> 結城浩の日記 > 2009年3月 | 検索 |
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今週の目標は「第5章と第10章を固める」こと。
全体像を忘れて(忘れていいと自分に言い聞かせて)、第5章を虚心に読む。 とりあえず14ページまで来た。
今週の目標は「第5章と第10章を固める」こと。
全体像を忘れて(忘れていいと自分に言い聞かせて)、第5章を虚心に読む。 とりあえず4ページ進んだ。
夜までかかって、8ページまで来た。
現在書いている本の全体像を見直してみよう。
振り返ってみると、現在の良い点。
現在の問題点。
今週の目標は「第5章と第10章を固める」こと。
午前中は礼拝。 午後は、昨日の模様替えの続き。 次男といっしょに小さな家具組み立て。 ノートパソコンのセットアップの続き。 なぜか今晩も奥さんといっしょに散歩。 Mac食べた。 長男に英語のテストを作って嫌がられた(でも解いてくれた)。
出版社さんに依頼されていた色紙を描いた。 書店さんのフェアで使うのだそう。 いつものように「スレッドお化け坊や」を描く。
今日、新しい本のレビューアさんへ第一報を送った。 来月頭に送る予定だったけれど、時間的な都合。
今日はあまりお仕事をしない一日でした。
部屋の模様替えというか、片付けもの。 使わなくなった書き物机とカップボードを分解して子供のベッドの下に移動。 お昼はざるそば。 午後はずっとノートパソコンのセットアップ。 それから、奥さんと次男といっしょに散歩。 なぜかMacで晩ご飯。 あ、それから長男と二次関数で遊んだ。
仕事といえば、 コミックフラッパー連載中の「数学ガール」の数学チェックをしていました。 一個ミスを見つけましたが、すでに編集さんのほうで見つけていらっしゃいました。 さすが。 連載の数学ガールもあと二回(4月5日と5月5日売りの分)で終わりです。 何だか早いですね。 コミックス「数学ガール 下」は夏でしょうか。 楽しみですね。
祈っています。
女性の研究者さんから 「数学ガール」コミックス版の感想をいただきました。 ご本人の許可を得て、公開させていただきます。
ありがとうございます!
読者さんから
1時間ほどの時間つぶしに入った喫茶店で、初めて目にして手に取りました。 ラブコメとしても、数学的読み物としても、とっても面白いと思います。 実は、中学から高校生までの相当の期間、数学が苦手になってしまったことがあります。 数学で扱う内容が、現実の「かず」と段々離れていき、「わかったようでわからない」「なんで?」の疑問が解決されなくて、 だんだん苦手になり、疎遠になってしまっていました。 例えば、ルートや虚数の定義一つとっても、何でそうのか?を気にして進めなくなってしまっていました。 自然科学である以上、まずは前提として自然の摂理、完全な姿が先にあり、人間はそれを発見・享受する側と思っていました。
でも、高校の終わり頃、「数学って(誤解を恐れずに言えば)思想の一つで、人間が作った、定義した架空の世界。 その全世界で共有している(空想の)世界観、同じルールのなかで考えたり遊んだりすればいいんだ」と割り切ってみると、とってもすっきりしました。 例えば上記の定義にしても、「なんでそうなるのか?」ではなくて、 「そう定義することによって、便利に世界を構築でき、理解できる」と思うと、すんなり納得でき、やっと離れていた数学にちょっと近づく気持ちが出てきました。 離れていた期間が長すぎて、相思相愛の関係にまでは持っていけませんでしたが。。。
そんな背景があり、読んでいて、テトラちゃんには色々と共感してしまいました。 数学が苦手に感じ始めたときにこんなコミックに出会っていたら、疎遠にならずにすんだんじゃないかなぁ・・。 次巻も楽しみにしています。また、原作も読んでみようと思います。 ありがとうございました。
結城から
ご感想ありがとうございます。
数学は、自然を描いたものなのか、 人間が定義したものなのかというのは、 哲学的な問題も含んでいて興味深い話題ですよね。
数学ガールの世界では、登場人物たちが、
素直で素朴な疑問に向かっていて、私自身、とても学ばされます(^_^;
応援ありがとうございます!
