> 結城浩の日記 > 2010年4月 | 検索 |
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気がつけば木曜日。今週は第5章。 苦戦しているわけではないけれど、 とにかく量が増えている。 きっとね、私がまだ気付かない無駄がたくさんあるんですよ。
2010年4月27日(おととい)に 今回レビューをお願いしようと思っている人に ご案内のメールを出した。
レビューアさんにメールを出し始めるころになると、 次第に緊張感とわくわく感が高まってくる。 エンジンの回転が次第に上がり、 スピードも出てくる感じがする。
いつも祈りつつ、頑張っていこう。
午前中は礼拝。 お昼は冷やし中華とサラダを作って食べた。
何だか最近、 世の中の動きに関心が薄くなってきたような気がする。
読みたい本も少ないし、作りたいプログラムもない。 新聞もあまり読まないし、テレビもほとんど見ない。 Twitterはやってるけど、Webの巡回はあまりやらない。 週に一度、溜まっているRSSをざざっと見るくらいかな。
意識のほとんどは、現在書いている本について考えている。
あまり世の中の動きに関心がないのは、 本を書く仕事が楽しいからだと思うんだけれど、 もう少し踏み込んでみると、 「やるべきことをやっている」と自分で感じているからなのかもしれない。 すごく狭い範囲かもしれないけれど、
それらがうまく重なり合ったものとして、 「本を書く」という仕事をしている。 だから、世の中の動きにあまり興味を引かれないのかもしれない。 ちょうど、一つのラジオ局にぴったりチューニングしたら、 他の局の音が聞こえなくなるように。
興味深いのは、そうやって執筆をしていると、 次第に作業は日常に溶け込んでいくという点。 つまり、本を書くことに気負いがまったくなくて、 歯を磨いたり、食事をしたり、お皿を洗うように本を書いている。
目の前に次の作業があり、それをすることができる。 「ではいまから20分執筆作業をしよう」と思ったら、その範囲でできる。 頭がクリアなときにできる作業もあるし、眠いときにできる作業もある。
それで楽しいかというと、とても楽しい。 新しい何かが湧き上がってくるような喜びがある。 不思議なものである。
こういった状況を生み出しているのは、自分の能力ではないと思う。 力ずくで現在の自分の状況を作りだしているわけではない。 むしろ、さっきのチューニングの比喩が近い。 つまり、チューンする。フォーカスが合う。ピントが合う。ハモる。 そういう感覚。
そういう意味では、やはり教会に行くことが重要な要素になっている。 毎週日曜に教会に行き、メッセージを聞く。 それが毎週のリズムになっている。 神さまの御言葉を通して、自分自身と、あるべき姿のずれを自覚する。 そしてそれを修正していく。 そういえば、「罪」というのは「的外れ」という意味だったような。
いつも喜び、絶えず祈り、すべてのことに感謝する。
いまの自分の状況がこれからどう変化していくのかはわからないけれど、 神さまがおられるのだから、 いつも喜び、絶えず祈り、すべてのことに感謝していこうと思う。
今日は何だか一日ぼんやりと過ごす。 午前中、次男の算数をちょっと教える。 お昼はそうめん。お昼寝の後、本を少し読む。 子どもは出かける用事があり、夕食は奥さんと二人で自然食のレストランへ。 帰りにドラッグストアで洗剤とラップと卵を買う。
さて、週末の振り返り。 今週は第4章。 あれだけ削ったのに、いつのまにかまた増えている。 30ページの予定が44ページ。 14ページオーバーである。 でも、削り増やし削り増やししているうちに、 内容はすごく良くなっている。
1,2,3,4節はかなり固まっている。 5節がまだまだ。でもまとめはだいぶできた。
ということで、この章の課題は5節の形をつけることである。 しかし今週は時間切れ。明日からは第5章に入るのである。
第5章はちょっと雰囲気が変わる。 ここは本書の土台とはちょっと違うので、 広げすぎないように、さらりと行きたいものだ。
S M Tu W Th F S 1 2 3第1章+第2章(第2ラウンド)4 5 6 7 8 9 10第1章+第2章(第2ラウンド)11 12 13 14 15 16 17第3章(第2ラウンド)18 19 20 21 22 23 24第4章(第2ラウンド)25 26 27 28 29 30 1 第5章(第2ラウンド) 2 3 4 5 6 7 8 第6章(第2ラウンド) 9 10 11 12 13 14 15 第8章(第1ラウンド) 16 17 18 19 20 21 22 第8章(第2ラウンド) 23 24 25 26 27 28 29 第7章(第1ラウンド) 30 31 1 2 3 4 5 この頃(6月)からレビューアさんへ送付開始予定 6 7 8 9 10 11 12 以降はレビューアさんへ送付しつつ調整することになるだろう 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 1 2 3 4 5 6 7 節 第01章 ○○○△×△△ 第02章 ○○○△○ 第03章 ○△×△ 第04章 ○○○○△ 第05章 △△?? 第06章 ○△? 第07章 ? 第08章 ? 第09章 ? 第10章 △△?
