> 結城浩の日記 > 2008年4月 | 検索 |
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本を書いています。
執筆の最前線は第9章。 じっくり検討した結果、中心的アイディアに絞ってていねいに書くことに方針を定める。 そして思いっきり深みまで入る。わりと気分がよい。 調子よく行けば、来週にはレビューアさんに送れるだろうか。
今日までもらったレビューアさんからのメールは、すべてファイル末尾に転記完了。 あとは、ファイルの内容に反映させるだけ。 未反映項目は219件。
ε( v ゜ω゜) < 僕の出番は?
あ、そうだね。じゃあ、未反映項目のカウントをしてもらおうかな。
ε( v ゜ω゜) < 未反映項目はあと219件
ありがとう、トド(TODO)ちゃん。
第9章を進めるのに疲れたら、前の章にもどって未反映項目を減らすか、 第10章や付録を少しずつ進める。 終盤戦だけど、道半ば。祈りつつ進もう。
* * *
次の日、早朝。
ε( v ゜ω゜) < 未反映項目はあと186件
本を書いています。
執筆の最前線は第9章。 冒頭部分は書いたけれど節の構成にまだ迷いがある。 とりあえずはさくさくと出力。 すでに章の予定ページをオーバーしている…。
残っているのは第10章と付録など。 つい先ほど、レビューアさんへ「謝辞で名前を公開してもよいですか」メールを送った。 恒例のメール。
レビューアさんとのメールのやりとりはこれまでに279通。 そのうち35通はまだファイル末尾に転記していない。 ファイル末尾に転記終えたら、脱稿までの校正時にファイルの内容に反映させる予定。
そろそろ執筆作業としては終盤戦に入ろうとしている(本の作成という意味ではまだまだだけれど)。 祈りつつ進もう。
新刊のアナウンスはいつごろやろうかなとか、 何かおもしろい販促企画はあるかなとか、 あれこれ考えて楽しい時期でもあります。
先日、第8章をレビューアさんに送付しました。 予定通り月末繁忙期と並行して進みました。 で、現在はすべてのつじつま合わせとしわ寄せが来ている第9章の執筆中なのです。 でも、意外としわ寄せは来ていなくて、スムーズに行くんじゃないかな。 まずはばたばたと思考をファイルに転送。
第9章が現実的な最後の難関。 ここを過ぎれば第10章(最終章)だけれど、 ここはすでにかなり書き進めているからわりと安心。 だから、第9章を越したら第10章はすぐ終わると思う。 そしたら、レビューアさんからの情報反映のために第1章から読み直しをし、 脱稿前の最終校正にはいる。 そこまで行ったら、付録(参考文献など)はさておいて、編集部に送ろうかな。 おそらく、5月末までには脱稿できるかな。
ぱらぱらとここまでの章を読んでみると、すごく楽しい。 おもわず夢中になって読んじゃった。 これ、画期的で素晴らしい本になるんじゃないだろうか(ライターズ・ハイ)。
神さま、神さま。感謝します。 どうぞ最後まできちんと仕上げることができますように。 この本を必要となさっている読者さんのところまで無事にとどきますように。 イエスさまのお名前で祈ります。アーメン。
何とか原稿送付。すみませんすみません。
気がつけば木曜日。月末繁忙期であります。
なおやさんの、 勉強、学ぶという文章を読む。 「たとえば物理などを学ぶことで、物事を見る目が変わる」という話を中心に広がるたいへん興味深い文章。 若い人は読むとよいです。
* * *
さて、この文章を読んですぐに思ったのは、 「学ぶことで物事を見る目が変わる。人生が豊かになる。生活態度も変わる。まことにその通り。 では、信仰を得ることで何が変わるだろう」ということでした。 信仰を得ること、聖書に書かれている神さまの存在を知ること、自分が神さまに愛されている存在であると知ること、 これは、人生を生きる「意味」を知る第一歩かもしれない、と思いました。 自分の人生を豊かにしても、自分はいつか死ぬ。 この世にいくら何かを積んでも、そのすべてを、自分の肉体を含めたすべてを放棄する時がくる。
