> 結城浩の日記 > 2009年12月 | 検索 |
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天の父なる神さま。あなたの御名を賛美します。
今年一年もあなたに守られ、過ごしてこられたことをありがとうございます。 あなたが与えてくださる恵みは十分です。 たくさんの祝福を与えてくださり、ありがとうございます。 あなたはほんとうに必要なものをすべて備えてくださり、 歩む道をまっすぐにしてくださる方です。 あなたの御名をほめたたえます。
今年一年も、ほんとに多くの出来事があり、 人間の目にはすべてがよいものとは思えないこともありました。 また、その意味をはかることができないこともありました。 しかし、神さま。 すべてが、あい働いて益となることを信じます。
あなたの御心にかなわなかった思いや行いを、 イエスさまのお名前によりゆるしてください。 この小さきものが、意識しておかした罪も、無意識のうちにおかした罪も、 イエスさまのお名前によりゆるしてください。
新しい年もまた、一日一日を大切に過ごすことができますように。
いま苦しんでいる方、悩んでいる方、迷っている方が、 あなたに出会い、あなたが聖書を通して示してくださる道を知ることができますように。
神は、実に、そのひとり子をお与えになったほどに、世を愛された。それは御子を信じる者が、ひとりとして滅びることなく、永遠のいのちを持つためである。(ヨハネ3:16)
すべてを神さまに感謝し、おゆだねし、イエスさまのお名前でお祈りします。 アーメン!
この本は何でないのかという記事を読んでしばらく考える。 うまくまとまらないので、乱文ご容赦。
まず、レビューアというものは大事だなあと思った。 はじめに書かれている「「眼」を調達するのは難しい」という部分である。 結城は現在ボランティアのレビューアさんにレビューをお願いして、 非常にうまくいっている(と私は感じている)。 書籍に関して、広く公開したレビューはしていない。 詳しくは、 書籍執筆とオンラインレビューを参照。
それからmedtoolzさんの記事の最後に書かれている「この本は何でないのか」という宣言について。 結城はこれを読んだとき「それでは、この本は何なのだろう?」という疑問がわいた。 「まえがき」にこの宣言が書かれるとしたら、それと併記するように「この本は何である」 という宣言もあったほうが自然なバランスがとれると思った。 なぜなら、おそらくたくさんの読者がその「この本は何である」という宣言を必要とするだろうから。
そしてそこからすぐに「この宣言は誰のためのものだろう」とも考えた。 書く人のためのものなのか、読む人のためのものなのか。
本を書くときに判断に迷ったら「読者のことを考える」のが鉄則である。
読む人のためのものならば、それは、たいてい良いものである。 書く人のためだけのものであり、読む人のためのものではないなら、 それはたいてい悪いものである。
以上、まとまりなくてごめんなさい。
第1章を進めながら、いろいろと考え、行き詰まる。 メモばかりたまるのは何なので、 メモを眺めながら各章のファイルに書き込んでいく。 うーん、まだまだですな。
本を書くときには、毎回「その本のための魔法の呪文」を見つけなければならない。 これまでと同じやり方で次の本はできない。 繰り返しの誘惑はとても大きい——このあいだと同じようにすればうまくいく。 もう一度、同じようにすればいい、という誘惑——でもそれを振り切って、新しい命を吹き込もう。
田崎先生^H^Hさんが『数学ガール/ゲーデルの不完全性定理』の紹介文を日記に書いてくださいました。 そのリンクをたどって、たくさんの方が結城のページをご訪問くださったようです。 田崎さん、ありがとうございます。
午前中は礼拝。一年の感謝を神さまに。
2009年のよかった探しリースは終了しました。 みなさまのご参加を感謝します。
クリスマスおめでとうございます!
* * *
数学者のくるるさんが『数学ガール/ゲーデルの不完全性定理』の書評を書いてくださいました。 ありがとうございます。
今回の執筆では、くるるさんに大変お世話になりました。 くるるさんご自身がブログに書いてくださったので、 やっとWeb上でお礼を言うことができます。 ありがとうございました。
書評について著者があまりあれこれいうのも何ですので、 くるるさんのブログをお読みください。
中学三年生の読者さんから『数学ガール』への感想をいただきました。
ありがとうございます!
読者さんから
本屋の数学コーナーにてこの本を見つけ、衝動的に買ったのですが、 私自身数学、また恋愛小説などが好きだった為 この本はストライクど真ん中でした!
ΣやΠ、無限級数など分からない単語も多く最初は戸惑いましたが 読み進めてみると段段と分かってきて感激! 今までに会ったことのない感動が詰みこまれいてもう感無量です!