今週は「第10章を書き進める」とともに「第1章から順番にプリントアウトして朱入れ」を行う。
第5章をプリントアウトした。 三分の一に朱を入れてファイルに反映した。 TODOが11個残っている。
ε( v ゜ω゜) < 第5章のTODO残り11個
第3章の朱の残り全部をファイルに反映。 TODOが10個残っている。
ε( v ゜ω゜) < 第3章のTODO残り10個
第4章の朱の残り前半をファイルに反映。 TODOが6個残っている。
ε( v ゜ω゜) < 第4章のTODO残り6個
第10章はあまり進まないな。
今週は「第10章を書き進める」とともに「第1章から順番にプリントアウトして朱入れ」を行う。
第4章をプリントアウトした。 ほぼ全部に朱を入れたけれどファイルにはまだ反映していない。 少し加筆が必要。
第3章の朱をファイルに反映。 けっこうたくさんある。まだ半分。 TODOが8個残っている。
ε( v ゜ω゜) < 第3章のTODO残り8個
第10章は、各節の見出しを整えて大きな構成を考えている状態。
今週は「第10章を書き進める」とともに「第1章から順番にプリントアウトして朱入れ」を行う。
第3章をプリントアウトした。 ほぼ全部に朱を入れたけれどファイルにはまだ反映していない。 また、少し欠けを発見。
第10章は、昨日の作業の続き。 たくさん並んでいる項目を読み直して形式を整えた。
今週は「第10章を書き進める」とともに「第1章から順番にプリントアウトして朱入れ」を行う。
第2章をプリントアウトした。 34ページのうち、27ページまで朱を入れてファイルに反映した。 意外に大きな修正が見つかって驚いている。 TODOが3個残っている。
ε( v ゜ω゜) < 第2章のTODO残り3個
第10章は、少し目先を変えて、 たくさん並んでいる項目を読み直して形式を整えた。
第10章、50〜60ページの予定が現在69ページ。
今週は「第10章を書き進める」とともに「第1章から順番にプリントアウトして朱入れ」を行う。
第1章は終わった。明日は第2章をプリントアウトして朱を入れる。
第10章は、あまりきっちりではないが、7ページくらいまで進んだ。 明日は14ページくらいまでいきたい。 勉強が必要そうなところにはTODOマークを付けておこう。
ε( v ゜ω゜) < お呼びですか?
あ、そうだね。もう少ししたら呼ぶかもね。トドちゃん。
第10章、50〜60ページの予定が現在69ページ。
今週は「第10章を書き進める」とともに「第1章から順番にプリントアウトして朱入れ」を行う。
今日は第1章。全部を読んで朱を入れて、ファイルに反映した。問題なし。
第10章は、まずは4ページまで固める。 それから、第10章の終わりも固める。 とてもいい。 でも、先は長い。
第10章、50〜60ページの予定が現在67ページ。
先週末に、現在書いている本のレビューをお願いするメールを何名かに送りました。 少しずつメールの返信がもどってきています。 毎回、レビューの準備をしはじめると、とても気持ちが引き締まりますね。 現在は4月頭から送信し始める予定。以下、あまりあてにならない皮算用。
うーん…。 実際は、こんなペースで送信できないよなあ…。 そうだ、歴史に学ぼう。過去はどうだったっけ。 レビューアさんに原稿を送り始めてから、最終章を送るまでの期間をざっと調べてみると…。
ばらばらじゃん!
それはあれですね、どのくらいの完成度でレビューアさんに送り始めるかのタイミングが異なるからですね。
書籍執筆とオンラインレビューに関心のある方(特に書籍を書く方)は以下のページをどうぞ。 ずいぶん昔に書いたので、現在とは少し変わっている部分もありますね。 特に気になるところだけ直しました。
午前中は礼拝。天気のせいか、お昼から爆睡。
第10章を見直して、とても大きな構造をがさがさと直す。
第10章、50〜60ページの予定が現在70ページ。すでにかなりオーバーしてる。
週末である。 今週は第9章を進めたのだけれど、週末には全体像を見直してみよう。
うん、振り返ってみると、第9章はかなり進んだことがわかる。
第4,6,8章はとても似ていて、最初半分と最後はしっかりできているけれど、後半の頭がまだぶれている状態。
第7章は後半が乱れていて、第9章は後半がない状態。
第10章はまだまだやることがある。
全体として、文章の体裁は整ってきたけれど、全体を貫く一本の線はまだないようだ。 第10章を書いていて、テーマは見つかったつもりでいるのだけれど、 その精神を全体に行き渡らせていない感じがする。
来週は、 「第10章を書き進める」とともに「第1章から順番にプリントアウトして朱入れ」 と行こうかと思う。
第6章と第9章を大改造。節の入れ替えと削除が主な仕事。
読者さんから 「数学ガール」の感想をいただきました。 ご本人の許可を得て、公開させていただきます。
ありがとうございます!
