結城浩
2000年5月20日
わがやでは「タクシークイズ」が流行っている。 クイズといってもクイズではなく、実際にはナンセンスな言葉遊びなのである。 問題はいつも同じで、解答がいつも違う。
結城「タクシークイズッ!」
長男+家内「ダーン!」(タクシークイズ、と言われたら必ず合いの手でダーンと叫ぶのが慣習である。 一休さんの「そもさん」「せっぱ」みたいなものだ)
結城「タクシーが来ました。手を上げたのにとまりませんでした。なぜですか」(というのがいつも同じクイズの問題である)
長男「運転手さんが気がつかなかったから」
結城「ブ、ブー。お客さんを乗せていたから」(出題者は必ず解答者と違う解を言わなければならない)
結城「タクシークイズッ!」
長男+家内「ダーン!」
結城「タクシーが来ました。手を上げたのにとまりませんでした。なぜですか」
長男「お客さんを乗せていたから」
結城「ブ、ブー。回送のタクシーだったから」
何回もやっているうちに、解答はだんだんシュールになっていく。
結城「ブ、ブー。ブレーキが壊れていたから」
家内「それ、あぶないって」
結城「ブ、ブー。高速道路だったから」
家内「高速には流しのタクシーはいないって」
たわいのない家族団欒ですね。