今三巻の「ゲーデルの不完全性定理」を読んでいますが、 これで数学ガールシリーズは終えてしまうのでしょうか? できれば毎年続けていってほしいです。。。では、頑張ってください! 心から応援しております。
(以下別便)
すみません、先ほどの者です。。。書き忘れていた項目がありました。
(中略)進学校に通っているのですが、 教師の方々はみなテストを重点においており、 「数学は楽しいが学校の数学の授業は楽しくない」というものが出来上がっておりました。 しかしこの「数学ガール」は僕が感じる数学の面白み、が詰まっていてこの本を買ってからは
寝るよりも「数学ガール」。
遊ぶよりも「数学ガール」。
宿題よりも「数学ガール」。
というような優先順位が出来上がり、 睡眠時間も一日0〜1時間と完全な寝不足ですwwどうしてくれるんですか!(笑)
あと「数学ガール」の「恋」の部分も大変興味深いです。 (残念ながら)男子校なもので異性への憧れが強いというか・・・ww
というわけで、長文になりましたが、 これからも「僕」と「僕」を取り巻く女の子たちとの恋を描き続けていってください! そしてどんどん私を寝不足にしていってください!(笑)では!
Merry Christmas! 2009.12.24 (Thu)
結城から
クリスマスおめでとうございます。
熱意あふれるご感想をありがとうございます。
でも、睡眠は大事ですからね (^_^)
。
「数学ガール」シリーズが今後も続くかどうかは、 ひとえにみなさんの応援にかかっておりますので、 ぜひお友達にご紹介ください♪
イエスさまの生誕を神さまに感謝します!
2000年以上も前に、私達のためにイエスさまがこの世に人となって来られたこと。 私達を罪から救うためにイエスさまが十字架にかかってくださったこと。 私達を天国へ引き上げてくださること。
…それらのことをもう一度かみしめ、深く感謝します。
* * *
神さま。 あなたは私達の主。私達を愛してくださる天のお父様です。
この季節、表面上は楽しくとも、心の中に暗い悲しみを抱えている方、 身を切られるようなさびしさを抱えている方、 責任感や人間関係の重圧につぶされそうになっている方がたくさんいらっしゃると思います。
どうか、イエスさまがそういう方々のところに来てくださって、 喜びと、励ましと、慰めと助け手を与えてくださいますように。
自分の心を、誰にも打ち明けられないという状況にいる方が、 イエスさまと出会うことができ、 神さまに、自分の悩みを打ち明けることができますように。
どうぞ、一人でも多くの人が、聖書の神さまに気づくことができますように。
イエスさまのお名前で祈ります。アーメン。
今週は第1章に集中する。 一つの節をざくざくと書いてみる。 予想通り(?)、予想以上に難しい。 頭の中で考えているのと、実際に書くのは大違いである。 まあ、まずはどんどん書きましょう。
今週は第1章に集中してみようかと思い、おもむろに書き始める。 予想通り(?)、予想しない方向に文章が展開していく。 さてさてどうなることでしょう。
数式を画像化するサイトやサービスについてTwitterで尋ねたところ、 何人かの方から教えていただいたのでメモ。 表記法はLaTeXです。
自サイトでやるにはmimetex.cgiか、mathtex.cgiで。 結城も自サイトにmimetex.cgiを置いてみました。
そういえば、はてな記法でもLaTeXが書けましたね(リンク略)。
追記:
さらに追記: 比較まとめサイト。
さらに追記:
Twitterで @TeX_Eq
あてにTeXの式をつぶやくと、
しばらく後でその式を画像に変換したリンクをリプライしてくれるそうです。
かわいいbotくんですね。
すでにまとめたページもありました。
次の本の章立てを考えつつ、 各章の依存関係図というものを作ってみた。
つまり「第A章の内容を説明してから第B章の内容を説明した方がよい」という依存関係を「A→B」といった矢印で表し、 本の各章がどういう依存関係になっているかを表現した図を作ったのである。 結局のところ、執筆途中で章に書く内容は変わり、同時に依存関係も変わっていくのだけれど、 このような図を作るのは意味がある。 なぜなら、その図を作る過程で、本の全体像を自分が把握することになるからだ。
「本を書くときにはこのような図を作らなければならない」と誰かから教えてもらったわけではない。 自分で本の全体像を把握しようとしたとき、このような図を作るとよいかな、と感じたから作った。 言い換えれば、各章の依存関係図を作ることで、 結城が各章の依存関係を把握していることを自分でテストしたわけである。
※ちなみに、UMLなどで依存関係を表現するときには上で書いた矢印とは方向が逆になる。 第A章に第B章が依存しているときには「A←B」の方向になる。
