> 結城浩の日記 > 2009年6月 | 検索 |
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第9章を固める作業。 第10章が大物なので、ここはさらっといくはずなのだが、 現在膠着状態が続いている。 うーん…。 こういうときは、たいがい、全体をいっぺんに書こうとしているときだ。 だから、部分部分にわけて考えよう。 ということで、第二節にしぼって考えることにしよう。 うん、では、明日は第二節を進めるということに決めた。
第9章を固める作業。 ずっと考えてきたグラフを描く。 でも、描いてみるとふさわしくないように思えてきたので、この案は没。 さて、どうしたものか。
どうしたものかといいながら、 以前朱を入れたままになっていたものをファイルに反映。 リファクタリングと一緒で、一歩一歩が大切。 そのうちに、全体の品質がいつのまにか上がっていく。
ひとりで本を書くというのは、意志決定が早いので楽だなあ。 これ、もしも、誰かにおうかがいを立てないといけないなら、 いろんなことが滞ると思う。
今週中に第9章は終わるんだろうか。 よくわからない。 すでに30ページに達してるんだけれどね。
第9章を固める作業。 といっても、グラフの調整で何時間もかかっている。 とほほ(←実際は、とほほとは思っていない)。
しかし、現在のこのペースで続けていったら、 第三節あるうちの第二節がなくなってしまうのではないだろうか。 おかしいなあ。 この章はわりと軽やかな章になるはずなのに。
まあいいや、書いてから考えよう。
数学ガールの「僕」が教えてくれた、 《例示は理解の試金石》というのは、 ほんとうにそうだなあ。 いきづまったら、とりあえず「たとえば」と書いて腕組みをする。 そこから先を書ければ理解している。書けなければ理解していない。
しかも、彼は単に「例」といわずに「例示」といってる。 他者を意識してるのかも。教えるための例か…。 って、日記を充実させる前に、本を充実させよう。
レビューアさんへ謝辞の許可(名前を掲載してもいいですか)を求めるメールを出した。
現在『数学ガール/ゲーデルの不完全性定理』を執筆している。 だいたい並行して三つの作業をしている。
「固める」最前線は、現在第9章。 レビューアさんに送っていない最前線だ。 頭が一番クリアな時間(つまり朝)に書くのがここ。
「朱を入れる」最前線は、現在第10章。 以前ざくざく書いたものを読み返して、 朱を入れる。時間ができたところでファイルに移す。 第9章をレビューアさんに送信したら、 この第10章を「固める」ことになる。
「反映する」最前線は、現在第3章。 レビューアさんからの指摘を検討して、自分なりに咀嚼して反映する。 可能な限り「このまま出版されても文句は言えない」という気持ちで仕上げていく。
三つの作業は独立しているのだけれど、 面白いことにときどき呼応することがある。 ちょうど、ある周波数の音が鳴ると音叉がひとりでに鳴り出すように、 複数の章が響き合うことがあって楽しい。 そういうところを私が(いわば偶然に)発見したら、その響きを整えておく。 響きが弱いようなら、少し強調し、 響きすぎるようなら、少し抑えめに。
いつかどこかで、このページを開いた読者の心に、 同じ音が最も美しく響くようにと願いながら。
今日も一日ありがとうございました。
また新しい週がはじまりますね。
もうちょっとで7月…。
何だか、はやいなあ…。
ではでは、おやすみなさい。
私「やっと第9章に入るよ」
家内「いつできるの?」
私「そのうち」
家内「へえ」
私「ここからだんだん大変になる」
家内「どうして?」
私「いままで伏線ひいたものとか、難しいから先送りにしたものを解決しなくちゃ」
家内「?」
私「伏線がどう回収されるか、考えないで書いてるし」
家内「え? 考えないで書いて、最後どうするわけ?」
私「なんとかつじつまがあうことを期待するというか、がんばってつじつまがあうように考える」