死によって、この世のすべてを放棄させられる。これは重い事実です。
だとしたら、なぜ生きるのか。
その問いに、ある抽象レベルで答えるのが『聖書』だと思います(それを具体化するのは各人のお仕事)。
エンジニアは「枯れたシステム」の強固さを知っています。 聖書は何千年ものエージングテストを経てきています。 読んで損はない。
といっても、独学で聖書を読むのはたいへんなもの。 お近くの教会や、三浦綾子さんの本をおすすめします。
午前中は礼拝。午後は次男と本屋さん。 帰ってきてから、おやつ。 また出かけてちょっと買い物。 帰ってきてからお昼寝。 そんな、ゆったりした週末。
韓国版『数学ガール』からの抜粋です。 結城はハングルがさっぱり読めないのですが、みなさんはいかがでしょう。
ミルカさんの登場シーン。
ミルカさん、去り際の一言。傍点部分に注目です。
テトラちゃんの登場シーン。 韓国の方も萌えてくださるでしょうか。
台湾の青文出版社による『数学ガール』の翻訳『數學少女』は、5月に延期らしいです。 このリンク先は読者さんから教えていただきました。
原定4月出版的數學少女因插畫進度的問題, 順延至五月出版,
だそうです。何となく意味がわかるのは漢字の威力ですね。 「插畫」というのは挿絵かな?
ということで『数学ガール』の翻訳は、 (1)韓国(出版社から今日結城の手元に届きました)、 (2)台湾(5月に出版)、 (3)中国(先日翻訳のオファー) という三本立てで進んでおります。
応援してくださるみなさんに心からの感謝を!
中国本土の出版社から中国語版の『数学ガール』翻訳のオファーが来ているそうです。感謝します。
『数学ガール』は、韓国と台湾で翻訳・出版されています(台湾のほうは5月になったようです)。
数学ガールの世界が広がっていくのは楽しいですね。 応援してくださるみなさんに感謝、感謝!
本はずっと書いています。 ついさっき、何とか第7章をレビューアさんへ送付。 書いては消し書いては消ししていて、 この章はけっきょく最初に書いた版とはまったく違う内容になったような気もする。
第8章はすでに準備が進んでいるので、月末繁忙期と並行して進むだろう(希望的観測)。
第10章のほうもすでにかなりの部分ができている。
そして現時点での最大の問題は、 すべてのつじつま合わせを行わなければならない第9章なのであった。
あー大変だ(といいつつ楽しんでいる)。
第9章がなんとか形になったら、 新刊のアナウンスをしたいなあ。 いつごろだろう。連休明け?というのは希望的観測も過ぎるというものだ。
* * *
しかし、自分がこんなに根気強いとは驚きだ。 本を書くのって何ヶ月もかかるじゃないですか。 なのに飽きないんですよねえ。
ちなみに手元の作業記録によれば、 現在執筆中の本を書き始めたのは2007年7月9日ですね。そして7月14日には目次を作っている。 それは現在の目次とだいたい4割くらい一致しているようだ。
午前中は礼拝。今日はちょっと雨っぽい天気。 お昼ご飯の後、本屋さんで少し立ち読み。 最近次男がもりもりと本を読んでうれしい。
夕ご飯の後、第7章の難関部分を乗り越えた…のかな? 何とか月末繁忙期に入る前にせめて第7章はレビューアさんに送りたい。
日記をあまり書いていませんでしたが、元気です。 なんだかたくさんの方から応援と励ましのメッセージをいただき、感謝しています。 特に無理はしていませんし、体調がそんなに悪いわけではありません。 ご心配をおかけしました。
今日の午前中は第7章のプリントアウトをゆっくり読みました。 お昼はざるそば。午後からは次男といっしょにサイクリング…ってほどでもないか。 自転車に乗って近くの本屋さんまでおでかけ。 その後、フレッシュメロンジュースを飲み、食べ物をいろいろ買って帰る。
