> 結城浩の日記 > 2007年2月 | 検索 |
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昨日は、現在書いている本[HJ]の打ち合わせがありました。 今回は新しい試みがいろいろとあるので、 そこで予想される問題解決のための打ち合わせ。 打ち合わせを終わってみると、 はじめに感じていた不安はほとんど解決したように思います。 実際の作業はこれからになりますが、関係者の方々に感謝します。
現在は、三月の半ばころに[HJ]を(一応)脱稿する予定です。 その後、編集部とのやりとり、 校正、読み合わせなどがいつものようにあって、 おそらく実際の本になるのは六月/七月というところでしょうか。 もう、いまから、すっごく楽しみです。 夜中に 「どうしよ、どうしよ。楽しいようっ♪」 と言いながら、 部屋の中をうろうろ歩くほどに。
また出版が近くなりましたら、 新刊のアナウンスをしようと思いますので、 よろしくお願いします。 無料プレゼントの企画も考えているのですが、 いつもいつも同じパターンというのも何なので、 本の内容に即した企画を考えたいなあと思っています (まだノーアイディアですけれど)。
どうぞ、お楽しみに。
三日前の話。
長男が秀丸で文章を書いている。
私「LaTeX(らてっく)使ってみる?」
長男「なにそれ」
私「お父さんがいつも使っているソフト。本と同じような体裁で、きれいに組版ができる。数式を含んだものでも大丈夫」
長男「数式が入った文章は書いてないけど」
私「数式は入ってなくてもいい。 章の見出しもきれいに出るし、 目次も索引も簡単にできる。 それからルビをつけたり、 文字の大きさをどういう風にするかもシステマティックにできる」
長男「ふうん」
私「こんな風にする。こうやってhello.texというファイルを作って、platexというコマンドを使って、それからdvipdfmを動かす。するとPDFファイルがすぐできる…こんな風に」
長男「おお! でも、そんなにたくさん入力しなくちゃいけないの?」
私「いや、バッチファイルをひとつ作ればいい」
長男「バッチファイルって」
私「いま手で入力した命令をひとつのファイルにまとめたもの。 たとえばm.batというファイルを一回作っておけば、 あとはmと入力するだけでよい。やってみるよ…」
長男「うわわっ!」
私「LaTeXに興味があるなら、この本を読むといいよ。奥村先生の本」
その後、彼は奥村先生の本を一人で読みはじめた。
二日前の話
長男「お父さん、A4の紙に見開きに出すにはどうするの? なんかね、A5判にしてもずれちゃうんだけど」
私「dvipdfmでA5判のPDFにするといいんじゃないかな。 dvipdfm -p a5にしてA5判のPDFを作って、 印刷するときにA4一枚に二ページ入れるというのはどうだろう」
長男「…あ、うまくいきそう」
昨晩の話
私「調子はどう?」
長男「うん、だいぶ書いたよ」
私「jsbookを使っているの?」
長男「違う。縦書きの本だから、tbook」
私「へえ…。 そういえば、奥村先生の本にも書いてあるけれど、 長い本になるなら、章ごとに別のファイルに分ける方法も良いよ。 (図解)こんなふうに\inputを使ったり、\includeを使ったりする。 そうすると毎回全部を組版するんじゃなく、章ごとに組版するのも楽だ」
長男「なるほど!」
私「うん、お父さんの簡単な説明で、きみがいま『なるほど!』と言えたのは、 きみが自分で手を動かしてやっていたからだね。 自分でやったことがあると、説明した内容の理解も早いし、 その意味もよくわかる」
長男「そうかもしれない。でもそれだけじゃなく、 そういう機能が欲しいと自分で思っていたからだよ」
私「へえ…」
ε( v ゜ω゜) < 今日のお仕事はいかがでしたか。
午前中は教会だし、今日は午後からもゆっくりと過ごす日だからね。