現在の予定は以下のようになりそうだ(あくまで予定です)。
今週は第4章。 がしがしと削ったはずなのに、今日読み返したらまた増えて、現在12ページオーバー。 別の章に移そうと思っていた節をまたもとに戻した。
本を書いています。今週は第4章。現在16ページオーバー。 昨日の第4節(6ページ分)は思い切って別の章に移せないかと悩み中。 うーん、悩む。 とりあえずプリントアウトして考えるか。
* * *
…大手術敢行。6ページを減らし。 目標まで10ページオーバーになった。
今週は第4章。気がつけば水曜日。 30ページの予定がすでに46ページ。 いまのところ6節ある。
第1節 できてる。 第2節 できてる。後半をもう少し短くできるか。 第3節 できてる。加筆数カ所ある。 第4節 できてる。後半をもう少し整理できる。 第5節 第4節に混ぜ込んだ方がいいかどうか迷っている。もっと短くできる。 第6節 最後のまとめができていない。広げすぎ。
ということで、明日明後日で、第5節と第6節を攻略する。
今週は第4章。
プリントアウトしたものをゆっくり読み返し、 朱を入れてファイルに反映する。 毎日毎日同じことを繰り返している。
退屈ではない。苦痛でもない。
呼吸のようなものだ。 あたりまえのように吸い、あたりまえのように吐く。 適切な言葉を追加して、不適切な言葉を削除する。 その繰り返し。
単調のように見えるが、そう単調でもない。
あたりまえの繰り返しの中で、 素敵な言葉を発見して、はっとすることもある。
風の中に、春の香りを見つけたときのように。
午前中は礼拝。感謝。 お昼を食べたら幸せの中でお昼寝。
晩ご飯は、キャベツとキュウリとトマトのサラダ。玄米ご飯に納豆。 脂がのっておいしい塩ジャケ。 わかめのお味噌汁。
夜。第4章をプリントアウトし、 リビングの床の上に20枚(1枚に2ページ分)を並べ、 大きな構成を考える。 今週はこの章に取り組むのである。
今週は、決めた第3章の構成に従って書き込んでいった。 4つの節があって、1番目はだいぶしっかり固まった。2番目は方向性は見えた。4番目は短いので何とかなる。 問題は3番目。これがどうなるかは2番目を書き込まなければわからない感じかな。 でも、第3章はこれで一応おしまいとする。
明日からは第4章。 だいぶ題材は入っていたはずだから、がっちり固めてみようと思う。 ここは本書全体でも、とても大事な章。 本書は第2章と第4章が土台となるはずだ。
S M Tu W Th F S 1 2 3第1章+第2章(第2ラウンド)4 5 6 7 8 9 10第1章+第2章(第2ラウンド)11 12 13 14 15 16 17第3章(第2ラウンド)18 19 20 21 22 23 24 第4章(第2ラウンド) 25 26 27 28 29 30 1 第5章(第2ラウンド) 2 3 4 5 6 7 8 第6章(第2ラウンド) 9 10 11 12 13 14 15 第8章(第1ラウンド) 16 17 18 19 20 21 22 第8章(第2ラウンド) 23 24 25 26 27 28 29 第7章(第1ラウンド) 30 31 1 2 3 4 5 6 7 節 第01章 ○○○△×△△ 第02章 ○○○△○ 第03章 ○△×△ 第04章 ○○△?? 第05章 △△?? 第06章 ○△? 第07章 ? 第08章 ? 第09章 ? 第10章 △△?
