希望と信仰

結城浩

2000年1月21日

書籍の原稿書き。 とてもよい。 執筆とともに作業記録をつけているのだが、 私が集中して仕事をできるのは30分から90分くらいだ。 でも、つぼにはまった仕事ができるとその日一日がとても充実する。 客観的に見ると「つぼにはまった仕事」というのは心理的な面が大きい。 実際に書かれた文章が多くなくても、プログラムの量が少なくても、 何かしら、こう、正しいと思える方向に進んでいる実感のようなもの。 「希望」といってもいいかもしれない。 ふと、ヘブル書の「信仰」についての言明を思い出した。

信仰は望んでいる事がらを保証し、目に見えないものを確信させるものです。 (ヘブル11章1節)