ε( v ゜ω゜) < そうでしたね。で、お仕事はいかがですか。
押しが強いな。 すでにプリントアウトして読んでいた第5章(te)の朱をファイルに反映したくらいかな。
ε( v ゜ω゜) < では、次は第6章(di)をお願いします。
はいはい。TODOの徹底ありがとうね。
ε( v ゜ω゜) < 私はトド(TODO)ですから。
第6章を読んでいると、加筆すべき点がいろいろ見つかるんだけれど…。
ε( v ゜ω゜) < 大切なのはステップ・バイ・ステップですよね。
そうだね。
ε( v ゜ω゜) < 加筆のアイディアはメモにとどめ、まずは先日のギザギザ整理に集中してはいかがでしょう。もう少しですし。
確かに、そうだね。良いアドバイスをありがとう。
ε( v ゜ω゜) < ステップ・バイ・ステップが大切というのは、この本で学んだんです。
あっ……なるほどね。
ε( v ゜ω゜) < 午前中のお仕事はいかがでしたか。
第3章が終わりました。それから部屋に掃除機をかけました。
ε( v ゜ω゜) < では残りは4, 5, 6章ですね。
たたみかけるようなトドちゃん。
* * *
ε( v ゜ω゜) < 16:30になりましたが、お仕事はいかがでしょう。
第4章が終わりました。
ε( v ゜ω゜) < では残りは5, 6章ですね。
ふえーん。
* * *
ε( v ゜ω゜) < 19:22になりましたが、お仕事はいかがでしょう。
あ、間違えてた。第5章じゃなくて、第6章と第7章を先に読んでいたよ。
ε( v ゜ω゜) < いけませんね。そういうミスをなくすためにTODOを書いているんですから。
ねえ…トドちゃん、きみ、いつもと違うよ。何かあった?
ε( v ゜ω゜) < い、いえ別に。
あやしいなあ…。 あ、この間だれかに「あしか」と間違われたのを気にしている?
ε( v ゜ω゜; < ぎくっ。
そういえば、はてなの「あしか」っていうのはタスク管理。 トドちゃんとキャラかぶっているかも。
ε( v ゜ω゜) < う、ううう。キャラかぶってる…?
…いや、そんなことない、大丈夫だよ。
ε( v ゜ω゜) < ともかく。次は第5章ですっ。
はいはい。
ε( v ゜ω゜) < 章構成の変更で生じたギザギザの整理は進んでますか。
第2章が終わりました。これから第3章です。
本を書いています[HJ]。
ε( v ゜ω゜) < TODOはどうなってますか。
こうなっています。終わったのは取消線で消しました。
本を書いています[HJ]。
編集部で構成を見てもらうため、 まずは 第1章(se)の分割と、 第3章(di)の移動を行った。
svn rename
をやろうとして、 svn remove
を実行してしまい、悩んだ。
svn revert
をやればよいと気づくのに20秒ほどかかった。やれやれ。
判型を検討してから、 イントロ部分の作文を行った。
これから、分割と移動に伴ってギザギザになってしまった部分を整える作業に入る。 要するに前から順番に読んでいって、気になるところにマークをつけるということ。
ε( v ゜ω゜) < 前から順番って、ひとつずつってことだよね、ね?
すばやいなあ。TODOにすれば良いんだね。
ε( v ゜ω゜) < ほらね、だいぶ整理されたでしょ?
うーん、確かにトドちゃんの言うとおりだね。 実際の作業詳細に入り込む前に俯瞰するのは大事なんだなあ。
本を書いています[HJ]。
第9章(pa)をレビューアさんに送付。感謝。
次は、第1章(se)の分割と第3章(di)の移動を先に行おうと思う。 こちらはもうレビューアさんには送らない。
本を書いています[HJ]。
で、最終章にかかっているので、 現状報告を編集部にメール。 こまごまとした相談事。
最終章にかかっているといっても、 まだまだやることはいろいろあるんだけれどね。
ε( v ゜ω゜) < やることって、TODOだよね、ね?