『数学ガール』の読者さん(教育大学数学科1年)から、 ご感想のメールをいただきました。 許可を得てご紹介いたします。
読者さんから高校二年の終わりに数学ガールに出会い、私の1番のお気に入り本です。 高校では受験の為に数学をやってきましたが、 この春から大学で自分の好きなように数学できるのが楽しくて仕方ないです。 毎日数学ガールを持ち歩いていて、読んだり、解いたり、 疑問が出てきたら先生に訊きにいったり、 すごく充実しています! 素敵な本をありがとうございます^^ 続編楽しみです><
結城から
すてきなご感想ありがとうございます。 結城の日記を読んでいる高校生への、 良いメッセージになると思います!
別便でご紹介いただいた、 大学の先生が『数学ガール』を授業で紹介したのがきっかけで研究室に数学をしに行くようになったというエピソードもありがとうございます。 あなたが書いていらしたように、 研究室の先生が、村木先生であり「僕」でありミルカさんの役を担ってくださるのでしょう。
まさに、リアル・数学ガールですね! (^_^)
ぜひ思いっきり勉強・研究してください。
ソフトバンククリエイティブ数理書籍編集部からの情報です。
結城が推薦文を書かせていただいた 『数学の秘密の本棚』(イアン・スチュアート著、水谷 淳訳)が、 明日(4/17)放映予定の『週刊ブックレビュー』(NHK BS, 午前8時30分開始)で取り上げられます。 英米文学者の佐藤良明先生が紹介してくださるとのこと。
よろしければみなさんご覧下さい。
今日も淡々と仕事。 ええと、今日は木曜日、ですね。 今日も今日とて第三章。最初の三分の一は磨きがかかるのだけれど、 次になかなかステップアップしない。 ふむ。
『数学ガール』の読者さん(29歳、会社員)から、 ご感想のメールをいただきました。 許可を得てご紹介いたします。
読者さんから
こんばんは。 『数学ガール/ゲーデルの不完全性定理』の感想を書かせて頂きます。
もともとは、書棚で見かけてはいたのですが、 なんとなくよくある「教科書に書いてある内容をただ単に口語で説明してあるだけの入門書」だと見た目で判断してしまい、 手に取ることはありませんでした。
その後、別の本で恐縮ですが、新井紀子 『数学は言葉』を読んでいて、 『数学ガール/フェルマーの最終定理』の中の「証明の概略」が紹介されているのを見ました。 それで、「フェルマーの最終定理って、こんな感じなんだ。学生の時に何かの本で読んでさっぱりわからなかったけれども、 なんとなくわかるかもしれない。読んでみよう」と思いました。 その書店では「フェルマー」が売り切れていたため、「ゲーデル」の方を購入して、読んでみました。
「数学の内容を口語で書いただけの本」ではなく、 本気でゲーデルの不完全性定理と、それに至るまでの数学で使われる論理について書いてあり、 わからないながらも物語に乗せられて読むことができ、 なんとなくではあるものの、「頑張れば理解できるのかもしれない」という気にさせてもらいました。
登場人物が疑問を抱く点が、ちょうど自分でも疑問を抱く点であり、 「わからない人がわからなくなる部分」というのがわかっているのだな、と、 理解するためのポイントというメタな構造があるような気がして、 登場人物が悩んでいるポイントで、 自分がわかる場合でも「どこに難しさがあるのだろう」などと考えたりして読むこともできました。 (これは「ゲーデル」ではなくて「フェルマー」の巻の合同式です)
