ふみっ

結城浩

2000年6月26日

朝、炊き込み御飯とたまねぎわかめのお味噌汁。 はくさいの漬物。

月曜日、仕事をはじめるのはなかなかつらいものだが、 とりあえず、とっととはじめてみる。

(…というわけで一日がすぎる…)

とっととっと。

おっとっと。

翻訳のお仕事やら、書籍のお仕事やら、いろいろ。 ふみっ!(決然たるふみぃ) ServletとJava Server Pagesについてもお勉強しなくちゃ。

自分をポイと捨てて、とっととはじめた場合、 何も考えず「てけてけ」と手が書いてくれる時間は約30分のようだ。 30分すぎると、ぜんまいが切れた人形みたいに手がぴたりととまってしまう。 うまくそこをすぎると、約90分くらいは動くみたい。 バイト数としては約2KBくらいがワンセットかな。 行数で言うと40行くらい。 手が止まるのは、頭がメタな情報でゆさぶられるからだな。 「これ以上詳しく書くのはやめようよ」や「もっといい表現を思いつかないうちは書き進めないように」という 検閲者の声が大きくなると、手が止まる。いかんなあ。 まずは、その時点で頭にあることを吐き出さなければ、 編集できないのに。 どんどん手に書かせなくては。 手は書きたがっている。指は動きたがっている。 手をキーボードに乗せて、指に「それいけ!」と掛け声をかけなくっちゃ。 前を読み返して、変な理屈をつけようと思うのがいかんのだなあ。

とっとと。