読者さんから
結城浩様
はじめまして。私は地方の大学の医学部の学生です。この春から5年生になります。
高校卒業後、1年間の浪人生活を経て今に至っています。 もともと数学は嫌いではなかったのですが浪人時代に出会った先生のおかげで数学の奥深さや楽しさ、 美しさに興味をもちました。 正直、進路も本当に迷いました。理学部の数学科に行こうかとも・・・。
結局医学の道を選んだわけですが、大学に入学してからも数学への興味はつきませんでした。 本屋へ行くと、まず数学の専門書コーナーへ行きます。数学ガールの「僕」に非常に親近感を覚えています。
しばらく学業が忙しく数学から離れていたのですが、久々に書店に足を運んだのが昨年の秋。 「数学ガール」と出逢い、すぐに手にとりました。新しい知識も多く、 ページをすらすらとめくることはできませんでしたが、非常に楽しく学ばせていただきました。
ふと浪人時代を思い返すと、数学ガールに出てきたテーマの中には浪人時代の先生が問題提示してくれたものがあります。 バーゼル問題やゼータ関数などなど・・・。 テトラちゃんの鳩の巣原理の問題はそのまま出題されました(笑) 数学ガールの物語によって今になってようやく、その先生の出題意図が見えてきた感じがしています。
さらにもう少し記憶をさかのぼると、中学時代の先生を思い出します。 非常にユーモアに富んだ方でしたが、オイラーのことになるときりっと顔が引き締まり、熱く語ってくれたことを覚えています。 数学ガールに触発されて、専門書を手に取り、オイラーの様々なアイディアを目の当たりにし、その先生の気持ちがよく分かりました。
僕にとって数学ガールは過去の数学に関するいくつもの記憶を互いに関連させて、さらにその先にある本質を教えてくれる存在です。 言うならば数列にとっての母関数みたいな存在でしょうか。
私が思うに、数学の入り口は確かに狭いような気がします。 大学の友人の中には数学なんてもう無理と言う人もいます。 が、その反面、数学ガールを紹介するとちゃんと読んでくれて、「母関数にもっと早く出会いたかった」とか、 「差分の話は興味深かった」、「やっぱりフェルマーの最終定理には何か惹きつけられる」などさまざまな感想を言ってくれています。 確実に数学好きは潜伏しています、しかもその数は少なくないと思います。
数学ガールには、その狭い入り口を広くしたり、入ってみたもののどうすればいいか戸惑っている人たちを導いてくれる、 また一緒に戸惑ってくれる安心感があると思います。 是非とも更なる続編をお願いしたいと思います。
この春の間に母校に足を運ぼうと考えています。そのときに先生方に数学ガールを紹介してみたいと思っています。
まとまりのない内容で申し訳ありませんでした。体調に気を付けて頑張ってください。
結城から
素敵な感想とはげましをありがとうございます。 数学って、なんとも言えない面白さ、楽しさがありますよね。 魅力といいますか…。(^_^)
ご感想の中に書かれている「一緒に戸惑ってくれる安心感」というのには、 考えさせられました。なるほど、なるほど…。
「オイラーのことになるときりっと顔が引き締まり、熱く語って」くださる先生って いいですね。「オイラー萌え」の先生でしょうか (^_^;
拙著のご愛読、またお友達や先生へのご紹介、ほんとうにありがとうございます。 医学の勉強はたいへんだと思いますが、がんばってくださいね。応援しています!
