姉からのメール、母からのメール

結城浩

2002年6月30日

お姉ちゃんから「本が届きました」というメールが来ました。 私が謝辞で引用したお姉ちゃんのセリフに関して 「私が若い頃!に言った言葉が、浩ちゃんの心に残っていたことに驚いています」 とのこと。 各章の導入部のお話も説明も面白かったらしい。 お姉ちゃんからメールをもらったのは初めて。 すごくうれしい。

母からも「出版おめでとう」のメールが来ました。 母もまた、私の本の「前書き読者」である。 私が謝辞で「お姉ちゃん」に言及したのを読んで、 母は、私と姉を育てていた時期のことを一瞬回想したとのこと。

たった1つの言葉でも、いろんな人の心をゆらすことがあるのですね。

母からのメールによれば、 実家の父の本棚には、私の本を置いているスペースがあり、 先日、父は、そこに私の新刊を並べていたとのこと。 何だか、ちょっと、うれしい。