合同式にも思い出があり、受験のころにさかのぼります。 当時塾に通っていたのですが、 そこで「学校では習わないけれども受験で使っていい数学」というものを習っていました。 今思うと変な感じですが、合同式はそのひとつであり、整数問題を解く際の必須ツールとして、 受験用に叩き込まれました。学校で使うと、先生に微妙な顔をされたことを覚えています。
その頃は「数学は、学校で習うものと受験とで違って変な科目だな」という気持ちがありました。 物理もそうですが、受験問題を解くのに微積分を使ったり、 高等な手法がなぜか制約されていたりして、 なんて不自由な科目なんだろうという印象がぬぐえませんでした。 テトラちゃんではありませんが私も英語がとても好きで得意でした。 英語では先生の知らない文法を使って問題を解く、なんてことはなく、 ふつう?の英語をふつうに読み書き聞く話すことでいろいろと外国の人と街で話せたり 海外ドラマを楽しめたりということができるので、数学などはなぜ制約があるのかが不思議でした。
高校三年生の時に、受験問題で解けない問題があったりして悩むことがあり、 大学は文系に進みました。 今思うと解けないからと言ってあきらめたのはあまり良くなかったのだなとは思いますが、 あの頃はとにかく悩むことが頭が悪いことだと思い、 すらすらできる英語と歴史で受験をクリアしてしまいました。
就職してからは、営業を経て社内報を書く仕事から、 会社の営業成績を会計数字に落としたり、シミュレーションをしたり、 社内システムの保守・運用・新規機能企画を担当する部署へと配属されてきました。
そこでは、高校生レベルではありますが、回帰直線が引けたり、 マクロができたりといったような、 数学というには初歩的な気がしますが、 計算やパソコンがちょっとできるという昔の自分の培った能力が役に立っています。
数学と一口にいっても様々ですが、問題を正確に表現すること、 何が証明されていることで何がそうではないのかを把握すること、 正しいとされていることを土台に、さらにそこから新しいことに進めていくことなど、 そんなことをする基礎として、算術だけでなない、 言葉や論理の数学があるのだなということを、とくに「ゲーデル」を読んで再認識しました。
今は趣味として理論物理と数学を勉強しています。 学生のときには計算方法を教えられて、 与えられた問題をこなしていくと解けるようになった数学・物理ですが、独学でやっていると結構躓きます。
昔から「一般相対性理論」「ゲーデルの不完全性定理」を理解するのが目標でした。 難しいと言われたことが理解できたら、少し自分に自信が持てるようになるのかと思い、 高校のときからの課題でしたが、いまだにクリアできていない課題です。 「ゲーデルの不完全性定理」については、数学ガールでもう一度チャレンジしています。 「一般相対性理論」については、『Gravitation』という本を何度も読んでいるのですが、 演習問題が全く解けずに、もう少し基礎からやらないと駄目だなと再チャレンジを模索しているところです。
今までの流れから、次回作は勝手に『ポアンカレ予想』だと予想しています。 幾何的なイメージについて言及されることが多く、 また今までは代数・解析的な内容が多かったので。 数論にこのまま進むとしたら『リーマン予想』なのでしょうが、 解決されていないのでさすがに著作で解決されたらすごいとは思いますが(笑)。
次回作を楽しみにさせていただいています。ありがとうございました。
結城から
ていねいなご感想と応援メッセージをありがとうございます。 大きなはげみになります。感謝です!
お仕事をしながら、直接お仕事と関係のない勉強をなさるというのは すばらしいことだと思います。 ぜひ継続してくださいね!
