絵本を読む心がけ
結城 浩
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子どもに絵本を読みきかせることについてのメモ。
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ゆっくり読む。ゆったり読む。一つ一つの言葉を丁寧に。
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先を急がない。子どもが反応を示したら、それに耳を傾ける。
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大げさな口調や口真似は不要。普通に読む。でも心をこめて。
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読む内容もさることながら、子供と「いっしょの時を過ごす」感覚が大事。
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不適切な表現は適当に飛ばす、言いかえる。
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難しそうな表現は必要に応じて言いかえる。でもいつもする必要はない。
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100%の思いを込めて。でも軽やかに。重くならないように。
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本は、子供に選ばせてよしとはしない。親がきちんと考える。
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リズムをつけて。いつも同じ調子で。
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よい本なら、繰り返して読む。
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当然だが「テレビを見ながら」にならないように。
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本を読んでいるときだけではなく、日常の中にもファンタジーを。
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まず、大人が楽しみながら読む。
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いろんな意味で、無理をしない。
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以下、本の紹介。
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『ぐりとぐら』(福音館書店)
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『てぶくろ』(福音館書店)
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『パンやのくまさん』(福音館書店)
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『14ひきのこもりうた』(童心社)
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『しょうぼうじどうしゃじぷた』(福音館書店)
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『およげラッコぼうや』(偕成社)
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『おおきなかぶ』(福音館書店)
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スキャリーおじさんのシリーズ
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2001年4月11日、レイアウト変更。
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2000年9月2日、公開。