来たな。
ε( v ゜ω゜) < リストアップ、重要だよ。
はいはい。
上記のうち * マークがあるものが済んだら、 編集部に一度ドラフトとして送り、コメントをもらう。
本を書いています[HJ]。
第9章(pa)を書いている。 どうもわかりにくいところがあったので、文章で説明するのはやめて表にしたらだいぶすっきりした。 …でもページがまた増えた。
紙に朱を入れるときには前後をよく読み、具体的に朱を入れる。 ファイルに反映するときには長門結城的にその朱を反映する。 そのほうがうまくいくような感触。紙のほうが広い範囲を俯瞰できるので、 どう書き直したほうがよいかの判断が正確になるみたい。
例外は大量の加筆がある場合。 その場合には手書きだとあまりよい文章にならない。 ここに加筆と書いておいて、タイプするときに考えたほうがよいようだ。
本を書いています[HJ]。
第9章(pa)がなかなか引き締まらない。 …いや、でも地道に行きましょう。
本を書いています[HJ]。
第9章(pa)をプリントアウトして朱を入れる。ファイルに反映。プリントアウトして朱を入れる。ファイルに反映…。
久しぶりにリコーダー演奏を録音してみました。 今回は「一人でデュエット」に挑戦。
本を書いています[HJ]。
第8章(ba)をレビューアさんたちへ送付。感謝。
最終章である第9章(pa)に進む。
土曜日のせいか、 レビューアさんたちから何通かのレビューをいただく。 楽しく読ませていただいている。 何だかとってもうれしいなあ。
ε( v ゜ω゜) < TODOはどうなってますか。
以上ができたところで、編集部へ送付。脱稿となる。
本を書いています[HJ]。
第8章(ba)をもう一回、プリントアウトして朱を入れ、ファイルに反映した。
さらにもう一回、プリントアウトして朱を入れ、 ファイルに反映すればレビューアさんに送れるだろう。 たぶん今晩くらい。
本を書いています[HJ]。
第8章(ba)をプリントアウトして朱を入れ、 ファイルに反映した。不足していた図版を二つ追加して、 全体を読み直した。
本を書いています[HJ]。
第8章(ba)の図版を整えた。 とても楽しい。とてもとっても楽しい。 わくわくどきどきものです。 こんなに楽しくていいんだろうかというくらい楽しい。 そういえば、デザパタ本を書いているときもすごく楽しかった。 足を踏みならして「なんて面白いんだっ!」と言いながら書いていたのを思い出す。
神さま、神さま。 どうかこの本を完成させてください。 そしてこの本を必要としている方に、届けてください。 お願いします。 しかし、すべてはあなたの御手のうちにあります。 私の願いではなく、神さまのご計画がなされますように。 主に信頼し、イエス・キリストのお名前で祈ります。 アーメン!
本を書いています[HJ]。
第7章(ha)をレビューアさんたちへ送付。感謝。
第8章(ba)に進む。
レビューアさんたちからのレビューもぽつぽつとやってきている。 なかなか返信はできないけれど、楽しく読んでいる。 他の人の目って参考になるなあ。
本を書いています[HJ]。
朝起きて、 第7章(ha)で一度断念していた図版のアイディアが湧いたので描いてみた。 あっさりできた。何だったんだろう。睡眠は大事だ。 ということで、ページ数の問題を除いては第7章(ha)はほぼ完成。 またあとでばっさり削る節は出てきそうな気がするけれど、 まずは一区切りとしよう。
昨日の夜中、プリントアウトした第8章(ba)と第9章(pa)を何となく読んでいたら、 思わず引き込まれちゃって一気に読んでしまった。 すっごく、おもしろい。
——ライターズ・ハイ。
本を書くことにどっぷりつかっているから、 最近Web巡回をあまりしなくなったな。 他の人のテキストを読むよりも、 自分のテキストを読んでいるほうが楽しい。
——自家中毒。
本を書いています[HJ]。
第7章(ha)のTODOはいちおう解決。
ε( v ゜ω゜) < えー、もう?
まあいいから。
お化粧直しをしているうちに、また分量がふくらみ始めた。 ちょっと油断すると、あっというまにあふれてしまう。 ので、わりと思い切った削除を行い、全体を整える。 最初の形態とずいぶん変わってしまったが、 とりあえずはまとめに入る。 もう一割くらい削ればよいのだけれど、 何度も読んでいてよくわからなくなって来ているので、 いったん冷却しよう。 週末くらいにレビューアさんに送れるといいな。
あとやることは…と。
ε( v ゜ω゜) < わくわく。
はいはい、じゃリストアップしますよ。 大きなTODOだけどね。
本を書いています[HJ]。
第7章(ha)のTODOを解決中。
ε( v ゜ω゜) < 第7章(ha)の残りTODOは3個。
確かにきちんとTODOにすると把握が楽だな。
ε( v ゜ω゜) < でしょでしょ?