第9章はあまり進まず。 というか、第9章、どういう方向に進むのか私にもわからなくなってきている。 おもしろいので、このまま進んでみることにする。いったいどうなるんだろう。
並行して読んでいる第6章の構成を少し直す。
道を歩いているときなど、ふと「ぜんぜんだめじゃん。 さっぱり面白くない。まったく意味がない」 と思うことがある。
でも、実際に本の執筆にもどって原稿を読み返すと、 まったくそんなことはない。 「これはすごい。とっても面白い。 これまでにこんな本、書かれたことない」 という気持ちになる。
第9章をプリントアウトして朱を入れ、それをファイルに反映する。 冒頭部分から順番に読んでいく。揺らいでいる部分を後に回し(きっとあとで削除することになる)、 続きを書いた。10ページまで書いた。あれ?昨日とページが変わってない。 そっか、揺らいでいたところを後に回したからだ。 6〜10ページはまだ推敲必要。
固めているうちに、最初のアウトラインとはまったく違う章になってきた。 最初に考えたアウトラインより、 でも、いまのほうがずっとおもしろい。
第9章の末尾はまだ定まらない。
第9章、30ページの予定が現在18ページ。
第9章をプリントアウトして朱を入れ、それをファイルに反映する。 冒頭部分から順番に読んでいく。10ページまではだいぶ固まった。 頭から順番に細かく書いていったほうが、全体の骨組みがしっかりするって不思議な感じ。 でも本当だ。
第9章の末尾はまだ定まらない。
第9章、30ページの予定が現在16ページ。
第9章をプリントアウトして朱を入れ、それをファイルに反映する。 第9章の冒頭部分はこれでOKだろう。 次は、第9章の末尾部分を決めたい。 それから、骨組みを立てる予定。
それと並行して、第5章をプリントアウトして朱を入れ、それをファイルに反映する。 こちらも、冒頭部分はOKだと思う。 末尾もだいぶ固まったが、これは他の章との兼ね合いがある。
第9章、30ページの予定が現在14ページ。
第5章、30ページの予定が現在38ページ。
午前中は礼拝。
家族で礼拝に毎週行くわけだけれど、それってとても大きな恵みだと思う。 どんなに忙しくても、礼拝に行くのがデフォルトになっている。 それはよいことだと思う。 牧師先生のメッセージを通して、自分が養われていく(意識している自分だけではなく、意識していない自分も)。
生きていると、問題っていろいろありますよね。 ほんとうにいろんな出来事が人生に起こりますよね。 そのときに教会で養われていると「人間的な思いによる解決以外にも解決がある」ことに気づかされます。 人間は誰しも、こうなってほしい、ああなってほしい。 現在のこの問題が、こう解決しさえすれば私の人生は幸せなのに…と思ってしまいます。
この問題さえなければ。
これさえ得られれば。
こうなりさえすれば。
……でも、おうおうにして、そうはならない。がっかり、ざんねん、どうなってんの?といいたくなる。
でも、まてよ。 それは全部、自分の思いに過ぎない。 たかだか数十年生きてきて、せまいせまい範囲の経験しかしたことのない、 限界ばかりの自分が行った判断に過ぎない。 その自分の判断にどれだけの信頼が置けようか。
神さまがおられる。
私をこよなく愛し、私が生まれるよりも前から、この世界ができるずっと前からおられ、 私のことを気に掛けてくださり、命がけで救ってくださった神さまがおられる。 神さまが私の人生のこと、私の毎日のことを気にかけてくださらないわけがない。 きっと、私が考えているよりも深く、神さまは私のことを考えておられる。 そして、最善の道を必ず備えていてくださる。私はそのことを信じている。
そのような確信を持つとき「どんなことが起こっても、大丈夫」と平安でいられる。 自分に能力があるから大丈夫、なのではない。 ただただ、神さまの一方的な愛によって、神さまが私を愛してくださることによって、大丈夫なのだ。
だから、安心して、感謝して、歩んでいけるのだ。
そのようなことを確認する、日曜日。
さあ、今週も、神さまに守られ、力いっぱい生きていこう!
いつも喜び、絶えず祈り、すべてのことに感謝する一週間が始まります!
