> 結城浩の日記 > 2008年10月 | 検索 |
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アンビグラム作家のigatoxinさんが、 『新版暗号技術入門——秘密の国のアリス』を記念してアンビグラムを作ってくださいました。 いつものように、驚くべき構成です。ぜひごらんください。
igatoxinさん、ありがとうございます。
大学生の読者さんから、 『数学ガール』への感想をいただきました。 ご本人の許可を得て、公開させていただきます。
ありがとうございます!
読者さんから
最初に「数学ガール」をしったのはついこの間、ネットサーフィンをしていた時でした。 自分自身が数学が好きな理系の女子学生ということもありまずタイトルに引かれ、 次に内容の説明をよんで「小説なのか、参考書なのか?」という疑問を抱きつつとても興味を持ちました。
今日本屋さんで実物を手にして最初の数ページを読んだだけで、はまってしまいました。
問題はまず自分でも考えて、納得いかないところは自分で式を書き下してみて・・・
改めてなっとくすることの大切さ、楽しさを知りました。最近の勉強では忘れていたことです。
あと、大学でつまずいたところも分かりやすく解説してありました。 公式が複雑になるほど、単に暗記するだけになっていたんだなぁっと反省。
これからは数学ガールを見習って、今している勉強もなっとくいくまでやってみます。
結城から
メッセージありがとうございます。 リアル数学ガールですね。
興味を持っていただけてうれしいです!
2008年11月の終わりごろに発売される『新版暗号技術入門——秘密の国のアリス』の無料プレゼント企画を行っています! どうぞ、お早めにご応募ください!
今日はまだまだ月末繁忙期。連載原稿を書いています。 とりあえずプログラム書きは終わりました。 画面もキャプチャしました。 あとは図と文章を書けば終わりです。
明後日、つまり2008年10月29日(水)に恒例の書籍「無料プレゼント」のアナウンスを 結城浩のはてな日記のほうで行う予定ですので、 どうぞご期待ください。
先日のメールアドレス変更で、まったくspamがなくなりました(当然)。 たいへん快適です。
午前中は礼拝。感謝。 淡々とした喜びって矛盾しているようですけれど、ありますよね。 普通の日が流れていく感動とかね。
そういえば最近あまり日曜日のお昼寝をしない。 午後からは本を読んだり、書き物をしたり。
家内が朝、新聞を読みながら「なかなか『数学ガール』載らないわねえ」と言う。
私は「え、何に?」と答える。
「書評欄。日曜日の朝日新聞の【読書】のページを毎週楽しみに読んでるの。『数学ガール』今週は載るかな、載るかなって」
「…載らないと思うよ」
「そう?なんで?」
「いや、特に理由はないけど…。載ったらすごいね」
あまりにもspamが多いので、メインのメールアドレスを変更しました。
ドメインは自分で持っているので、メールアドレスを新たに作ることは難しくありませんでしたが、 お知らせとかメールソフトの振り分けとかを考えるとどうにもおっくうで、変更をはじめるまでにとても時間がかかってしまいました。 以下、変更手順。
メールアドレスのお知らせが必要な人に網羅的にお知らせしなくちゃ!と思ったけれど、 あまりにも多すぎて、それはとうてい不可能だと悟りました。
なので、古いメールアドレスも継続して巡回。 頻度を少しずつ下げていくという方向で対応。
2008年11月22日に発売予定の『数学ガール』コミックスの「あとがき」を編集者さんに送信。
あっというまに金曜日。一週間過ぎるのがはやいはやい。
2008年11月22日に発売予定の『数学ガール』コミックスのお仕事。 それから、連載原稿のお仕事。 それに、次に出てくる本の表紙のチェック。 そして、その次の本の勉強と執筆。 月末繁忙期に突入。
