結城浩
1997年12月4日
きょうダビデの町で、あなたがたのために、 救い主がお生まれになりました。この方こそ主キリストです。 あなたがたは、布にくるまって飼葉おけに寝ておられるみどりごを見つけます。 これが、あなたがたのためのしるしです。」 (ルカの福音書2章11節〜12節) あなたがたのために、救い主がお生まれになりました。 御使い(天使)は野宿をしている羊飼いにこう告げた。 イエスの誕生を最初に告げられたのは、 王様ではなく、金持ちでもなく、 野宿をしている羊飼いであった。 みなが待ち望んでいた救い主。 キリストがとうとうやってこられた。 ・待っている方がやってくる ・預言されていたことが成就する ・約束されていることが果たされる ・起こるべきことが起こる 私たちは聖書の中からこのようなメッセージを読み取ることができる。 そしてそこから、神さまのご性格をうかがいしることができる。 私たちはいま、クリスマスを目前にしたアドベント(待降節)の中にいる。 クリスマスを「待っている」わけである。 私たちはいま、さらに大きなアドベントの中にもいる。 そう、キリストの再臨を「待っている」のだ。 聖書で預言され、まだ成就していないことがある。 (大きくわければ最後の一つだ) それはこの世の終わり、キリストの再臨である。 キリストはみどりごの姿をしてこの世に受肉した。 十字架で死に、三日目に復活して弟子たちの前に姿を現した。 そして今度来られるときは、栄光をおび、御使いたちを伴ってやって来られる[マタイ25:31]。