映画『プリンス・オブ・エジプト』

結城浩

1999年7月28日

映画『プリンス・オブ・エジプト』を観てきました。 これ、いいです。いい映画です。 ぜひ、みなさんごらんください。お勧めします。

(以下、映画の内容に少し触れますので、ご注意)

家内から『プリンス・オブ・エジプト』は 聖書的にかなりしっかりした映画らしい、 という情報を得たので、期待度を少し上げて出かけた。 モーセの誕生から海を渡る場面までを映画化してあり、 脚色はあるものの、 「モーセ」や「神」が聖書的に正しく描かれていると感じた。 「燃える柴」のあたりで、私は急に聖霊に触れられ、 映画館の中でぼろぼろと涙をこぼし、祈っていた。 「主の過ぎ越し」も、何とも言えない思いに満たされ、 われ知らず主への祈りが口に出た。

映像は美しく迫力があり、また音楽も本当によかった。 クリスチャンはもちろんのこと、ノンクリスチャンにもお勧め。 英語版と吹き替え版があるが、もし英語版を観る場合には、 「神(The God)」と「神々(gods)」の違いにぜひ耳を傾けてください。

エジプトの地で奴隷状態のヘブライ人が、神によって解放され、自由を得る。 これは、まさに私たちの姿そのままだ。 この世で罪の奴隷になっている私たちが、イエスキリストによって解放され、自由を得るのだ。

フォースではなく、 主なる神があなたとともにおられますように。