuplot> set terminal postscript eps gnuplot> set output "/work/sample.eps" gnuplot> splot sin(x) gnuplot> exit C:\work> type sample.tex \documentclass{jarticle} \usepackage[dvips]{graphics} \begin{document} \includegraphics{sample.eps} \end{document} C:\work> platex sample C:\work> dvipdfm sample C:\work> start sample.pdf
『Java並行処理プログラミング』無料プレゼントを行っています。 期間が短いので、応募する方はお早めに。
編集部から来たトドちゃんはすでに海に帰った。 で、控えていたレビューアさん経由のトドちゃんが表に出てきた。
ε( v ゜ω゜) < 残り23頭♪ —— 内訳 16(um) + 4(un) + 3(re)
はいはい、並んで並んで。順番にお話ししようね。
* * *
(16:12) 十数頭が帰っていった。
ε( v ゜ω゜) < 残り7頭♪ —— 内訳 1(um) + 3(un) + 3(re)
* * *
(22:31) 三頭が帰っていった。
ε( v ゜ω゜) < 残り4頭♪ —— 内訳 1(um) + 3(un)
* * *
(22:53) 全員が海に帰っていきました。
ε( v ゜ω゜) < また初校時にお会いしましょう♪
そうだね。
はいトドちゃんたち、起きて起きて。 さくさくとトドちゃんを海に帰していく。
ε( v ゜ω゜) < 残り3頭♪
あとは週明けにね。
疲れている。 ペンギンちゃんを召還しよう。 南極の実家に帰っていて不在。 仕方がない。部屋を見回す。机の下で眠りこけている21頭のトドちゃんたち。 起こすのも忍びないな。散歩がてら外に出る。 意外に寒くない。吐く息もまだ白くない。空を見上げれば星。 星の向こうに思いを馳せる。いまは何処に。カンパネルラ。 ミルキィ・ウェイを渡り損ねても、したたる乳を集めてミルク瓶に詰め、販売所から貰って帰ろう。 川に沿って歩く。水のそばは寒い。 厚着をしてくればよかった。 橋を渡って進む、 踏切を渡る。駅前の商店街は店じまい。 灰色の猫がゆっくり、僕の前を通り過ぎていく。 猫? 牛乳瓶からちょっぴり手にあける。 猫を呼ぶ。 おいでおいで。 美味しいミルクあげるから。 こっちのミルクは甘いぞ。 蛍じゃない。 堂々と歩いて来る。僕の手をちろちろと舐める。 灰色じゃなくて銀色だ。そばで見ると良く分かる。 シルバーキャット。英語で言う意味は無い。 昔いっしょにお寿司を食べた猫は今ごろ何処に。 どんどん飲む。飲み終える。にゃ、となく。 そうかそうか、もっと飲みたいか。さらに牛乳をあける。 飲むごとに毛並みが整い、つやが増す。 飲み終える。にゃ。そうかそうか。あける。飲む。にゃ。そうかそうか。 瓶が空になる。にゃ。もう無いんだけどな。にゃ。 そんなにお腹が減ってるのか。にゃ。そうかそうか。じゃ、うちに来るかね。にゃ。 そうかそうか。じゃついといで。 牛乳のやりとりで仲良しになったシルバーキャット。 帰り道。空を見上げる。相変わらず、星。にゃ。 疲れはもうどこかに行ってしまった。
トドちゃん到着。
ε( v ゜ω゜) < 21頭♪
Knuth先生の 『The Art of Computer Programming, Volume 4, Fascicle 2: Generating All Tuples and Permutations [日本語版]』が刊行されました。
以下は『The Art of Computer Programming 日本語版』のVolume 1, 2, 3です。
なお、Volume 1を改訂したものとVolume 4の一部が、Fascicle(ファスィクル, 分冊)として刊行されています。 今回刊行されたのは、Volume 4, Fascicle 2 (V4F2)です。
Fascicleになる前のPre-Fascicleは、Knuth先生のページからダウンロードできます。
Brain Goetz, Joshua Bloch, Doug Leaさんたちの書いた"Java Concurrency in Practice"の翻訳書が出版されます。 タイトルは『Java並行処理プログラミング』で、ソフトバンククリエイティブからの刊行です。 著者陣は、Javaのマルチスレッドの標準化プロセス(JCP)でConcurrency Utilitiesの 策定を行ってきたエキスパート・グループの人々ですから、内容も充実しています。
この本の翻訳に結城は直接は関係していません。でも、 原書が出たときに編集者さんへ「この本、絶対翻訳したほうがよい」とお勧めした経緯もあり、 また『増補改訂版Java言語で学ぶデザインパターン入門マルチスレッド編』を刊行しているという関係もあって、 本書に「奥深いマルチスレッドプログラミングを楽しむ」と題した「序文」を書かせていただいております。 機会がありましたら、お読みいただければ感謝です。
なお、念のため書いておきますが、 マルチスレッドプログラミングの「入門書」ではないので、 その点だけはご注意ください。
便乗して、拙著も宣伝しておきますね。 (^_^)
午前中は礼拝。お昼はみんなで洋食。帰ってきて午睡。
いつもの日曜日。
珍しく暇な週末。
「夜中の1時ころ」まで、lingr.comに部屋を開いていますので、 まったりおしゃべりしましょう。 どなたでも、お気軽にどうぞ。 IRCでも1時まで。
* * *
(01:03)
終わりました。
たくさんのご参加ありがとうございました。
たまにはチャットもよいですね。
(^_^)
まだまだ出版まではやることはあるんですけれど、 現在、主要な作業は編集部側に移ったということで、とりあえず、ひと区切りしました。 次のトドちゃん(TODO)がやってくるまでは、ね。
レビューアさんに「謝辞の掲載に関する確認メール(No.026)」を送付しました。
うにゃうにゃ言いながらも第9章を仕上げた。編集部にメール。
それから、レビューアさんに「謝辞の掲載に関する確認メール(No.026)」を送る準備。
そこで力尽きる。ばたり。
ε( v ゜ω゜) < はっ、仲間がだれもいない…。
今日もまた淡々と仕事。 早朝に編集部からのFAXに返事。
残るは9章。 用語がゆらいでいるのを発見して、 あれれ?と思っていたら、レビューアさんからもちゃんと指摘があった。 ちょっと大きめな修正が入りそう。
でも他の章はすでに編集部に返信しているから気分的には楽。
* * *
覚悟を決めて第9章のプログラムに手を入れたところ、けっこうすっきりまとまることが判明。 プログラムはほぼできた。
今日もまた、まっさらの朝に感謝!