とてもさわやかな春の日。午前中は礼拝。生きることの意味と命について。自己中心の危険性。
午後から、次男の算数の問題練習につきあう。 自分の子どもに教えるというのはとても難しい。
第二章はとりあえず一区切りで第三章に入る。 現在の状態をプリントアウトして、机の上に広げ、第三章の大まかな構成について考える。 まあ、相変わらず盛りだくさんすぎて困るけれど、まずは書くことにしよう。
予定では第8章に進む予定だったけれど、第3章に変更。 その他いろいろ変更。
S M Tu W Th F S 1 2 3第1章+第2章(第2ラウンド)4 5 6 7 8 9 10第1章+第2章(第2ラウンド)11 12 13 14 15 16 17 第3章(第2ラウンド) 18 19 20 21 22 23 24 第4章(第2ラウンド) 25 26 27 28 29 30 1 第5章(第2ラウンド) 2 3 4 5 6 7 8 第6章(第2ラウンド) 9 10 11 12 13 14 15 第8章(第1ラウンド) 16 17 18 19 20 21 22 第8章(第2ラウンド) 23 24 25 26 27 28 29 第7章(第1ラウンド) 30 31
「数学ガール」シリーズの読者さん(高校一年生、15歳)から、 ご感想のメールをいただきました。 許可を得てご紹介いたします。
読者さんから 書籍はさらっと、漫画は'上'を読ませて頂きました。 ほれました。 私は別段数学が出来る方ではなぃので ミルカさんが出す問題はほとんど解りませんが 数学の奥深さ 彼女たちの数学に対する想ぃに魅了されます。 数学の問題が解らなくて投げ出してしまった時 数学ガールを読むと 出来もしなぃのにミルカさんの様になりたぃと憧れます。 塾の先輩の影響で知ったのですがみんな絶賛です。 こんな素晴らしぃ本と出会えて光栄です。 書籍はインターネットでしか売ってなぃのでしょぅか・・・? 残念です。 両親にばれるので・・・ ぃつか自分の手元に数学ガールが届く事を楽しみにしてぃます。
結城から
感想・応援メッセージありがとうございます!
ネットでなくても大きな本屋さんなら置いてありますし、 書店に注文すれば購入できますよ。図書館にもあるかもしれません。 ぜひどうぞ。
別便でいただいた 「ミルカさんにも負けなぃ位の'数学ガール'になれる様に努力します」との うれしいメールも感謝です。
若い時代に、頭と手と心を使って力いっぱい学び、 思いっきり成長してくださいね。 数学を通して、ぜひ無限の楽しみを見出してください。 応援しています!
Σ(゜Д゜;)って、驚きの総和をとっていたのですね!
母親を見てると、いつも人をほめている。口にする言葉はいつも人のいいところばかり。責めない。愚痴らない。自己卑下もしない。いじけない。失敗しても、これも勉強という。悪いことがあると、これからよくなると言う。私はポジティブだと思うが、母にはかなわないなあ。
「そのとき現場に残されていたのは?」「Perlのようなものです」
#onwriting 大事なことをお話しします。著者は、読者を馬鹿にしたり、出し抜こうとしたりしてはいけません。「ほーら、あんたはこんなこと知らないだろう?」などという気持ちで書いてはいけない。読者は著者のそういう態度を必ず見抜くものです。
結城浩「クラウドどう?楽?」(回文)
#onwriting 陥りがちな誤りは、「自分が知っていることを全部書こうとする」という誤りです。せっかく勉強したんだから全部書こうとする行為。これは自己満足であって、読者のための行為ではないです。これは勉強熱心だけれど読者のことを忘れがちな著者(私だ)にありがち。
本を書いています。 今日は、第2章の第二ラウンド。 30ページの予定なのだけれど、現在44ページ。 あと14ページ削る…んだけど、その前に章の最後まで落とし前をつける必要がある。 いまのところ全体の三分の二くらいまでは固まりつつある。 残り三分の一をなんとかつながなくては。 細かいブラッシュアップは第三ラウンドにまかせるにしても、 今週中に、コンシステントに章末までつながるようにしたい。 昨日の迷いは払拭できた。さらにその解決を探る上ですばらしいアイディアが浮かんだ。感謝。
本を書いています。 現在は、第1章と第2章の第二ラウンドをやっています。
第1章は、四つのテーマのうち二つはだいぶ固まってきました。 残り二つをどうしようか思案中です。
第2章は、図表の部分で迷いが出ている。 第6章と第10章の経験からこれでいけると思っていたのだけれど、 第2章のコンテキストから、迷いが出ている。 話が発散することはないけれど、まだ落としどころがきっちりとは見えない。