プリントアウトした第三章の朱をファイルに反映。 書き込みというよりも、節の移動が多い。 この話題はあそこに移動。この話題は別の章に移動。 そういう指示だ。
……と、昨日と同じような仕事をしながらも、 章の形が整ってくるのを感じる。 でも、またぼんやりとしている。 各章の「問いと答え」にフォーカスがあたっていないからかもしれない。 最初から全貌が把握できるわけではない。 藪を切り開き、道を整え、少し高台に立ってはじめて「こういう風景だったのか」とわかる。
最初から二歩先を歩むことはできない。 具体的に一歩進んで始めて、さらに次の一歩へ進むことができる。
プリントアウトした第二章の朱をファイルに反映。 書き込みというよりも、節の移動が多い。 この話題はあそこに移動。この話題は別の章に移動。 そういう指示だ。 すでに第二章の分量は章としての分量の二倍くらいになっている。 そろそろ、もう一度頭から書き直そうかな。 今週はそれと並行して、第三章も読み進めてみようか。 それから最終章も再確認したほうがよいかも。
何だか、絵を描くのに似ている。 細部をきちんとかくことと、 全体を整えることを並行してやっている。 全貌を把握してから書くわけではない。 描いているうちに全貌が把握されていく。
午前中は教会で礼拝。午後からは本を読む。 最近は夜、食卓で仕事をしている。
放置する前に、第二章をもう少しいじってみることにした。 プリントアウトしてみて、ごちゃついているのをシンプルにすればいいと気づく。 そこで、三つのテーマをばらばらに出すのではなく、まとめて最初に出すように修正。 いけそうだ。 予想通り、今週書いた文の大半は捨てる。でも方向性は見えたかな。 やはり頭で考えるだけではわからない。実際に書いてみないと。 ついでに、長男をつかまえて、いま考えていることを話した。 話すと自分の中で内容が整理される。 さらにシンプルにできることが判明。 なかなかうれしい。
今週は、[FN]の第二章を考える週だった。
この章のテーマを深く考え、参考書を読み、例を考え、章の構成を考え、試しに少し書いてみた。 書き始める前には、自分がかなり理解したからすらすら書けると思っていた。 でも、毎度のことながら、実際に書いてみるとそううまくはいかない。 表現の点でも、内容の点でも、思ったようには進まなかった。
たぶん、今日書いた文章はすべて捨てることになる。 でも、たとえそうであっても、その文章は今日書かなくちゃいけなかったと思う。 結局は、本の中に収録されない文章であったとしても、 それを書くことは決して無駄ではない。 書いてみないとわからないことがたくさんあるからだ。
それはそれとして、次の一手をどうしようか。 いちばんよく把握していると思っていた章がこんな感じだとすれば、 もう少し全体像を見てからのほうがいいかもしれない。 第二章のぐちゃぐちゃはこのままにしておき、 来週は第三章に進んでみることにしようか、と思っている。
今日は、参考書を読んで勉強し、考えるお仕事をしていました。 最近はあまりWeb巡回をしていないです。 Web巡回して情報収集するよりも、本を読んで考え、書き物をしているほうが楽しいからかもしれません (基本的に私は楽しいことしかしていないかも。恵みに感謝)。 Web巡回って、一ヶ月に一回くらいでいいのかもしれませんね。
新宿紀伊國屋書店で数学の棚に行きました。 おお『数学ガール』と『数学ガール/フェルマーの最終定理』が平積み!感謝!
で、ふと「数学セミナー」に目がとまりました。ふむふむ…と目次を読んでいると、 数セミブック・プラザに『数学ガール/フェルマーの最終定理』の文字が(p.89)。きらりーん☆ 「本のベスト10●有隣堂書店ルミネ横浜店」で、1位に『数学ガール/フェルマーの最終定理』が、4位に『数学ガール』がランキング入りしていました。 ベスト10に『数学ガール』シリーズが二冊入っているとは…感謝です!