第4章に手を入れた。 後半がもたついているので、思い切って後半を大改造することにした。 ばっさり。 新たに考え直す。
30ページの予定が現在27ページ。でもきっとすぐに30ページを越す。
3月14日。3.14…にちなんで今日は数学の日なのだそうです。
数学の総合博物館「すうじあむ」で、Web版「数学ガール」を公開する運びとなりました。 基本的には結城のサイトで公開しているWeb版「数学ガール」と内容は同じですが、 「すうじあむ」ではビューアを使ってページ分け表示がなされています。 どうぞご利用ください。
以下の5編が公開されています。
書籍で出版されている内容とは微妙に違う部分があります。 読み返してみると、なかなかその違いは興味深いですね。
公開の準備をしてくださった、すうじあむの「中の人」さんたちに感謝します。
追記
数学の日にちなんだ別企画もよろしくどうぞ。
第8章を書いている。ふと「何とか残したい」と思っていた部分を章末に持ってくればよいということに気づく。 これで、はじめとおわりが押さえられたので、この章の内容がほぼ確定。 それに伴って、たくさんのページをばさばさと削除。 おお。 固まったのは前から17ページぐらい。 それに最後の2ページほど。 おお、合計19ページほど固まったじゃないか。
30ページの予定が現在31ページ。
この章、だいぶめどがついてきた。 明日からはどうしようかな。全体の予定。
やはり、第9章をもっと整備すべきだろうな。
第8章を書いている。冒頭固めの続きなのだけれど、すでに半分近く来ているので、冒頭固めとは言えない。 17ページぐらいまで固めた。 後半部、あふれている部分を削除。
30ページの予定が現在39ページ。
読者さんから 「数学ガール」の感想(体験談)をいただきました。 ご本人の許可を得て、公開させていただきます。
ありがとうございます!
読者さんから
もともと、理工系を目指していたのですが、「数学が出来ないから」ってな理由と親戚の死で「死」を身近に感じたことからバイオ系に進みました。
しかし、高3の頃に入った個別の数学の先生で見方が変わりました。
語り口調とか凄くミルカさんに似てました。休み時間、数式解いてるときとか話し掛けても見事に無視でしたよ(笑)
因みに男なんですけどね。
初めは
「定義を厳密に積み上げていくこと」
まさに、テトラちゃん(僕はどちらかと言うとテトラちゃん派です(汗))のように中学の教科書から一つ一つ定義を積み上げていきました。分からないと小学生ぐらいまで遡っていた気がします。
すると、高台に登っていくように見方が変わっていったのです。
あとは様々な知識を少し突っ込んで考えて自分のものにしていく感じでした。
あの一年間は楽しかったです。それからというもの、理工書のコーナーに行くと物理やら化学の本以外に数学の本も見るようになりました。
確か小説の「数学ガール」は予備校時代に見つけて、買いたかったけど時間がなくて買わなかったのですが、昨日漫画を見つけ、「これだ!」と直ぐ買いました(笑)
小説もこれを機に読んでみます。
予備校時代を思い出しながら(笑)結城さん、これからも数学の美しさを伝え続けて下さい!応援してます!!
結城から
ご感想をありがとうございます!
お送りいただいた文章、特に
「中学の教科書から一つ一つ定義を積み上げていきました。分からないと小学生ぐらいまで遡っていた気がします」
の部分で、なんだか、もう、感動して涙が出てきました。 (T_T)
はげましのメッセージもありがとうございます。とってもはげみになります。
Enjoy!
第8章を書いている。冒頭固めの続き。 12ページまで固めた。
30ページの予定が現在42ページ。
第8章を書いている。冒頭固めの続き。 9ページまで固めた。
1 9 18 24 41 ■■■■■◇◇◇◇−☆☆−−−−??−−
きっと、この延長で20ページぐらいまで行ったら、 図版も含めて30ページにはなるだろう。 そうしたら、現在の24ページ以降の不要な部分をばっさり削る。 そこまで行けば、第8章はできあがり。 明日は図版を除いて20ページまでいきたいところだけれど。
それと並行して第8章のまとめも考える必要がある。 まとめが決まると、途中に何をはさむべきかもはっきりするし。
30ページの予定が現在42ページ。
第8章を書いている。 先に進んでもいいけれど、ちょっとゆらゆらしすぎなので、 冒頭部分を少し固めることにした。 まずは6ページまで固めた。 こんな感じ。
1 6 18 41 ■■■◇◇◇◇◇◇−☆☆−−−−??−−
何を言っているのか意味不明です(^_^;
。
ええと、■は固まったもの。◇はざっと書いたもの。−は書いてはあるが、ばらばらなもの。☆は何とか残したいもの。?はどうしたらよいかわからないもの。
30ページの予定が現在41ページ。
第8章を読み直して少し整理。
30ページの予定が現在41ページ。
第8章を書いている。 どんどんと書いている。 うん、大変更をして大正解かもしれない。 難易度がいい具合だ。しかも内容もおもしろい(すごく、おもしろい)。 もうどきどきだ。 まずは、この調子でこの章の最後まで行こう。
30ページの予定が現在41ページ。
会社員の読者さん(38歳)から 「数学ガール」の感想をいただきました。 ご本人の許可を得て、公開させていただきます。
ありがとうございます!
