本との出合いが「きっかけ」となる

結城浩

2002年6月17日

『Java言語で学ぶデザインパターン入門 マルチスレッド編』 の出版お祝いのメッセージをいろんな方からいただく。 そのメッセージの中に、 結城の本がある種の「きっかけ」になったことを感謝する、 という主旨のものが複数あった。 新しく何かを学びはじめるきっかけ、 新しいプロジェクトにチャレンジするきっかけ、 新しい自分を見出すきっかけ…結城の本(あるいは本のレビュー作業)が、 そういう「きっかけ」になったということらしい。 そういうメッセージを読むと、 不思議な感じを覚えつつも素直に嬉しくなる。 本を書くということも、本を読むということも、 ある種の「出会い」なのだろうなあ。