夕方は、午前中に入れた朱をファイルに反映させました。 その後、次男といっしょにレゴをしたり、本を読んだり。
4/9にレビューアさんへ送付予定だった第7章を再度編集中。 で、現在、著者息切れ中…、なのでレビューアさんに、 送付遅れますの連絡を送りました。
なんだかいろいろ疲れている月曜日。 こういうときには、自分のCPUのクロックを落として、のんびり(というかゆっくり)過ごす。 何かというとちょっとひといき、考えてはちょっと一服。 作業が進まなくても気にしない。 たくさんあちこちやるのではなく、たったひとつのことに時間をたっぷりかける。 ひとつのフレーズをわざと書いたり消したり書いたり消したり。 本文をいじるのに飽きたら、いつもは読まない別の本を急に読み出したり。
わたしがすごい仕事をしても、だめだめな仕事をしても、 すばらしい神さまはいつも私と共にいてくださって、 私を変わらない愛で包んでくださる。
仕事がばりばり進んでも、仕事がまったく進まなくても、 イエスさまはいつもやさしく微笑んでいてくださる。 イエスさまの約束はゆらぐことはない。
限られている時間、限られている命。 その中で、私は生きればよい。 神さまが私に与えてくださった命をていねいに生きればよい。 他の人が私をどう考えるかはさておき、 自分が私をどう考えるかもさておき、 神さまが私をどう考えるかだけに意識を合わせる。
そして、もう一度思う。
神さまはいつも変わることがない。 神さまの愛はいつも、いつまでも変わることがない。 永遠から永遠までおられる方を賛美しよう。
主よ 主の愛をば いかにほめまつらん 歌うとすれども 言の葉 知らぬ身 あめなる み歌を わが口にたまえ (賛美歌342番)
ああ神さま! あなたの愛を どのようにほめたたえたらよいでしょう 歌おうとしても 言葉を知らない私です 天の 神さまからの歌を 私の口に お与えください! (私訳)
この賛美歌342番は、私にとってとても大切な歌です。 神さまをほめたたえることを願う。 しかし、そこでいきなりほめたたえて終わりではない。 ほめたたえるための歌ですら、 自分から出てくるものは 不十分であることを知っている。 神さまをほめたたえる歌までも、 神さまにより頼んで与えていただこうとする姿勢。 その謙遜で、身の程をわきまえた姿勢に、 私は心打たれる。
そして、そういう態度そのものが、 神さまと自分との秩序ある関係を表現し、 神さまをほめたたえる歌となっている。
神さま、あなたは素晴らしい方。 天地万物をおつくりになり、私たちをおつくりになり、 私たちを愛してくださり、私たちにいのちと時間を与えてくださる方。 あなたの恵みに感謝します。 あなたの恵みによって、私の杯はあふれています。 そうです。あふれています。 あなたの愛は尽きることがありません。 主よ、あなたを賛美します。 あなたは素晴らしい方です。 必要なものをすべて備えてくださり、与えてくださり、計画を成就なさる方。 あなたによって私は生かされています。主よ、感謝します。
新しい季節、新しい環境でとまどったり疲れたりしている方のために祈ります。 神さまがそのような方のために必要な力を与えてくださいますように。 とまどっている方には平静を、疲れている方には休息を、 悲しんでいる方には喜びを、さびしさをおぼえている方には慰めが与えられますように。 不安の中にいる方には、神さまからの解決が与えられますように。 どんな状況にあっても、万軍の主である神さまを覚え、安心して進むことができますように。 どんな環境にあっても、いつも共にいてくださるイエスさまをおぼえ、 感謝と賛美のうちに生きることができますように。
私たちを愛してやまない聖なる主、イエスさまのお名前によってお祈りします。
アーメン!