本を書いています[HJ]。
第7章(ha)の構成は落ち着いた。 解説文が増えちゃったので、また読み込む必要がある。 やるべきことの残りは以下。
ε( v ゜ω゜) < ねえ、やるべきことの残りってTODOだよね、ね?
まあ、そう言えるか。
ε( v ゜ω゜) < やたー。第7章(ha)の残りTODOは6個。
本を書いています[HJ]。
第7章(ha)の構成をずっと考えている。 やはり、中央部分の展開がもたもたしているのが気になる。 ためしにばっさり削除して、 ずっと以前に書いたメモを挿入してみた。 説明の論理がすべて逆転するけれど、話はつながることがわかった。 これで7ページ近く減ってスピード感がすごく増した。 よい感じ。
複雑な論理展開のある部分を解きほぐして図を描いた。 自分で描いた図をじっと見ているうちに、 「あっ、ここの説明文はこういう話だったのか!」 と自分で驚いてしまった。 荻上のリライトで驚いた笹原のようだ。 書いているのも驚いているのも自分だが。
この章に関する残り作業は次の通り。
ε( v ゜ω゜) < もしかして、僕の出番?
いや、それほどのTODOじゃないよ。
ε( v ゜ω゜) < ……つまんないな。
本を書いています[HJ]。
第7章(ha)をプリントアウトして書き込んだ朱は反映した。 しかし、どうもピンと来ない。 複数の主題を盛り込みすぎているからのようだ。 もっとぎゅっと絞りたい。
本を書いています[HJ]。
章の構成を考え直している。以下、暫定案。 イントロの第1章(se)をふたつに分ける。そして後半の難しい話題を新しい章(ro)にして、第2章(re)の後に移動する。 これまでの第3章(di)は比較的独立性が高いのと難易度が高いので、 親しみが持てる第5章(te)の後に移動する。 …このようにすると、(1)各章が短めになる、(2)やさしめの章が前に来るというメリットがある。 欠点は章が増えることくらいかな。
第3章(ro)と(ge)が両方ともM系なので、 間にT系を入れたほうがよいかもしれないけれど、 それだと、長くなりすぎ。 早めに(ge)までたどり着いてもらったほうが楽しいと思う。
M:第1章(se) --+--> M:第1章(se) (分割し、後半は(ro)に移動) T:第2章(re) --|--> T:第2章(re) +--> M:第3章(ro) M:第3章(di) -----------------------+ (後ろに移動) M:第4章(ge) -----> M:第4章(ge) | T:第5章(te) -----> T:第5章(te) | M:第6章(di) <-+ M&T:第6章(co) -----> M&T:第7章(co) T:第7章(ha) -----> T:第8章(ha) M&T:第8章(ba) -----> M&T:第9章(ba) M&T:第9章(pa) -----> M&T:第10章(pa)
ちなみに、これまで日記の中で、 章の後に二文字のショートカットをつけて記述してきたのは、 今回のような章の再構成があることを念頭に置いている。 章の再構成をしても、番号は変わるがショートカットは変わらない。
本を書いています[HJ]。
第7章(ha)をプリントアウトして繰り返し読む。
連休があったためか、 レビューアさんからのメールが続いて届き、 とても楽しい時を過ごす。 一つ一つ、なるほどなあと読む。 イントロの難易度調整は難しいけれど、 やっぱり必要そうだな。いったん最後までいったら検討することにしよう。 分割して多少順序を入れ替えるか、新たな章を起こして調整すればうまくいきそうな感じ。