家内「本を書く人って、みんなそうなの?」
私「他の人は知らない。いちおうざっとは考えているけれど、ほんとうに最終章でどうなるかはよくわからない」
家内「へえ…」
私「まあ、どうしても回収できなかったら前の章に遡って直すけど」
家内「ねえねえ、もしかして、こういう創作裏話を直接聞ける私って、うらやましがられる立場?」
私「うーん、そんなことないと思うけど。どうだろね。っていうか、裏話ってほどでもないじゃん」
家内「そうか、そうね」
Wikipediaに「数学ガール」の項目ができていました。 いつものように「数学ガール」を検索していて発見。
すごく充実している内容に驚くばかり。 項目を立ててくださった方に感謝します。
登場人物紹介もおもしろかったですけれど、 ページ下の方にある「作中に登場する数学のトピック」の列挙にも感慨深いものがあります。 ずいぶんたくさんのトピックが登場しているものだなあ…と。
追記:
書いてくださったのは、 id:shiumachiさんという方のようです。
午前中は礼拝。教会からの帰りに靴屋さんと本屋さんに寄る。 家に帰ってから、ぐっすりと眠る。 天気が悪いせいか、疲れているのか、数時間眠る。 雨が上がって目が覚めたから、天気のせいが大きいのかもしれない。
『数学ガール(下)』のあとがきを書きました。
コミックス(下)のあとがきを書いている。 書いているうちに膨大になってしまった。 短くしなければ。
レビューアさんに第7章改訂版を送付。
第7章。
第7章、プリントアウトして読み朱を入れる。 それからファイルに反映する。
一昨日の方針通り、第7章をきちんと固める方向で進む。 やっと最後の節が埋まり、 第7章がまがりなりにも最初から最後までつながった。 あとはこれを磨けばいいはずだ。 今週の末までには、改訂版第7章をレビューアさんに送れるだろうと思う。
第7章が固まったなら、第10章の責務も自ずからはっきりする。 それがはっきりしたら、第9章が書けるはず。 でも、第9章はフリーダムでいきたいな(意味不明)。
昨晩の方針通り、第7章をきちんと固める方向で進む。 また、不用意に書きすぎていた部分もばっさり削除。 なかなかいい感じ。 やっぱり、たくさんのことを一度にやろうと思うのはよくないね。 まずは、○○○に集中しよう、としてそこに全力を注ぐのがよい。 本を書く場合、浅く広くというのはあまり役に立たない。 自分の自慢のために本を書いているのではないし、 自分の言い訳のために本を書いているのでもない。 読者に届けたい部分、本質的で魅力的な部分をしっかり切り出して、 ウソにならないように注意しつつ、きちんと磨いて、提示しなくては。 読者の視点、読者の視点。 文章は、読者の気持ちになって書かなくては。
うーん、なかなか難しいな。 第7章の新規部分と、第10章の構成と…いかんね。 まずは第7章をきちんと固めるべきだね。 こう進めていこう。
でも、今週はコミックスのあとがきと校正などがあるから、 あまりたくさんやろうと考えないほうがよい。 第7章をじっくり固めることにしよう。
今日は第7章の修正。 先週の私の進展をベースにして、第7章をあちこち手直し。 第9章に中途半端に入れるよりは、腹をくくって第10章に全部入れるかもしれない。 なぜ腹をくくるかというと、第10章がすごく長くなりそうだから。
それと並行して、レビューアさんからの指摘反映を行う。
トドちゃん、レビューアさんの反映残数は?
ε( v ゜ω゜) < No.03から順に 1, 8, 0, 0, 0, 8 合計 17 個
午前中は礼拝。お昼寝してから奥さんと散歩。 それから原稿を少し読み、 2009年7月23日(来月23日)に発売のコミックス「数学ガール」下巻のための校正。 あまり数学部分の修正はなかった。 連載時に修正済みだったからかもしれない。 テトラちゃん可愛い。
中学二年生の女の子の読者さんから、 数学ガールシリーズへの感想をいただきました。 ご本人の許可を得て、公開させていただきます。
ありがとうございます!
