次男と遊ぶ

結城浩

2004年2月20日

最近次男はLEGOやプラレールで遊ぶことが多い。 今日は少しまとまった時間がとれたので、次男と二人でLEGOで遊んでいた。 遊んでいた、といっても単に二人でそれぞれの制作にいそしんでいただけなんだが。

飽きてきたら、ソファに二人で並んで座り、 谷川俊太郎の『マザーグース』や、中川李枝子『三つ子のこぶた』を読む。 子供に詩を読む、というのは意外に面白い時間になる。 特にリズムが楽しい詩がいいね。 言葉の意味はわからなくても、リズミカルな言葉は心がうきうきとしてくる。 たとえば、谷川俊太郎のマザーグースにはこういうのがある (すみません、いま思い出しながら書いているので漢字の使い方は間違っているかも)。

あめがふる あめがふる
箱には こしょうがはいってる
おしゃまなレディはひとりのこらず
ドレスのすそをからげてる

いみはよくわからないけれど、 アクセントを強調してリズミカルに読むと、 踊りたくなるような楽しい歌になる。

本を読むのに飽きると、今度はリコーダーを吹く。テレマンの曲を吹いてから、 そこにあったアニメの楽譜をめくりつつ「天空の城ラピュタ」や「となりのトトロ」などを吹いて楽しむ。 「となりのトトロ」の「さんぽ」という曲を吹いていたら、 この歌の歌詞が中川季枝子作詞であることに気がつく。