最近はTwitterでのつぶやき(ツイート)が多くて、 日記での書き込みが激減していますね。
まあ、それはさておき。
書評の原稿書きというお仕事も昨日送付して一段落。 次の本へ向けての勉強をゆるゆる再開。
最近はこんなアプリを使っています。
最近Twitterに書き込んでいるせいか、日記の更新頻度が低いですね。 URLは以下です。フォロー・リムーブお気軽にどうぞ。
「結城先生」という呼称について。 編集の方や営業の方に会うと「結城先生」と呼ばれることが多い。 読者さんからのメールでも「結城先生」と書かれることが多い。 その呼称は特に好きでも嫌いでもない。 以前は「先生と呼ばれる立場のものではないし、ふさわしくないから『結城さん』と呼んでください」と言っていた時代もあったけれど、 最近はもう何でもよくなっている。「結城先生」と呼ばれても「結城さん」と呼ばれても「結城氏」と呼ばれても特に問題はない。
呼ぶ側の立場になって考えてみると、 たとえば初対面の営業さんの多くは「結城先生」と呼ぶ。 いきなり「結城さん」と呼ぶのは難しいのかもしれない(そう呼んでもらってもまったく問題ないのだけれど)。
私から「結城さんと呼んでくださっていいんですよ」とうながして、 今度からは「結城さん」と呼んでもらうということもできるけれど、 たとえばその人はたくさんの著者さんとお付き合いしているわけで、 「この人は○○さん、あの人は○○先生」と呼び分けるのも大変だろうな、などと考えてしまう。 で、そんな負担を強いるくらいだったら「もうなんでもいいから好きなように呼んでください」と思ってしまう。
というわけで「結城さん」とか「結城先生」とか何でもいいです。
何でもいいです、とはいいつつも、
いきなり初対面の人から「結城くん」とか言われたら困惑するかな。 (^_^)
本を書いています。 第一章に盛り込む内容をメモした。 第二章に盛り込む内容をメモしようとして、いくつかひっかかる部分が出てくる。 フラクタルな図形と似ている。細部をちょっといじると全体が大きく変化する。 だから、全体像を考えながら細部を調整する。細部を考えながら、全体を想像する。 まだ、細かい書き込みにはなかなか入れないなあ。
最近、iPhone + DocScanner + Evernoteを使ってメモ管理をしているのでその手順を書き留めておきます。
メモの取り込み: 本を読んでいて「あ、これ覚えておきたい」ということに出会ったら、iPhoneのDocScannerで撮影し、Evernoteに送信する。 ここではタグ付けとか分類とかは何も考えない。覚えておきたい、あとで見直したいと思うことはEvernoteへ。 この作業はPCなしで行える。
タグ付け(1): PCを使うタイミングでEvernoteのクライアントを開き、たまっているメモにタグとタイトルをつけていく。 タグはあまり深く考えず、たくさんつけておく。 ここはあまり時間をかけずに、わりと機械的に進める。 Tips:タグをメモに、あるいはメモをタグにドロップすると複数メモに同じタグを付けられる。 いちいち手書きする必要はない。
タグ付け(2)と発見: PCに向かっていて、時間に余裕があったら、メモをパラパラと眺め、タグ同士の親子関係を付けたり、新たなタグをつけたりする。 以前のメモに付けたタグと関連づけられたりして、ちょっとした発見もある。 その発見も別のメモにしておくといいかも。
閲覧と発見: 出かけているとき、ちょっとした空き時間にiPhoneのEvernoteクライアントでメモをパラパラと眺める。 すると「ああ、そういえばこんなメモを取り込んだなあ」と驚くことが多い。 記憶の強化というと大げさだけれど、考えることのきっかけを過去の自分からもらっているような感覚がする。
午前中は礼拝。午後からお昼寝。
昨晩は、とある編集者さんの集まりに参加させていただきました。 いろんな方から『数学ガール』シリーズへの熱い思いを聞かせていただき、 ものすごく励まされました。感謝します。
新しい本、少し試しに書いてみる(書こうとしてみる)。 すると、予想通り、準備していた流れとは違う方向に進みそうな感触。 いい感じ。
本を書いています。でもまだ、全体の構成を練っている段階。
本の全体像を思い描きながら、各章に入れる内容を考えています。
参考書を読みながら、いま読んでいる内容は、本の全体像のどこにあてはまるかを想像します。
でも、もうそろそろ、ポイントとなる章の細部を書きたくなっています。
過去日記からヒントをもらう。
もう師走ですね。
「よかった探しリース」にもたくさんの方がすでにご参加されています。 クリスマスまでの限定企画。みなさんもどうぞご参加ください。
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