結城浩
2002年4月14日
礼拝後、家内たちと分かれ、私と長男の二人で電車に乗って帰宅。
その道すがら、私は長男(7歳)に「私はあなたについていくから、あなたは自分でどう進むかを考えるんだよ」という指示を出す。 長男は私に聞きながらも、自分で自動券売機を探し、いまいる駅・降りる駅を調べ、料金を調べる。 駅構内に入ったら今度は私が「どっちのホームだと思う?」と長男に問いを出す。 長男が困っているので、私は路線図の見方を少し教える。 反対側のホームだと気づいた長男は今度は自分で向こうのホームに渡る道を見つけ出す。 渡ってから、私は長男に構内のアナウンスに耳を傾けるようにアドバイスする。 そしてやっと乗車。途中で急行に乗り換えるかどうかの判断も長男にまかせる。 降りる駅名を確認させ、降りて、今度は改札口を確認させ…。 そんなこんなで、途中にマックに寄って、本屋さんに寄って、家に帰る…。 そのすべてを、長男が主になって判断し、 私は後ろからアドバイスをする、というスタンスで進んでみた。 帰ってからも長男はとても嬉しそう。 夜になってきた家内に、 長男は「帰り道、一人で帰ってきたんだよ。とてもおもしろかった!」と熱心に話す。