ご主人がふるう暴力に苦しんでいる方のために

天の父なる神さま。あなたの御名を賛美いたします。
いま、ご主人がふるう暴力に苦しんでいる○○さんからの
お手紙を読みました。
ご主人の暴力のために、○○さんは心が壊れそうになっている、
そして子どもさんたちにもよくない影響が出ているということです。

主なる神さま。
あなたはこの御一家のことを知っていらっしゃいます。
そしてそこでほんとうに何が起こっているのか、
ご家族のひとりひとりが何を求め、何を考え、
何を願っているのかをご存知です。

神さま。どうぞあなたがこの御一家をあわれんでくださり、
あなたからの愛を送ってください。
あなたからの慰めを与えてください。
ご主人が感じている痛み、苦しみをあなたは知っています。
ご主人のもがきをあなたは知っています。
イエスさまは鞭打たれ、十字架に釘づけになったお方ですから、
私たちの痛みと苦しみをご存知です。
主よ、どうぞご主人に応えてくださって、
必要なものが与えられますように。

神さま。
また○○さんの忍耐をあなたは知っています。
つらい暴力に耐えて、耐えて、耐え続けておられます。
どうぞ、○○さんの心を支え、導いてください。
聖霊様が来てくださって○○さんの心を整えてくださいますように。
またどうぞ、将来のことについてよき判断をなすことができますように
○○さんによい助け手を与えてください。
主よ。あなたにできないことはありませんから。
お願いです、主よ。

○○さんのお子さんの心も、あなたが守ってください。
主よ、あなたは子どもをうちすてることはなさいません。
あなたは子どもをみもとに引き寄せ、愛してくださるお方です。
主よ、どうぞ今、この子どもをあなたの御手で愛してください。
両親の痛みをそっくり背負うことがありませんように。

○○さんのいまのこの苦しみがどのような意味を持っているのか、
あなたがなぜこのような状況をおゆるしになっているか、
私たちにはわかりませんが、主のご計画がそこにあり、
主の栄光がそこに示されることを信じます。

どうぞ、必要なときに、
もっともよい道が○○さん御一家に示されますように。
神さま。

この祈りを、○○さんのことを思っていらっしゃる多くの方の祈りにあわせ、
また、この文章をいまここで読み、祈ってくださる人々の祈りにあわせ、
イエスキリストの御名によって御前におささげいたします。

アーメン。

（2003年3月17日）

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