今週もまた淡々と仕事。
16章のサンプルの差し替えを試みる。 いちおうやってみたが、うーん…難しい。 説明したいことと微妙にずれていくのが何ともはや。
* * *
再度読み直す。思い切って16章を削除する方向を検討。
ε( v ゜ω゜) < 残りは、9章で待機中の10頭だけということですか?
そゆことです。
* * *
組版見本の確認などをうにゃうにゃ。 それから、13章から16章までを送信。 9章はまだ残っている。
田崎先生のところですてきな出会いがあった模様です。 Tropyにて。 返事はキキ(もしくはキキたち)に届いたでしょうか。
久しぶりに日記ダイジェストを更新。
土曜日も淡々と仕事。
頭があまり回らないので、いくつか保留のまま第16章に進む。 この章は例が今ひとつだったので、レビューアさんの指摘を読んだ後でごっそり変更する予定。 第16章に対するレビューアさんの指摘は28個。
ε( v ゜ω゜) < 残りは10頭(9章, 16章) + 指摘6個(15章) + 指摘28個(16章) + 16章の変更だね♪
律儀にどうも。…そうだね。順番としては以下の通り。
これで本文終わりになるはず。 来週頭には送り返せるかな。
いつもよりずいぶん時間をオーバーしているなあ。 はっ! 編集部からこの後、付録分の疑問点がやってくるのか!
うにー…。
ε( v ゜ω゜) < (淡々としてないじゃん…)
なんか言った?
ε( v ゜ω゜) < いえべつに。
金曜日も淡々と仕事。
第15章に対するレビューアさんの指摘は6個になった。 微妙な問題があるので、保留にして第16章に進む。
ε( v ゜ω゜) < 残りは32頭(9章, 16章) + 指摘6個(15章)だね♪
そゆことです。
おはようございます。 今日もみなさんの上に神さまの祝福がありますように。
最近はずっとお仕事日記。 相変わらず、レオンハルト演奏の「フーガの技法」がBGMになっている。
木曜日も淡々と仕事。
第13章のうち、編集部からの疑問点は完了。
ε( v ゜ω゜) < 80頭(9章, 14章〜16章)だね♪
いきなり減ったね。トドちゃん。
ε( v ゜ω゜) < 仲間が減ってさびしい…
早く減ってほしい…。
ε( v ゜ω゜) < ひ、ひどっ!
小芝居やめなさいな。
* * *
第13章に対するレビューアさんの指摘も反映。 何だか順調。
第14章に入る。
* * *
第14章のうち、編集部からの疑問点は完了。 なかなか順調。
ε( v ゜ω゜) < 残りは53頭(9章, 15章, 16章)だね♪
だね。
* * *
第14章に対するレビューアさんの指摘もいちおう反映。 落としどころに迷う指摘が何点かあったが、全体のバランスを見て判断。 うーん、なかなか難しいものですね。
第15章に入る。
* * *
第15章のうち、編集部からの疑問点は完了。
ε( v ゜ω゜) < 残りは32頭(9章, 16章)だね♪
うにー。 疲れちゃったよう。
* * *
第15章に対するレビューアさんの指摘は14個。
水曜日も淡々と仕事。 第11章の大修正はやめて、練習問題を入れ替えることにした。で、その解答に情報を盛り込む。 これで第11章はおしまい。
第12章に入る。 第12章のうち、編集部からの疑問点は完了。
ε( v ゜ω゜) < 119頭(9章, 13章〜16章)だね♪
第12章に対するレビューアさんの指摘は12箇所ほど。ううむ。
* * *
第12章に対するレビューアさんの指摘を反映。 確かにその指摘は妥当だけれどそれをやってしまうと今度は例が複雑になりすぎるし、という迷いの洞穴を通り抜け、 その指摘を入れてしまうとバランスが崩れてしまうからこちらを削除しようか、という悩みの森を抜け。 いちおう、第12章を形にした。ここまでをとりあえず編集部に返信する。
第13章に入る。
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