最近は[HJ]をフルスロットルで書いている。 といっても、すでにがりがり書く段階は終わっていて、 むしろ読んでrefineする段階。
今回は毛色の違う本で、なかなかチャレンジが多いのだけれど、 学ぶこともたくさん多く、非常に面白い時を過ごしている。 本を書いていると、自分が知っていることは何で、 自分が大切にしていることが何であるかが暴かれていく (「暴かれていく」はちょっとおおげさかな。明らかになっていくという意味)。 自分が知っていることしか書けないわけだし、 大切にしていることを強調するわけだからそれは当然のことである。 ところが、文章の不思議なもので、 自分の中からでてきたはずの文章に自分が引っ張られるということがある。 つまり、書いているうちに自分が驚くようななにかが引き出されてくるのだ。 それはちょうど、真剣で楽しい会話と似ている。 しゃべっているうちに「ああ、自分はこんな風に考える人間なんだ」と気づかされる。 revealされるという感じ? その感覚がとても楽しい。
本を書いています[HJ]。
第6章(co)をレビューアさんたちへ送付。感謝。
第7章(ha)に進む。 2月23日までにレビューアさんへ送付予定……って、 予定と実際に送っている日付がまったく違うのはどうよ。
本を書いています[HJ]。
第6章(co)のお化粧直しはほぼ終わったのだが、 分量に頭を抱える。 内容は面白いんだけれど、他の章とのバランスが悪い。
本を書いています[HJ]。
第5章(te)をレビューアさんたちへ送付。感謝。
第6章(co)に進む。 2月22日までにレビューアさんへ送付予定。
本を書いています[HJ]。
第4章(ge)をレビューアさんたちへ送付。感謝。
第5章(te)に進む。 2月21日までにレビューアさんへ送付予定。
本を書いています[HJ]。
第4章(ge)のお化粧直しはほぼ終わり。 オンラインでけっこう直しておいたから、 プリントアウトしてからの修正は意外と少なかった。
おそらく今日の夜までには第4章(ge)をレビューアさんに送り、 第5章(te)に入る予定。
全体が第9章まであるから、現在おおよそ半分。折り返し地点。
本を書いています[HJ]。
第4章(ge)のお化粧直しは進む。 言葉を補っているうちにちょっと冗長すぎる状態になってきたので、 またプリントアウトして読みながら削ることにしよう。
先月末に刊行された拙著『Java言語で学ぶリファクタリング入門』が増刷になりました。 すごく早いですね。 ご購入くださった読者のみなさん、ありがとうございます!
本を書いています[HJ]。
最近はずっと執筆日記ですみません。 まあ、実情を反映した日記ですけれど。
第4章(ge)は1,2,3章に合わせて形式をととのえている状態。 編集部に現状報告用のメールを送る。
すごく楽しい。 やっぱり「書きたい本を書く」というのは最高だな。
本を書いています[HJ]。
第3章(di)をレビューアさんたちへ送付。感謝。
第4章(ge)に進む。 2月20日までにレビューアさんへ送付予定。
本を書いています[HJ]。
第3章(di)はちゃくちゃくと進む。 図もだいぶ書いた。 すごく楽しい。 この章はすでにかなり切り詰めて書いていたから、 ほんのちょっぴりだけふくらませることができる。 第2章の状況とは全く逆だ。 第3章は2月19日ころまでにレビューアさんたちへ送る予定だったけれど、 もっとずっと早くなりそう。 今週中には送れそう。 すごく、すごく楽しい。
BGM: J.S.Bach "Die Kunst Der Fuge" - Gustav Leonhardt.