読者さんから
書店で偶然「数学ガール」(コミック版)を手に取り読ませていただいたところ非常に心惹かれるものがあり、昨日は原作2冊を購入して一息に読了してしまいました。「数学ガール」3冊(マンガ版1冊、原作版2冊)は私の中で非常に強く印象に残りましたので、失礼とは存じますが感想を投稿させていただきます。
私は理系出身ではありますが数学に触れるのは学生時代以来10数年ぶりであり、数学の内容を最後まで追うことは正直申しまして困難でした。理解が追い付いていけたのは原作版2冊目の1/3くらいまでだったのではないかと思います。しかしながら、(とくに原作版に記された)数学の美しさを感じることはできたと思います。しばしば「数学の美しさ」は音楽のそれと比べられますが、本書の中にところどころ挿入されているバッハやミルカさん作曲の「ピアノ変奏曲」はその数学の美しさを連想させて、今回「数学ガール」3冊を拝読させていただくことで私もその一端を感じられたことをうれしく思います。また「ミルカさん」が「僕」や「テトラちゃん」に数学の奥深い世界を伝える「数学ガール」の形式は、叔父がコペル君に社会で生きることとは何かを伝える児童文学の古典「君たちはどう生きるか」(吉野源三郎・著:岩波文庫)を私に思い出させました。そのあたりにも、私は親しみを感ることができました。
以上、簡単ではありますが感想を記させていただきました。「数学ガール」のさらなる続編の出版を楽しみにしております。結城様の今後のご活躍をお祈り申し上げます。
(質問)
「数学ガール」(原作版)はいずれかの雑誌orWebサイトに現在でもさらなる続編が連載されているのでしょうか?
もし連載されているのでしたらぜひ読ませていただきたいと思いますのでお知らせいただけますようにお願いいたします。
結城から
すばらしいご感想をありがとうございます。 『君たちはどう生きるか』のコペルくんの話は、私も大好きです。 そういえば、何かしら通じるところがありますね。 ご指摘いただくまですっかり忘れていました! 感謝です。
質問への答え:
コミック版は月刊誌コミックフラッパーで連載していますが、 原作「数学ガール」は、雑誌やWebサイトへの連載はしていません。 でも、既刊の書籍の人気が高ければ、続編が出る可能性はありますので、応援よろしくお願いします!
第8章を書いている。 粛々と書き進める。
30ページの予定が現在36ページ。
ところで最近は、淡々とした長門結城的な執筆日記が続いているのですが、 こんな日記を楽しんで読んでいる読者さんもいるらしいと知ってちょっと驚きました。 先日、日記を楽しみにしていますというフィードバックをもらったのでした。 ときどき結城が書く「30ページの予定が現在36ページ」というのはどういう意味ですかという質問メールもいただいたことがあります。 ええと、これは「本来の完成原稿ではこの章は30ページになる予定なのだけれど、 現在は書きすぎていて36ページになっている」という状態を表しています。
「次はどんな本を出版なさるのですか?」という質問も何人かからいただきました。 もう少し執筆が進みましたら、日記でアナウンスすることになると思いますので、 どうぞお楽しみにお待ちください。 今回も、とても素敵でおもしろい、ある意味おどろきで、ある意味なっとくの本を執筆中です。
第8章を書いている。 まずは大改造。ばっさりと削除して、新たな気持ちで書き始め。
30ページの予定が現在37ページ。
というわけで、第8章に進むことにしたわけだが。 プリントアウトする前に第8章全体を読み返してみて、 なんだかしっくりこない。So what?的な感じがする。 ので、じっくり考えて、ちょっとひらめき。 さっき削除したものを全部戻して、いままで冒頭のテーマだったものを最後に持っていく。 場合によっては削除する。 つまりは、この章の内容を総入れ替えしたらどうなるだろうと思った。 しばらく考えて、うまくいきそうな感じがする。 なので、明日は総入れ替えからスタート。
私信:あなたのこと、お祈りしています。
午前中は礼拝。 家族みんなで礼拝を守れることに感謝。
お昼から眠くて眠くて夕方までぐっすり眠った。
* * *
さて、今週はどうしようか。
うーんと…。案(1)かな。
現在の各章の状況を確認しよう。
△はあと一週間、×はあと二週間必要だとして、皮算用。(でも第10章はもっとかかりそう)
今週は第8章をじっくり固めていこう。
高専3年(17歳)の読者さんから Web版「数学ガール」と コミックス版への感想をいただきました。 ご本人の許可を得て、公開させていただきます。
ありがとうございます!