そうだ、四月の予定を立てよう。 当初は第8章をする予定だったけれど、 第2章を固めないことには他の章が非常に書きにくいのであった。
S M Tu W Th F S 1 2 3 第1章+第2章(第2ラウンド) 4 5 6 7 8 9 10 第1章+第2章(第2ラウンド) 11 12 13 14 15 16 17 第8章(第1ラウンド) 18 19 20 21 22 23 24 第6章(第2ラウンド) 25 26 27 28 29 30 1 第3章(第2ラウンド) 2 3 4 5 6 7 8 第4章(第2ラウンド) 9 10 11 12 13 14 15 第8章(第2ラウンド) 16 17 18 19 20 21 22 第5章(第2ラウンド) 23 24 25 26 27 28 29 30 31
午前中は礼拝。今日は復活祭の記念礼拝でした。 イエスさまの復活を記念する礼拝ですね。
イエス・キリストが私たちの罪のために十字架で死んでから、 三日後によみがえったことを記念するお祝いになります。
イエスさまが十字架にかかることと、自分との関係がよくわからない方は以下をごらんください。
罪とか死とか裁きとか復活とか天国とか、 そういうことはピンと来ない人も多いかもしれませんけれど、
という思いを抱く人は多いと思います。神さまが人間をお作りになったのですから、 人間関係や生きていく指針が、聖書を読むことで得られるのは当然といえましょう。
あなたのこと、お祈りしています。
『数学ガール』の読者さん(20代、会社員)から、 ご感想のメールをいただきました。 許可を得てご紹介いたします。
読者さんから
僕は昔、数学が苦手でした。嫌いになったことさえあります。 ですが、現在ふと立ち止まったときに、なぜか数学がなつかしくなり、先生の本を手にとりました。
そして、10年という年月の後で再び数学のおもしろさに触れることができました。
ありがとうございます。さらなるご活躍を期待しております!
結城から
ご感想ありがとうございます。 嫌いだったのに、数学がなつかしくなるというのは、 ちょっと不思議な感じですね。
数学のおもしろさに触れることができたというのは、 著者としてとてもうれしいです。
応援ありがとうございます。今後ともよろしくお願いします!
あたたかくなって、すっかり春ですね。
都内は桜も咲き、今週末はお花見日和でしょうか。
そういえば、『数学ガール』の冒頭シーンも《桜》でした。
ということで新学期・新生活の時期に『数学ガール』はいかがでしょう。(^_^)
あなたご自身はもちろんのこと、 息子さん、娘さん、甥っ子、姪っ子、お孫さんへ。 楽しんでもらえそうなら、数学ガールをぜひご紹介くださいね。
さて、一年に一度の楽しい日が過ぎました。 昨日発表した 『数学ガール/関孝和の和算』 への反響が結城のところに集まっています。
まだエイプリルフールだと気づいていない方がいるようなので、 明記しておくことにします(上記日記のリンクをたどればわかるようにしてあったのですが)。
この『数学ガール/関孝和の和算』は、2010年エイプリルフールの企画です。
お騒がせしてごめんなさい m(_ _)m
たくさんの方から「本気で読みたい」「ネタで終わらせるな」「期待」「瓢箪から駒になれ」「実現希望」という 反響をいただき、うれしくもあり、もうしわけなくもあり、という気持ちです。
たぶん今年中には公開するであろう、本物の新刊アナウンスをどうぞお楽しみに。
お騒がせいたしました!
結城浩です。 いつも結城の活動を応援してくださり、ありがとうございます。
さて、みなさんに深く感謝しつつ——
結城浩の最新刊『数学ガール/関孝和の和算』をアナウンスいたします。
今回は新趣向。いつもの高校生三人組(ミルカさん+テトラちゃん+「僕」)がなんと江戸時代にタイムリープ!
関孝和(せきたかかず)は江戸時代の数学者。 当時の日本の状況にもかかわらず、世界に通用する数学を作り上げた天才です。 われらが三人組は、関孝和の数学にどのようにチャレンジするのでしょうか。
算額(さんがく)に隠された謎。 江戸時代の高次方程式の解法。 ニュートンやライプニッツに先駆けた微積分……どきどきする和算の世界に、あなたをご招待します!
目指せ、《理系にとって最強の萌え、昔からずっと》!
目次は次のようになっています(暫定版)。
現在誠意執筆中。 みなさん、応援よろしくお願いいたします!
さらに詳しい情報は以下をご参照ください。
これまでの「数学ガール」シリーズはこちらからどうぞ。
あなたのご意見・感想をお送りください。 あなたの一言が大きなはげみとなりますので、どんなことでもどうぞ。