本を書いています[HJ]。
第2章(re)をレビューアさんたちへ送付。感謝。
第3章(di)に進む。ここから先はだいぶ出来てるので、 お化粧直しと呼応のチェックと図の作成だけですむ…はずなんだけれどな。
第3章(di)は2月19日までにレビューアさんへ送付予定。
本を書いています[HJ]。
第2章(re)です。ばさばさと削除してかなり軽くなりました。 他の章との呼応もだいぶできたので、あとはお化粧直しの段階。 第2章を2007年2月15日ころまでにレビューアさんたちへ送る予定だったけれど、 もっとずっと早くなりそう。今週中には送れそう。
難易度の調整はきわめて難しい(難易度の調整自体が一番難易度が高い)けれど、 自分としてはすごく面白い。
本を書いています[HJ]。
まだまだ第2章(re)です。 中だるみしていた部分を切り詰めて修正。 余分な部分を切り取ってから読み返すと、 流れがスピーディになるのが良く分かる。面白いなあ。 今回はそのことを実感することが多い。 スティーヴン・キングは正しい。
本を書いています[HJ]。
第2章(re)の手術中。 さすがに修正が多く、なかなか終わらない。 現在の所、A4で3ページほど減った。 でもまだ長すぎる。
中途半端な時間に寝たので、 中途半端な時間に起きちゃった。
本を書いています[HJ]。
今日も外に出かけるので、プリントアウトの準備。 たくさん読んで書き込みしよう。 今日の目標は、第5章とだぶる部分を思い切って削除すること。 ただし、第5章へのイントロも兼ねるのですべては削除しない。 きちんと呼応させることを目指す。 あとは技術的なトピックで抜けている部分を埋める。 その際も、すでに書いている章との呼応を意識する。 一つ一つの例には自由度がある。その自由度を生かして、 他の例と、読者の心の底で共鳴するような例を構成しよう。 でもそれは(注意深い読者を除いては)意識にのぼらないようにする。 余計な呼応は集中の邪魔になるから。 三回くらい読んで、あ、これは?と気づくくらいがベストか。
本を書いています[HJ]。
今日も、連続した時間がとれそうだから、 腰を落ち着けて第2章(re)を書く。 といっても、材料はすでにファイル上にあるから、作業の手順は決まっている。 プリントアウトする、鉛筆を持ってそれを読む。 削除するところを斜線で消す。加筆すべきところに書く。 順番を入れ替えるところに矢印で「ここを入れ替え」とメモする。 数ページ分読んだら、書き込んだ紙を脇に置いてエディタに向かい、 ファイルに反映する。 これでワンセット。終わったら、ストレッチをしたり、 ぱらぱら本を見たりして、頭を冷やす。 少し休んだら、また鉛筆を持ってプリントアウトしたものを読む…。 この繰り返し。
* * *
(夜)
午後からは、外で子供を待っていたり、電車に乗ったりしている細切れの時間が多かった。 プリントアウトした紙をずっと持ち歩いて、メモしていた。 メモがたまりすぎて、ファイルへの反映が追いつかなくなっている。 まずは、はじめとおわりをきっちり押さえておく(反映をしておく)ようにする。 途中はまだ流動的だしね。
ファイルに反映するのがおっくうになる節というのは、面白くないことが多い。 面白い節は、書いている本人(私だ)自身が読み返したくなるので、 比較的スムーズに反映が進む。
現在のところ、まだ品質はそんなに高くない。 分量がオーバー気味なので、 第5章で触れているトピックに関しては、 第2章では思い切って削除したほうがよいかもしれない。
それはそれとして、あまりにも楽しいので、 本来の第2章(re)の目的である、書籍全体に必要な知識…という部分がおろそかになっているように思う。 もう少し具体例を増やしてイメージを捉えやすくしよう。 うん、ちょうど「思い切って削除」と「具体例を増やし」というのが分量的に一致しているようだ。
読み返してみると、第1章とも、第3章以降ともちゃんとつながっている。面白い面白い。 もっともっとぎゅうっと絞ろう。 こういう書き方、楽しいなあ。 まず、思うところをがんがん書いて、それから「これぞ」という要素を残してぎゅうっと絞る。 たぶん現時点で、第2章に関して、マスターファイルには最終原稿の1.2倍程度のテキストが含まれていると思う。 結城が第2章用としてこれまでに書いたテキストは、最終原稿の約3倍くらいかな。
子供を寝かしつけていたら、一緒に寝ちゃった。 夜中に目が覚めた。