午前中は礼拝。 午後から本屋さんに寄ってから家でゆっくり過ごす。 今日はお昼寝をしなかった。
のんびり第7章をいじっていたら、ふと気づくと予定の二倍の量に膨れていた。 何か根本的に間違ってないか>自分。 と自嘲しつつ自重。
終了しました。多数のご参加をありがとうございました
年度初めということで、Lingrでチャットをしようかと思います。
今回のお題は、いつもと同じで「書くこと」に関するフリートークです。
といってもそんなに小難しい話ではなく、 楽しくおしゃべりしましょうという企画ですので、どうぞお気軽に。 もちろん、ROM(Observer)も大歓迎です。
お題:新学期Lingrチャット: Free Talk on Writing 2008 日時:2008年4月4日 23:30頃〜24:30頃(結城がおねむになるまで)
Lingr重いのでIRCの裏会場もあります。
裏会場:IRC irc.fujisawa.wide.ad.jp:6667 #hyuki_freetalk
本を書いています。 今日はレビューア送付の最前線、第7章の再構成。 ものすごくおもしろい題材(でも、章の流れからは不自然)をどうしようかさんざん悩んだあげく、 最終章へ移動。この題材、章の間を漂流している。 まあいちおう章の形にはなった。 あとはひたすら読み返さなければ。
Yahoo!JAPANのオフィシャルブログとして連載していました 「結城浩のYahoo!日記」(コミュニケーションのヒント)ですが、 早いもので、連載始めてからちょうど一年。 ひとめぐりということで、三月末でお休みとさせていただくことになりました。
これまでのご愛読をありがとうございます。
また、Yahoo!デベロッパーネットワークとYahoo!ブログのスタッフの方々に、心から感謝します。
最終回の記事をアップしてから、 思いがけずたくさんの読者さんより 「更新を楽しみにしていました」「終了するのは残念です」とお便りをいただき、 胸があつくなりました。応援メッセージをいただけるのはほんとうにうれしいものです。 ありがとうございます。 今後もいろんな活動をしていきますので、 ぜひ応援してくださいね。
本を書いています。 朝、レビューアさんからのメールを14通ほど読み、指摘事項をピックアップしてファイル末尾にコピー。 それぞれの指摘事項は、後ほど各章を校正するときに反映する予定。 細かいtypoや、すぐに修正できるポイントはすぐに直す。
以前、3.14(数学の日)にミルカさんのイラストを描いてくださった赤井風車(ふーしゃ)さんが、 今度はテトラちゃんを描いてくださいました。 かわいいですね。ありがとうございます!
以下、これまでにミルカさんやテトラちゃんを描いてくださったみなさんのページをリンクします (万一抜けていたら教えてくださいね)。
数学ガールのイラストをWebで公開している方がいらっしゃいましたら、 ぜひ 数学ガールのフィードバックのページから教えてくださいね。
みんな心にそれぞれの数学ガールを。
igatoxinさんのアンビグラムも再紹介。
そういえば、 ニコニコ動画の数学ガールも再生数がずいぶん伸びていたようです。
コミック版数学ガールも、4月5日に連載第二回目になります。 どうぞお楽しみに。
数学ガール関連では、 4月か5月にまた新しいニュースがありますので、 そちらもどうぞご期待ください。
春から、京都で働くことになりそうです。
京都といえば「はてな」ですね。 実は、はてなの近藤さんとは一度だけお会いしたことがあります(追記:間違ってました、二度お会いしてました)。 確か2004年の6月、京都から東京へ拠点を移すころのタイミングだったと思います。 「どうして東京へ拠点を移すのですか?」という結城の質問に対して、 「東京という主戦場で力を試したいと考えたから」という主旨のお答えをいただきました。
そのとき近藤さんから「以前、Perlで結城さんのJavaデザパタ本のサンプルを書き換えて、 公開許可を結城さんにもらったことがあるんですよ」と言われて驚いたのも 懐かしい思い出です。以下のリンクをたどると、近藤さんのスクリプトが読めます。
おっと、京都というキーワードから、 はてなの近藤さんの思い出話が長くなってしまいました。
ここから本題。
実は、株式会社はてねから結城あてに正式なお仕事のオファーがありました。 どういうお仕事かというと、ざっくり言って以下のような感じらしいです。
まあ、感触としては、会社の「中の人」になって、自由に見て回り、 気になるところをあれこれ指摘してほしいという主旨だと理解しています。
で、気になる条件なのですが、
ということらしいです。 破格の申し出ですので、現在オファーを受ける方向で考えています。 しばらくは東京と京都を往復する生活になりそうですね。 さて、どうなりますか。
なお、上の内容は、日記に書いてもよいという許可を得て書いています。
…ちょっとインフォーマルに書きすぎましたかね。 フォーマルな内容は以下のリンクにあります。
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