結城浩
2004年11月10日〜15日
ふと「ちょうど10年前の1994年11月に私は何をやっていただろう」と思った。
ハードディスクを探ってみると、あるある、当時の日記ファイルが出てきた。
1994-11-10 編集長からメールがあった。LB2についての進行チェック。 来週、18日ごろにセットアップするのがよいと思う。それまでがっと書こう。 devotion:エゼキエル16章。 数えてみよ主の恵み。 TeX:118dpiでは印字できた。240dpiでも印字できた。 麻薬フォントは要町フォントよりも読みやすい(スペースが空いているからか) のだが、いまいちねじれている印象を受ける。ひらがなだけでも調整したいと考えている。 眠い。5時に起きて息子をあやしつつフォントを少しいじった。
LB2というのは1995年に出版された『C言語プログラミングレッスン 文法編』(ISBN4-89052-519-X)のことです。 この本はLaTeXを使って書いていたので、TeXの実験をいろいろやっていたようです。 「麻薬フォント」や「要町フォント」はDOS/V用として使ったフォントだったでしょうか。 もうすっかり忘れてしまいましたが。
何だか、やっていることが今とあまり変わらない。
先日は10年前を振り返りました。 今日は、9年前の1995年11月を振り返ってみる。
1995-11-27 新しいマシン、Windows95とInternetとWinTeXとGNU Emacsと日本語入力。 息子はクマのぬいぐるみ「マロンちゃん」を「マノンニャン」と呼ぶ。 パーティションは一つにしておくか。 NTをいれることがあるだろうか。 Windows3.1はもう捨てても構わない。 Plus!を買う必要はあるか。 WTERMはWin95でなぜか文字化けをする。 テレホーダイ検討。 Wordくらいはインストールしておかないと不便か。 ホームページの充実。 意見を求めるためのフォーム考案。 開発環境インストール。VisualBasic 4.0とVisual C++。ヘルプファイルは重要。
1995年はWindows 3.1からWindows 95へ移行した年です。 当時はインターネットにつなぐのに電話回線を使ってダイアルアップしていたので、 電話料金が重要課題。23時以降の「テレホーダイ」は固定料金なので重宝しました。
そういえば、1995年は結城が「ホームページ」を開設した年。 来年(2005年)は、結城のホームページ10周年ですね。
先日は9年前を振り返りました。 今日は、8年前の1996年9月〜11月を振り返ってみる。
1996-09 ホームページの更新をもっと楽にする方法はないだろうか。 定型のテキストをメールで送ればそれがそのまま登録されるようにできないだろうか。 .forwardの中でパイプを使ってメールをフィルタリングすればできそうだ。 - - - - 自分をそのまま見るようにしよう。 これが自分だという視点に立とう。 弱い自分、情けない自分をそのまま認めよう。 けれどよいところも認めてあげよう。 自分をあるがままに見てあげよう。 1996-11 新連載のファイルをホームページからダウンロードできるように。 Navigator Gold のインストール。 息子の起き抜けの言葉「かーたん、おねぎ好き?」
行動が、今とあんまり変わっていない…。