読者さんから
はじめまして。
「 数学ガール」「 数学ガール フェルマーの最終定理」2冊とも一気に読みました。
現在中2でユーリと同い年なので、勝手にユーリをライバルにしちゃって数学に日々打ち込んでます
(・v・*)
私も「僕」みたいなお兄ちゃんがいたらよかったのになぁ…。
あと、ミルカさんとの恋の行方も超超気になります!!
そして今は「数学ガール」が私にとっての最高のテキストです。
第3巻楽しみにしてます。頑張ってください☆
結城から
感想ありがとうございます。
あ、ほんとにユーリと同い年…。 リアル数学ガールさんですね。
数学も、毎日の生活も、元気に頑張ってくださいね!
応援もありがとうございます。
毎日どっぷり執筆活動をしています (^_^;
別便でいただいた「数学ガールは私が大人になるまで持っていたい本ナンバー1」との言葉も、 著者として、とてもとてもうれしいです。
あなたの「夢」のことも、お祈りしていますね。
とても進展した。 何が進展したかというと、私の理解。 本質的な部分のうち、 いままで理解していなかった部分をいくつか理解したと思う。 たいへんうれしい(と淡々と書いていますけれど、足を踏みならさんばかりに喜んでいます)。
ただし、その影響範囲が大きくて、第10章に収めるのは難しいかも。 書きかけだった第9章の大半をばっさり捨ててそこに入れるか?
第 7章 ○△○ 第 9章 △△○ 第10章 △△△△△△△ ○=できてる △=書きかけ
↑の状態から、↓の状態に変わる感じ。
第 7章 ○★○ 第 9章 ★★○ 第10章 △△△△△★△ ★=今回の進展の影響を受ける部分
うーん、悩みどころだ。 でも、これで、かなり「つかんだ」と思うなあ。 少なくとも、本に直接書く内容についての大きな問題はないと思う。 …たぶんね。
感謝、感謝。
トドちゃん、レビューアさんの反映残数は?
ε( v ゜ω゜) < No.03から順に 1, 8, 0, 0, 0, 30, 0, 0 合計 39 個
No.08(第7章)はあとでまとめてやるからね。
ε( v ゜ω゜) < そうですか。
ずいぶん以前になりますが、 数学ガールシリーズの 第二弾『数学ガール/フェルマーの最終定理』に三十代男性の読者さんから感想をいただきました。 ご本人の許可を得て、公開させていただきます。
ありがとうございます!
読者さんから
初めまして。タイトルに惹かれてジャケ買いのように買い、 読ませて頂きました。
Simon Singhの著書を先に読んでいたのですが、 こちらはむしろ数学的観点を1歩踏み込んだ作品として読むことができました。 その日に予定していたスケジュールを全て吹き飛ばして読みふけってしまいました。
フェルマーの最終定理に心惹かれていたのも事実ですが、 淡いストーリーに惹かれたのは、自分が数学大好きな人であったにもかかわらず、 こんな放課後が欲しかったと思う、 いいオジサンになってしまったからなのかもしれません(汗)
次回作も期待しています。…と、その前に前作も読ませて頂きますね。 数学萌えに再び火が点きそうです。
稚拙な感想にて失礼いたしました。
結城から
こんな放課後、あったらいいですよね…。
私も、「僕」がうらやましいです (^_^;
スケジュールを吹き飛ばしてまで愛読していただいたのですね。 ごめんなさい。でも、うれしいです。
なお、現在は 第三弾を執筆中です。こちらもご期待ください!