tinyurl.comで、別名がつけられるって知ってましたか? たとえば『数学ガール言及リンク集』には、結城は girlref という別名をつけています。 ですから、
というURLで、『数学ガール言及リンク集』にリダイレクトされます。
今日もいろんな出来事があった一日だった。
…っていう一行は、いつでも日記に使えそうだな。
今日はちょっと驚きのできごとがありました。 今年中にはアナウンスできると思います。
それから、現在の最前線の仕事の校正をぱたぱたと。 編集部から送られてきた疑問に答えるお仕事。 まあこれはさくっと終わりました。
それから、次の本のお勉強。 コードネームはまあ適当に[FN]とでもしておくことにしますか。 今週は、おそらく[FN]の第二章となるべき部分の勉強をやっています。 すごく楽しい。 つくづく、本を書く仕事というのは楽しいなあと思います。
2008年11月22日に発売になるコミックス『数学ガール』のお仕事を少ししました。 しかし、時の流れというのは早いものですね。この間コミックフラッパーで連載がはじまったと思ったら、 もうコミックスになるとは。 日坂水柯さんに編集者さん、お疲れさまです。 ビーケーワンや livedoor BOOKSにはあるけれど、 まだアマゾンには予約が出ていないみたい。
今日は日曜日。午前中は礼拝。 午後からたっぷり読書三昧。 勉強って楽しいですね。
あらら、気がつけば、もう土曜日です。 リコーダーでも吹きましょう。 今日は、O Sacred Head, Now Woundedという曲を吹きました。
一週間が早いなあ。 今日は日曜日。 午前中は礼拝。 感謝。
お昼は家族みんなで久しぶりにラーメン。 何だかお腹いっぱい。
午後からのんびりしつつ参考書を研究。 ちょっと何かをつかんだかも。 それから今月のお仕事になっている原稿読み。 だいぶはかどる。3/4くらいは終わった。
昨日公開した演奏の感想メールがいくつか届く。 ありがとうございます。
久しぶりに「結城浩のリコーダー演奏」を更新。 グリーンスリーブスを演奏してみました。
最近ばたばたしていて日記を書いていない。 今週もよく働きました。感謝。 勉強する本をたくさん読みました。 編集部からやってきた校正紙も読んでいます。 プログラムも書きました。 文章も書きました。 読者さんからたくさん感想のメールが届いてうれしいです。 …最近は、そんなところですかね。 何はともあれ、いつも喜び・絶えず祈り・すべてのことに感謝しつつ歩みましょう。
ある読者さんから、 『数学ガール』および 『数学ガール/フェルマーの最終定理』への感想をいただきました。 ご本人の許可を得て、公開させていただきます。
ありがとうございます!
読者さんから
はじめまして
突然のメールで失礼とは思ったのですが、どうしても読み終わった後の 素直な感想を伝えたくメールさせて頂きました。
「数学ガール」「数学ガール/フェルマーの最終定理」と続けて読ませて頂いた、素直な感想は、 数学の美しさ・素直さ・真っ直ぐさetcに魅了されました。 それでいて、時に見せる意地悪さや、捻くれ具合には、どこか人としての一面も見え、 “好きな子の事をもっと知りたい!!”という気持にも似た感情を持ちました。
学生の頃は、数学が嫌いで授業は貴重な睡眠時間(もう時効ですよね?)でした(笑)。 卒業後も、数学とは程遠い生活だったのですが、 プログラマという仕事柄、アルゴリズムをもう少ししっかり勉強しようと思い、 数学にも興味を持ち始めたところ、著書の2冊に出会いました。
最初はどこか、仕事の為という気持ちもあったのですが、読み進めるうちに、 「僕」や「ミルカさん」の展開する数学の世界に引き込まれていきました。 どこか異空間なんですが、それでいて居心地のよいキレイな空間にいるような感じでした。 数学ってこんなキレイな世界を創っているんだと、初めて感じました。 内容は、わかりやすく、また、「僕」「ミルカさん」「テトラちゃん」「ユーリ」の人物の 淡い恋愛物語も楽しめ、一気に読了してしまいました。
次は「プログラマの数学」を手にしようと思います。
最後になりましたが、「数学ガール」「数学ガール/フェルマーの最終定理」を 書籍化していただきありがとうございました。 数学の未知なる世界を感じさせていただけたことに感謝しております。 これからも、素敵な世界への道案内よろしくお願い致します。 寒くなっていく時期ですので、お体に気をつけて下さい。 貴殿のますますのご活躍を期待しております。
結城から
ご愛読ありがとうございます。また、応援メッセージも感謝です。
「どこか異空間」それでいて「居心地のよいキレイな空間」という感覚はよくわかります。 確かにそんな感じがしますよね。 結城自身も、彼・彼女たちの様子を文章に書きながら、 数学を味わい、とても楽しい時を過ごしていました。
今後もぜひ応援くださいね。 フィードバックありがとうございました!
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