読者さんから
とても面白かったです。僕は、結城さんの プログラマの数学から結城さんのことを知りました。 それ以来、たびたび結城さんの名前を目にすることが多くなり、 数学ガールに出会いました。それからは今まで勉強していた数学が世界が変わったように面白く、 楽しく勉強できるようになりました。今では、数学が大好きです。 数学を大好きになるきっかけを与えてくれた結城さんに感謝します。 ありがとうございます。これからも頑張ってください。応援しています。
結城から
素敵な感想と応援メッセージをありがとうございます。 「世界が変わったように」というのはすごいですね。 新しい「目」が生まれたのかもしれません。
別メールで「満腹感に似た達成感を感じた」とも書いてくださっていましたね。 数学ガールの世界を楽しんでいただけて、私もとてもうれしいです。 ぜひ、もっともっと広い数学の世界を、そして学ぶということを楽しんでくださいね。
Enjoy!
第10章を進めている。 もう金曜日か。 一週間でできる仕事って、どうしてこんなに少しなんだろう。 …といいつつも、淡々と今日の分を進めるしかないですよね。 だからそうしましょう。 今日は第10章のはじめの部分を少し固めています。 なかなかいい感じ。
* * *
それにしても、 私ってこれほど根気があるとは思ってなかったよ。 一冊の本を半年や一年かけて書くなんて。 毎日少しずつ書くなんて。 ほんのわずかな進捗が楽しいなんて。 根気があるというのは、ものすごい武器。
根気という名のライフハック。
コミック版「数学ガール」の連載は早くも第12回になりました。 今回も、いろんな意味でどきどきです。 コミックスも順調に重版を重ねています。 応援してくださるみなさんに感謝!
コミック版「数学ガール」をお読みになった方は、 ぜひ、 コミックフラッパーのアンケートに感想などをお寄せください。 作画してくださっている日坂水柯さんへの応援メッセージも是非。
第10章を進めている。 一日にできる仕事って、どうしてこんなに少しなんだろう。 …といいつつも、淡々と今日の分を進めるしかないですよね。 だからそうします。 今日は第10章の終わり、つまり本の最後をいじっている。 なかなかいい感じ。
50ページの予定が現在58ページ。
第10章を進めている。 少しずつ何かが見えてきたような気もするけれど、 その分、自分が何もわかっていないということも見えてきた。 まあ、でも、少しずつ進む。
50ページの予定が現在57ページ。
ともかく、第10章を進めている。 これまでの章で「うーん、これはあとまわし」としてきたトピックがここに集まっているので、 まずはそこから不要なものを捨てていく。ばさばさ。
それから、始めと終わりをきちんと固める。 そこができれば、かなり楽になる。スタートとゴールが明確になるから。 途中はいわば伸縮自在なのだ。 必要なものを入れる。そして、どうしても必要なもの以外は捨てる。 要するにそれだけなのだから。 スタートとゴールが定まっていると、間に入らないものがはっきりする。 すると、捨てやすい。
アウトラインは役に立つようで、意外と役に立たない。 目安くらいにはなるけれど。 むしろ実際に印刷されることになる一フレーズのほうが役に立つ。
というわけで、始めと終わりを少しだけ固めた。 それから間に入るものの順番を入れ替えたり、捨てたり捨てたり捨てたり。 やっているうちにだいぶ気分が高揚してきた。 これ、この調子でいくと、すごい本になるかも。 全体の完成のためには、あと三つくらい大きな発見が必要そうだ。 でも、きっと見つかると確信。
50ページの予定が現在53ページ。
さて、明日からの仕事はどうしようか。
うーんと…。案(2)かな。
現在の各章の状況を確認しよう。
△はあと一週間、×はあと二週間必要だとして、皮算用。
早くて6月頭に脱稿か…(根拠があるのかないのかわからないスケジュール)。
まあ、ともかく、今週は第10章ということにしよう。
午前中は礼拝。感謝。 午後からは…ええと、何してたっけ。 家族みんなで本の整理かな。
あなたのご意見・感想をお送りください。 あなたの一言が大きなはげみとなりますので、どんなことでもどうぞ。