今日一日でとても大きな進展があった。
とても重要なポイントを理解できた。
いままでわかっていなかったことがわかった。
ちょっと「つかんだ」かも。
たぶん、正しい理解だと思う。
文章にすることができたから、私も理解しているんだと思う。
でも、その文章はまだ、とても読みにくい(^_^;
。
今日は大きな進展があった。 第10章の重要なポイントをフォローできた。 しかもそれは、第7章の調整に使えそうな感じがする。 うまくいけば、第7章が第10章の一部分を担ってくれるかも (と淡々と書いているけれど、けっこう心ではガッツポーズ)。
正しさと読みやすさのバランスは難しいと感じる。
正しいけれど読みにくいものを、 正しさを損なわずに読みやすくするのは易しい。
正しくないけれど読みやすいものを、 読みやすさを損なわずに正しくしていくのは難しい。
それは「わかっていなければ書けない」ということにも通じる。
正しいことが何かわかっているならば、 文章の中から、本質的ではないことを何とか見つけて省略することができる。 本質的ではないことを省略すれば、正しさをそれほど損ねずにしかも読みやすくなる。
逆に、読みやすいけれど正しくない文章を正しくしたいとしよう。 しかも、読みやすさをそれほど損ねずに。 これは難しい。 正しくするために記述を追加していくと、どんどん読みにくくなるからだ(それが普通だ)。
正しくするために記述を削ることはあるだろうか。 つまり、文章の中から、間違った記述を削るわけだ。 でも、その間違った記述が読みやすさを支えていたりするから困る。
読みにくいものは、誤解される可能性も高い。 そうすると、たとえ文章として正しくても、 読んだ読者の心の中には正しくないものが構築されてしまう危険性がある。
要するに、書きたいことのうち、正しくて本質的なものをよく選び、それを書く。 それが、正しくて読みやすい文章を書く方法なのではないかと思う。
…何だか当たり前の結論だな。
それから読み返してみると、論旨も少し変だ。 でも、この日記の文章の品質を高める時間を、 本の品質を高める時間に向けたいので、 特に修正はしない。送信、送信っと。
今日もよく働きました。感謝。 第7章の調整、第5章、第8章、第9章、第10章のファイル反映。
第10章のファイル反映。第7章の復習。
トドちゃん、レビューアさんの反映残数は?
ε( v ゜ω゜) < No.03から順に 3, 8, 3, 8, 0, 30, 0, 2 合計 54 個
第8章〜第10章を読んで朱を入れた。ファイル反映はまだ残っている。
トドちゃん、レビューアさんの反映残数は?
ε( v ゜ω゜) < No.03から順に 3, 10, 12, 17, 8, 30, 0, 2 合計 82 個
今日も 『数学ガール/ゲーデルの不完全性定理』の第9章を書いています。 毎日毎日よく飽きないなあと思います。 でも、少しずつ少しずつ進んでるんですよね。 ほら、いつのまにか第9章まで来てる。
今日は第一節をていねいに固めています。 図が10個近く入りそう。
第二節、第三節はプリントアウトして、朱を入れて、ファイルに反映(こればっかり)。
もちろん、自分の本が書店に並んでいるのを見たり、 本が売れて収入になるのはうれしいことです。生活の支えですからね。 でも、きれいごとに聞こえるかもしれませんけれど、 本を書くという仕事は、お金だけではないように感じています (どんな仕事もそうかもしれませんが)。 自分が会ったこともない人に、 本を通してメッセージを伝えられるってすてきだと思います。 そこでいつも思うんですが… たくさんの人に届くことは大事。 でも、ひとりひとりに届くというのが極めて大事。
メッセージは、パーソナル。
わたしはいつも「あなたひとり」に向かって本を書きたい。
第9章を読み返す。 プリントアウトして、朱を入れて、ファイルに反映する。
第9章は三つの節からできている。 第三節は以前から書いていた。 第一節と第二節をざくざくと書いた。うまくいけばこの方向で進めるはず。
レビューアさんからの指摘の反映も順次やっていこう。 さ、トドちゃん、出番だよ。反映残数の管理、よろしく。
ε( v ゜ω゜) < No.03から順に 3, 10, 12, 17, 15, 33, 0, 8 合計 98 個
午前中は礼拝メッセージ。午後からお昼寝。 疲れているのか、長時間眠る。文字通り安息日。
今日は何だか暑い日。 教育関係で出かける用事があったので、 第9章と第10章をプリントしたもの(すでに100ページある…)を持っていき、 電車の中で朱を入れる。 しかし、第9章と第10章はまだまだこれからという感じ。
ということで第8章をレビューアさんに送付。 ちょい乱れている部分はあるけれど、なかなか面白い章。
そして、第9章に入る。
今年の二月に 『数学ガール』への感想を送ってくださった受験生の読者さんから 合格のご連絡をいただきました。 ご本人の許可を得て、公開させていただきます。
ありがとうございます!
