結城浩
2004年2月3日〜2月25日
眠い。
今日もどんどん文章を書く日。
まだ、ぢみにやつてゐます。左手が痛い。
まだ、ぢみにやつてゐます… φ(._.)
すみません、結城浩@教えてクン状態です。
Webのどこかでどなたかが「WikiとWebは同じ素材でできている」 という主旨の文章を書いていたように記憶していますが、 見つけることができません(WikiもWebも素材も大量にありすぎ…)。 もし出典(?)をご存知の方がいらっしゃいましたら、 ご一報くださるととても助かります。
(小一時間後…)
たくさんのご連絡をいただきました。ありがとうございます! うるうる…。
江渡浩一郎さんの WikiはWebと同じ部品からできているという言葉でした。 私はyomoyomoさんの、 『考えるヒント』で読み解く!経由で読んだのでした。
「ぢみに」仕事をした結果、なんとか脱稿しました。
イエスさま、ありがとうございます。 すべての栄光を主に帰し、 お祈りしてくださったみなさまに感謝します。
結城の新刊は 『結城浩のWiki入門 —— YukiWikiではじめるシンプル・コラボレーション』 になりました。 2004年3月末ころの出版を予定しております(インプレス刊)。
Wikiを中心的に扱った本といえば、 yomoyomoさんが翻訳した 『Wiki Way』 http://www.yamdas.org/wikiway/index.htmlが有名です。 結城のWiki本は、 日本で(世界で?)2冊目のWikiの本ということになります(たぶん)。
ということもあり、
結城のWiki本では、あまりマニアックな方向には進まないつもりです。
それよりは、Wikiに対して「どんなものなんだろう?」「何に使えるんだろう?」
と素朴に関心を持っている方々に何らかのヒントとなる本にしたいな、
と思っています。マニアックな本はどなたかが書いてくださるでしょう… (^_^)
。
Wikiのイメージをつかむためには、 具体的に触れていただくことが大事だと思い、 Apache + ActivePerl + YukiWikiの組み合わせをWindowsマシンにインストールする手順や、 使い方の解説も第II部の中で行っています。 でも、第I部と第III部ではWiki全般の視点に立って書き、 YukiWikiを使わない人にも役に立つ内容としています。
先日脱稿したばかりですので、 出版までに新しい動きがありましたら、 下記ページやこの日記などでアナウンスしようと思っています。
どうぞよろしくお願いいたします。
『結城浩のWiki入門』の原稿はCVSで管理しているので、 作業ログを元に月ごとの作業量を調べることができる。 Perlで書いたスクリプトは次の通り。 こういうときに、Perlはとっても楽だ。
# cvs logの出力から月ごとの作業量を調べる use strict; my %ins_count; my %del_count; my %all_count; while (<DATA>) { chomp; if (m|^date: (\d\d\d\d)/(\d\d)/(\d\d).*lines: \+(\d+) \-(\d+)|) { my ($year, $mon, $day, $ins, $del) = ($1, $2, $3, $4, $5); my $key = "$year-$mon"; # my $key = "$year-$mon-$day"; # 日ごと $ins_count{$key} += $ins; # 追加行数 $del_count{$key} += $del; # 削除行数 $all_count{$key} += $ins + $del; # 変化行数 } } foreach my $key (sort keys %ins_count) { printf("%s: %8d %8d %8d\n", $key, $all_count{$key}, $ins_count{$key}, $del_count{$key}); } __DATA__ (以下、cvs logの出力を貼り付ける)
実行結果は次の通り。 最後でがんばっているのが明らか。 もっと計画的に仕事してくださいね > 自分。
2003-08: 585 582 3 2003-09: 218 195 23 2003-11: 132 82 50 2003-12: 3615 2805 810 2004-01: 2591 1912 679 2004-02: 9234 5496 3738
yomoyomoさん、 さっそく 反応+応援ありがとうございます。
『結城浩のWiki入門』の初校ゲラをいただいたので、楽しみながら校正を進める。 午前6時頃に私が食卓で朱を入れていると、長男が起きてきて「何しているの?」という。 Wikiの本の校正をしているというと、長男も読み始めた。 先日「ひとりWiki」を楽しんでいたので、興味深く読んでいる。
本を書く、というのは幸せな仕事だ。 自分の子供に「この本はお父さんが書いた本なんだよ」と示すことができるから。 形があり、重さがあり「これです」と相手の目の前に自分の仕事を置けるのは幸福なことだ。 私の活動を支えてくださるみなさんに心から感謝します。
ぢみに校正をやつてゐます… φ(._.)
眠いぞ。
今日も『結城浩のWiki入門』の校正を「ぢみにやつてゐます」。 φ(x_x)
[WB]『結城浩のWiki入門』初校の著者校正が終わり、編集部へ戻す。 編集者さま、よろしくお願いいたします。
早くもインプレスダイレクトにて予約が開始されているようですのでリンクします。 副題は「YukiWikiではじめるシンプル・コラボレーション」から 「YukiWikiではじめる みんなで作るWebサイト」に変わりました。 ちょっぴりやわらかめに。
アマゾンはまだですね。アマゾンでWikiを検索すると、 Bo Leuf, Ward Cunningham著、yomoyomo訳の『Wiki Way』が「和書:全1件」で見つかります。
奥さんに「ねえ、今度の私の本は世界で2冊目のWikiの本なんだよ(たぶん)」というと、
奥さんは「ごめん、Wikiって何だっけ」と答える。 (^_^;