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Perl言語プログラミングレッスン |
この連載では、プログラミング言語Perlの楽しさを紹介していこうと思います。 プログラミング言語の面白さや便利さは、話を聞いているだけではなかなか理解できないものです。 実際に自分でプログラムを書いたり、読んだり、動かしたりするとき、とてもよく理解できます。 けれど、コンピュータに関する情報があふれている現在では、 自分で実際に体験する前に、いろんな人のいろんな意見が耳に入ってくるものです。 Perlについても肯定的な意見や否定的な意見が交わされています。 情報収集は大事なことですが、それが災いして「食わず嫌い」になってしまう可能性もあります。 この連載を通して、私は読者のあなたが実際にPerlを体験し、 その面白さを理解してもらいたいな、と願っています。
私がPerlにはじめて接したとき「C言語に比べて面倒そうだな」「何やっているかよくわからない」と とまどいを感じたのを覚えています。 でも、実際にPerlでプログラムを組んでいるうちに、そのとまどいは消えていき、 わくわくするような面白さに変わっていきました。 今、最初の入り口のところでやめなくてよかったなあ、とつくづく思うのです。 私は、読者のあなたにもその「とまどい→わくわく」を体験していただきたいのです。
「私には○○言語があるから新しくPerlなんて覚えなくてもいいや」という方もいるかもしれませんが、 そのような読者にも「でも、まあ、ちょっと試してみませんか」とお勧めしたいです。
以上が、この連載でやりたいなと思っていることです。 どうぞよろしくお願いします。
Perlの全般的な紹介をし、同じ動作をする簡単なプログラムを複数の方法で書いています。
foreachの例を書いちゃったけれど、あれはwhileの方が適切だったかもしれませんね。
HTMLファイルのメールアドレスを書き換えるプログラムを少しずつ進化させていきます。
テキスト中の文字列検索、grepの使い方、日本語を扱う注意点、重複文字の発見、 タグジャンプなどを題材として、Perlを使ったテキスト処理について考えます。
LWP::Simpleを使ったWebページの取得と、 Net::FTPを使ったWebページの更新を題材にして、簡単なネットワーク処理を楽しみます。
CGI.pmを使って簡単なCGIを作ってみましょう。
Perlで使われる文書フォーマットPOD (Plain Old Document)について学んでみましょう。
Webアプリケーションというものについて簡単に解説した後、 簡単なテキスト処理ツールをCGIに仕立てる流れを具体例を通して学びます。 また、インターネットの図書館「青空文庫」のために筆者が作成した 「文字チェッカー」の例をお話します。
Perlのオブジェクト指向を学んだり、 Perlで複雑なデータ構造を構築しようと思ったときに必要になる「リファレンス」について学びます。
YukiWiki(結城ウィキィ)とは、 参加者が自由にページを追加・削除・編集できる不思議なWebページ群です。 Web掲示板とちょっと似ていますが、 Web掲示板が単にメッセージを追加するだけなのに対して、 YukiWikiは、Webページ全体を自由に変更することができます。
Perlのオブジェクト指向プログラミングについてお話します。 まず、リファレンスについて復習をした上で、 Perl5から導入されたオブジェクト指向の機能がどのように実現されているのかを学びます。 またそれにあわせて、Perlのデバッガの使い方や Data::Dumperモジュールにも触れます。 おまけとしてTkモジュールを使ってとっても簡単なGUIプログラムを作ります。
メタ文書の規格として現在注目を集めているXMLについて簡単に解説し、 PerlでXML文書を扱うためのモジュールXML::Parserについて解説します。