読者さんから
こんにちは、 以前数学ガールの感想をお送りしました読者です。 ご報告が遅れましたが、無事大学の数学科に合格して、春から大学生になりました。
一人暮らしに追われて、合格祝いに買った 数学ガール/フェルマーの最終定理を昨日読み終えました! 1冊目よりこちらの方が難しく感じましたが、なんとか数式を追えました。 新しくユーリちゃんも加わって、さらに面白かったです。 それぞれの登場人物ごとに得手不得手があって、読んでて分かりやすいですね。 ユーリちゃんの前提に対する鋭さとかテトラちゃんの言葉に対するこだわり…そしてミルカ様凄すぎます!! 周りの人がギャラリーになってしまうくらい素晴らしいお話、なんでこんなに上手に説明できるんだろうと尊敬します。
数学ガールを読んだことで、大学の数学の授業で、あ!これ本に書いてあったことだ みたいな嬉しさが多々あります。 大学の数学は、やっぱり面白いです。 友達にもバリバリ数学ガールをお勧めしちゃってます♪
最近塾のバイト始めました。教えることの難しさを猛烈に感じていますが、数学が好きになってもらえるように、頑張りたいなって思ってます。
では、 数学ガール3、楽しみに待ってます!!
結城から
合格おめでとうございます!
うれしいお便りありがとうございます。よかったですね〜。
数学に限らず、ぜひ、広く深く勉強し、充実した学生生活をお送りくださいね。 教えるバイトもいいですね!
第8章の第三節をさらにがしがし進める。 さらに盛りだくさんになったけれど、 ばんばん削除もしているので、34ページのまま、据え置き。 うん、明日まで第8章が仕上がりそうな気分になってきた。
第8章の第三節をがしがし進める。 うーん、盛りだくさんすぎるか。 現在34ページ。
水曜日、第8章の第三節を進める。 プリントアウトして朱を入れファイルに反映。 うーん、今週中に第8章はレビューアさんに送りたいのだが…。 少々疲れ気味なので、第4章に少し手を入れる別作業で気分転換。
先日の、数学セミナーのインタビュー記事の全文Web公開は、 思いがけずたくさんブックマークされてうれしかったです。
それから、メールアドレスが書かれていなかったのでここでお返事しますが、 先日フィードバックフォームのほうから感想を送っていただいた「算数も数学も読書も苦手」とおっしゃる方、 すてきなメッセージを感謝します。 学業を離れて久しいけれど、会社に1巻、家に2巻を置き、好きなときに開いて、 自分で計算もしてみて、すごく遅いペースですが再読しているとのこと、 著者冥利につきる感想です。 いろんなチャレンジ、応援していますね!
Enjoy!
火曜日、第8章の第二節を進める。 プリントアウトして朱を入れファイルに反映。 少々疲れ気味なので、第3章と第9章に少し手を入れる別作業で気分転換。
「数学セミナー」誌2009年1月号に掲載されたインタビュー記事を公開しました。 インタビューでは、『数学ガール』にまつわるお話をたっぷりさせていただきました。 ちょっとした裏話や、執筆で工夫した点などにも触れていますので、 数学・教育・書籍執筆に関心のある方には、特におもしろい話になっていると思います。 よろしければお読みくださり、Webなどで宣伝していただければ感謝です。
公開にあたり、ご快諾いただいた「数学セミナー」編集部さんに感謝します。
ご連絡が遅れましたが、 日坂水柯さんの『数学ガール 上』コミックスがまたまた増刷になりました。 今回で第5刷になりますね。 応援してくださるみなさまに心から感謝します。
また、2009年7月23日には、いよいよ『数学ガール 下』コミックスが刊行されます。
ネットで検索していると、とてもたくさんの方が下巻を「購入予定コミックス」に
入れてくださっていますね(予定表にφ(._.)メモメモ
)。
ありがとうございます!
