聖書と教会を選ぶための簡単なガイドです。
このページは、 聖書を読みたいと思った方、教会へ行ってみたいと思った方のための、 簡単なガイドです。 なお、結城は牧師ではなく、一信徒にすぎませんので、そのことをご了解の上お読みください。
聖書にはいろいろな日本語訳があります。 結城が、実際に教会で使われていることを知っている翻訳は 以下の三種類です。 この三種類の翻訳それぞれに「新約聖書」「旧約聖書」があります (新約・旧約がまとまって一冊になっている版もあります)。
この三つの翻訳は、 どれでもお勧めできます。安心してお読みください。
「新共同訳」はプロテスタントとカトリックが共同で訳したもので、 もっとも新しい訳です。 結城が毎日読んでいるのは「新改訳」です。 これは「いのちのことば社」から発行されており、一般の書店で購入できます。 カトリックでは別の訳を使っている場合もあるかもしれません。 それもよいと思いますが、結城は知らないのでご紹介することはできません。
礼拝(れいはい)で使う聖書は、教会にいけば貸してもらえますが、 そんなにべらぼうに高いものではないのでぜひご購入ください。
聖書を学ぶガイドとして、 三浦綾子(みうらあやこ)さんの本をお読みになるのもいいと思います。 『新約聖書入門』(たしかカッパブックスだと思いました) や新潮文庫の三部作 『道ありき』 『この土の器をも』 『光あるうちに』 をお勧めします。
また「いのちのことば社」という出版社は 正統的なプロテスタントのキリスト教に関連した出版物を出しており、 結城はお勧めできます。
本当の神様について知りたい、 聖書について学びたい、 悩みを牧師さんに聞いてもらいたいという方は、 ぜひ教会へおいでください。 教会は、ほんとうの神さまがどういう方なのか、 聖書はあなたに何を伝えようとしているのか、 イエスさまはあなたをどれだけ愛してくれているのか、 を教えてくれるところです。 ぜひ教会へおいでください。
ただし、 「キリスト教」あるいは「キリスト」を名乗っている教会であっても、 その実態はまったくキリストの教会でない場所もあるので、注意が必要です。 お勧めできる教会の見分けかたは、 その教会に電話をかけて、以下の点を確認する方法です。
この両方に「はい」と答える教会は(一応)お勧めいたします。
もしも「聖書以外に●●という本も聖典として扱っています」とか、 「私(あるいは団体のリーダー)がキリストである」とかいう主張をする教会は お勧めできません。
よい教会は、決して入信を強制しません。 また、人の自由を束縛したり、 大金を寄付させたり、何かを強制的に買わせたり、 有無を言わせぬ態度で迫ったりすることはありません。 熱心に伝道する場合でも、必ず本人の意志を尊重します。
電話帳(ハローページ)で「教会」「キリスト教会」などを探してもよいですし、 大きなキリスト教書店(銀座教文館、お茶の水CLCなど)や図書館で、 「キリスト教年鑑」などの参考書を見つけ、 あなたの住まいのそばにある教会をその中から探すという方法もあります。 その場合でも上の二点をチェックなさいますように。
キリスト教は大きくわけて、カトリックとプロテスタントの宗派に分かれています。 結城はふだんプロテスタントの教会に出席しています。 カトリックの教会にも1、2度出席したこともあります。 これまでに結城は20ほどの教会の礼拝に出席しました。 数人くらいの小さな教会から、100人近い大きな教会、 お年寄りがメインの教会から、若い人が一杯の教会、いろいろあります。 表面的に見える部分では、教会はずいぶん違いますが、根本は同じです。
これが大きなポイントです。
なお、統一教会、オウム真理教、ものみの塔、エホバの証人、王国会館、モルモン教、 末日聖徒などは、キリスト教ではありません。
という2つの条件を両方とも満たしていても、 お勧めできないような教会は存在します。 上記の2つの条件だけを頼りにするのではなく、 各人がよくご判断くださいますようにお願いいたします。 もし以下のような教会ならば、結城はお勧めできません。
(2000年3月29日更新)