結城浩
2002年1月9日
まだ、まとめの章を書いている。 昨日思いついた「これ以外はない」という方法を試みてみた。 だめ、だめ、だめである。まったくだめ。 頭で考えているうちはうまく行きそうだったのだが、 実際に書いてみて、読んでみると全然だめでございました。 ひとりよがりもいいところのアイディアでした。没。 結局、3歩くらい戻ってやりなおし。とほほ。 … でも、しばらくぐちゃぐちゃやっていると、 また突破口が見つかった。 何とかこれで行くだろう(たぶん)。 今度はちゃんと書いてみて確認しているから大丈夫(たぶん)。
まとめの章はそんな感じ。 それとは別に、これまで書いた章をプリントアウトして、朱入れして、 レビューアからのコメントを反映する、 という地道で楽しい仕事もやっている。 読んでいて「なんじゃ、このひどい文章は」と思うときもあれば、 「おお、なんと素晴らしい文章。これはむちゃくちゃ面白い本になるぞ」 と思うときもある。 ひどい部分は書き直す。 面白い部分はていねいに磨く。