結城浩
2005年4月27日
みやがわさんの colinux with SVKを読んでから、 coLinuxのインストールを読む。 そのうちにcoLinuxを試してみたくなる。
Cygwinを入れていないので、 dd for windowsからddのWindows版を入手し、 The bzip2 and libbzip2 official home pageからbzip2のWindows版を入手して準備しておく。 bzip2-102-x86-win32.exeは長い名前なので、bzip2.exeにリネームしてPATHが通っているところに置く。
Cooperative Linuxへ行って、coLinux-0.6.2.exeとDebian-3.0r0.ext3.1gb.bz2を入手。 ルートイメージはcoLinuxのインストーラ経由で持ってくることもできるみたい。 まあいいや。
あとは、 coLinuxのインストールを読みながら進む。 一箇所だけ、
dd if=/dev/zero of=swap.img bs=1M count=256
で、うっ、と詰まる。Windowsに/dev/zeroはないなあ。 if=nulとやったら、0バイトになっちゃうし。うう。 ええい、どうせスワップにするんだから、
dd if=root.img of=swap.img bs=1M count=256
でいいよね。だめ?
あとは、default.colinux.xmlを修正してから、 colinux-daemon.exe を動かす。…動かん。 メッセージを読むと、デフォルト設定ファイルは、default.colinux.xmlではなくcolinux.default.xmlらしい。 なので、-cオプションを使って起動。
colinux-daemon.exe -c default.colinux.xml
これでlogin:プロンプトが出る。rootでログインして、lsする。おお、Linuxじゃん。 ここまでたった45分。先達が coLinuxのインストールというWebページを残してくださるのは何とありがたいことでしょう。
ネットワークの設定はややこしそうなので、また今度。 ネットワークの設定ができたら、apt-dist upgradeとやらをやるとよいのだろうか【誰に問うてるおれカネゴン】。
追記
notogawaさんから、
WindowsXPなら fsutil file createnew ファイル名 サイズ(10進数byte) で内容0の巨大なファイルを作成できます
という情報をいただきました。感謝。