第2章(re)の続きを考えていた。 章のまとめをまず書いた。 それから、ファイルの末尾にたまっていたメモを、 第2章の適切な節にとりあえず振り分けた。 私の頭の中にある情報はおおかたファイル上に展開された。 ファイルが覚えててくれるので、安心して頭の空間をフルに使って考えることができる。
本を書いています[HJ]。
今日は、少しまとまった時間がとれそうなので、 第2章(re)を初めから書いている。 でも、まだ完成原稿を作ろうという意識ではない。 先日までは、「この章にはこの話題が含まれるはず」と思って書いていた。 今日は「この場所にはこの話題が来るはず」と思って書いている。 要するに、集合を作ってから、その集合に全順序を入れるようなものである (集合に全順序を入れる、ってかっこよさげなフレーズなので使ってみました)。
* * *
アマゾンをチェックしたら、 『Java言語で学ぶリファクタリング入門』が590位になっていた。 先日まで約1000位だったのだが。 ちなみにこれまで結城の本のアマゾンベスト記録(瞬間風速)は34位。 デザパタ本です。
* * *
午前中が終わる。 第2章(re)を続けて書いている。 ぶっ続けで書いているので手が少し痛い。 ひとつの節が終わった。 実は音声認識の方が良いのかな。 口述筆記とか。音声認識や口述筆記でテキストがファイルに落ちてくれると、 いまやっているような作業は楽になるかも。 お昼を食べたら、続きの節を書く予定。 いまくらいの品質で章の終わりまで行けたら素晴らしいのだけれど、どうだろう。
* * *
夕方になった。 第2章(re)をプリントアウト。 全体の三分の二くらいまで話は進んだ。 枚数が超過しているが、これは当然。 これから濾過作業が必要になる。 すごく楽しい章。楽しくもあり、考えさせられる。 濾過作業として必要なのは、 題材の峻別、 個々の題材の深い解説、 そして、解説を越えた意味の創出 (って何を書いているかあなたは分かっているんでしょうか>自分)。 残りの三分の一を同じ品質で埋める前に、 章のまとめを先に書いたほうが良いかもしれない。 あとは夜中の仕事にしよう。
* * *
夕食後の休息の時間に、 第2章(re)と第3章(di)とのつながりをチェック。 それから第2章(re)と第5章(te)とのつながりがちょっとまずい(でも修正可能)ということを発見。 そうこうしているうちについついはまってしまい、 第8章、第9章と読んでしまった。 面白いっ!これ面白い本だなあ。 私の思考にあわせて磨いているから、 私にとってすごくしっくりくる流れになっている。 楽しい本。 ああもうっ、早く書き上げなくっちゃ!
* * *
何人かのレビューアさんから、第1章分に対する反応が返って来はじめました。 なかなか返信できないのですが、感謝、感謝です。 予想通りの反応をいただいた部分と、 そうでない反応をいただいた部分があって、 やはり、他者の目というのは大事な(興味深い)ものだなあと思います。 ありがたいことです。 ほめてくださるコメントもあり、誤りを指摘してくださるコメントもあり、 ここは良くない/まずいというコメントもあり、その多様さに感謝です。 いただいたコメントの、原稿への反映は、執筆が一段落してからになるので、 まずはいただいたコメントから反映予定分をピックアップして原稿ファイルに追加書き込みしておく。
本を書いています[HJ]。
第2章(re)を書き進めているのだけれど、 まだ順番には書いていなくて、とにかく思いつくことをすべてファイルにはき出している状態。 そしてプリントアウトして、さらに思いつくことをすべて追加する。 そうこうしているうちに、この章でやろうとしていた「他の章に必要な情報の簡便な提示」 という方針がより明確になった。 最初は単純にリストアップというか、 便利帳的に概念を列挙すればよいと安直に考えていた。 でも、そうではない。それはつまらないのだ。 そんなリストは読みたくない。 たとえ、情報の提示にすぎなくても、 そこにはある種のストーリーというか、流れが必要なのだ。 はじめはぼんやりしていて、だんだんフォーカスがあたっていくような、 そういう解きほぐしが必要なのだと気づいた。 そう気づいてから加速度的に理解が進んできたようだ。 もう少し深めてみよう。
第2章ががっちり固まれば、 もうすでにおおかた出来ている第3章〜第9章のお色直しもうまくいくと思う。 最初は各章の間に緩衝材のようなページが必要かと思っていたけれど、 もしかしたら不要かもしれない。…いや、それは言い過ぎか。 もっと考える必要がある。
あなたのご意見・感想をお送りください。 あなたの一言が大きなはげみとなりますので、どんなことでもどうぞ。