月曜日、第8章を進める。 まずはざっと書く。 それからプリントアウトして朱を入れファイルに反映。 そして、図を何点か描く。 第一節、第二節、第五節はだいたいできたと思う。 第二節と第三節はまだまだこれから。
午前中は礼拝。お昼は長男とケンタッキー。 お昼寝をして、午後はゆっくり過ごす。
鏡音リン・レンの曲を公開します。
複数のレビューアさんから第7章にご指摘がいろいろ。 微妙なまちがいから大きなまちがいまで多数。 自分の理解がおよばずに間違っているところと、 自分は理解しているんだけれど表現が不適切なために間違っていると認識されるところと、 いろいろある。 でもどちらにしても、適切な形への修正が必要になる。 で。 何よりもありがたいのは「ここはおかしい」や「これはまちがい」と指摘してくれる目があるということだ。 レビューアさんに深く感謝!
第8章に入った。 しかし、すでに36ページになっている。 目標30ページなのに! このまま膨らませたらたぶん60ページくらいになる。 感じとしては、まず15ページくらいをばっさり捨て、じっくり書き込んで36ページにもどって、 そこからさらにこりこりと削っていく感じかなあ。
第7章が重めだったから、第8章は少し軽めに行きたい。 そううまくいくだろうか←いきません。
第8章と第10章は方針が固まっている。 問題は第9章である。 各章からの矛盾を突きつけられているこの章、 落としどころはまだまったく見えていない。 でも、第8章を書いてから考えることにしよう。
第7章ができた。 とても素晴らしい。 感謝しつつ、レビューアさんに送付。
この章を書くまで、私はいろんなことがわかっていませんでした。 わかっていないから時間がかかっていたのでしょう。 何かを理解したいと思ったら、それについての本を書くことをお勧めします。 …ええと、少なくとも私と似ているようなタイプの人にはお勧めします。
それにしても、ミルカさんは賢い。
私は、ミルカさんに多くのことを学んでいます。
水曜日になった。今日も、第7章の第二節を書いている。 やっとのことで、第二節の最後までたどりつき、 第7章の頭から終わりまでつながった。40ページ。 やれやれ…。 まずいところや修正点はたくさんあるけれど、全体とのバランスもあるから、 ある程度読み返したらレビューアさんに送って第8章に進もうかな。
火曜日の夜になった。当然、第7章の第二節を書いている。 でも、かなり形になってきた。どきどきだ。 形が見えてきた分、あらも目立ってきた。 現在39ページ。 残っているのは、31ページ目からの4ページ…って、数字では変化はないが、 質が全体的に上がっているのであった。
火曜日になった。でもまだ第7章の第二節を書いている。 最前線をがんばって伸ばしている。図版を入れた。 現在39ページ。 残っているのは、32ページ目からの4ページ。 疲れたときには、レビューアさんからのメールを読んで元気になる。
和音と同じで、一音が大きく狂うと全体がぶちこわしになる。 でも、全体がある一定水準を越えると、すごく感動する。
まだまだ第7章の第二節を書いている。 現在40ページ。 残っているのは、28ページ目からの8ページ。
月曜日になった。でもまだ第7章の第二節を書いている。 先週末に見つけた方向性に従い、第二節をどんどん書く。 状況を理解している分、書くのが早い。 やはり(当然ながら)理解していないと書けないんだね。 書けない理由は理解していないからなんだ。 現在40ページ。 遅くても今週中には第7章を終わらせたい。
あなたのご意見・感想をお送りください。 あなたの一言が大きなはげみとなりますので、どんなことでもどうぞ。