> 結城浩の日記 > 2009年9月 | 検索 |
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最近、Twitterの#onwriting(On Writing)というハッシュタグを使って、不定期に「書くこと」について書いています。 下書きなしで思いつくまま書いているのですが、大道芸的ですごく楽しいです。 ご愛読・反応・質問してくださる方もいて、結城の中ではプチ盛り上がり中。 よろしければあなたも。
一部は、@strscpさんがまとめてくださいました。感謝。
『数学ガール/ゲーデルの不完全性定理』の表紙が到着しました! 今回はグリーンですね。
この画像は、
本書の告知・宣伝のために自由に使っていただいて構いません。
大きすぎるならサイズ変更もどうぞ。
明日9/29には9/30 or 10/1にはアマゾンで予約できるようになると思います。
ISBNは9784797352962です。
数学者さん向けの補足: もしかしたら、帯の「数学って、不完全だったの?」 という惹句にひっかかりを覚える数学者さんもいらっしゃるかもしれません。 本書は、誤解されがちな「不完全」という言葉に対して、きちんとした説明を試みています。 つまり、「数学って、不完全だったの?」という問いに、きちんと答えようとしているということです。 どうぞご理解くださいますように。
午前中は礼拝。お昼はカレーライス。 電気屋さんで少し買い物をして、図書館に本を返し、帰ってきてからお昼寝。
2009-09-25 00:16:00 当選者7名にメールをお送りしました。ご確認ください。はずれたかた、ごめんなさい… m(_ _)m
今日は『数学ガール/ゲーデルの不完全性定理』の再校読み合わせ。 すばらしい仕上がりになりつつあります。応援感謝。
『数学ガール/ゲーデルの不完全性定理』無料プレゼントの応募者は現在206名です。 多数のご応募ありがとうございます。 ご応募予定の方はお忘れなきように。
朝、『数学ガール/ゲーデルの不完全性定理』の再校読み第三ラウンドを終了した後は、のんびり。 次男と一緒に野原に出て紙飛行機を飛ばしたり、奥さんと夕食の買い物に行ったり、長男とピアノ+リコーダーで合奏したり。
『数学ガール/ゲーデルの不完全性定理』無料プレゼントの応募者は現在178名です。 多数のご応募ありがとうございます。〆切は明日です。 ご応募予定の方はお忘れなきように。
今日は『数学ガール/ゲーデルの不完全性定理』の再校読み第三ラウンドをしていました。以上。
久しぶりに、プログラムも書かず、本も書かない一日。 何となくTwitterでおしゃべりしたり。お昼にお風呂に入ったり。奥さんと一緒に服を買いに行ったり。 鏡の前で角度を変えながら帽子を試着している奥さんから「ねえ、これどう?」って言われるのは、とってもすてきな体験です。 家内萌え。
今日は昼間に用事があったため、早朝礼拝に参加。ちょっとうとうと。
(9/21付記)
とっても楽しかったので、
今後も気が向いたら #onwriting
で書いていこうと思います。
(以下は、以前の記事です)
連休前のチャット: Free Talk on Writing 2009, Part 1
お題:連休前のチャット: Free Talk on Writing 2009, Part 1 日時:2009年9月18日23:00頃〜24:30頃 (結城がおねむになるまで)→ 結城はおねむになりました。 会場:Twitter.comのハッシュタグ #onwriting にて。
来月末出版の 『数学ガール/ゲーデルの不完全性定理』の宣伝という意味もあるようなないような。 また「今後、どんな本を書いていこうかなあ」 という題材集めとヒアリングができたら楽しいなというのが、 結城の目論見です。
——でもまあ、そんなことはさておき、 みんなで楽しく「書くこと」のおしゃべりをしましょうね。
『数学ガール/ゲーデルの不完全性定理』再校読みの第二ラウンド終了。みなさまの応援感謝。
『数学ガール/ゲーデルの不完全性定理』無料プレゼントの応募者は現在115名です。 多数のご応募ありがとうございます。 〆切は来週の木曜日ですが、お早めのご応募をお勧めします。
『数学ガール/ゲーデルの不完全性定理』再校読みの第二ラウンドは第8章まで終了。
『数学ガール/ゲーデルの不完全性定理』無料プレゼントの応募者は現在114名です。 多数のご応募ありがとうございます。 〆切は来週の木曜日ですが、お早めのご応募をお勧めします。
『数学ガール/ゲーデルの不完全性定理』再校読みの第二ラウンドは第4章まで終了。
『数学ガール/ゲーデルの不完全性定理』無料プレゼントの応募者は現在105名です。 多数のご応募ありがとうございます。 〆切はまだ先ですが、お早めのご応募をお勧めします。
私「出版が近くなると、読むものも少なくなって何していいかわからなくなるんだよね。ぼーっとしちゃう」
家内「何もしないでぼーっとしてたらいいじゃない」
私「まあそうなんだけど」
家内「一年かけて書いたってことは、出産みたいなものなんだから、しばらく何もしないのはあたりまえでしょ」
『数学ガール/ゲーデルの不完全性定理』無料プレゼントの応募メールがたくさん届いて、にこにこです。 (当選とは無関係ですが)すてきな感想文がたくさん読めて、とても励みになります。感謝!
9時現在で、応募数は84名です。 これまで何度も無料プレゼント企画をやっていますが、 過去最高の応募数は、 『Java言語で学ぶリファクタリング入門』 (アマゾン)で、152名でした。 今回の応募数は100〜140くらいの範囲になるのではないかと想像しています。
〆切は連休明けですので、ご応募予定の方は、忘れないようにお早めのメールをよろしくお願いします。
そういえば、数学ガールのコミック版が出たときに、 ある書店員さんのブログで 「原作のファンも多いので、コミックを売るときには原作も並べるようにしましょう」 という主旨の文章を読んで、なるほど!と思ったことがあります。
午前中は礼拝。 お昼ご飯は、ぶりの煮付けに玄米。 お掃除をしているうちに急激に睡魔が襲ってきてお昼寝。 そしていま起きたところ。
たくさんの方からの無料プレゼント応募メールが届く。 とてもうれしいです!
2009年10月終わりころに発売される書籍『数学ガール/ゲーデルの不完全性定理』の無料プレゼント企画を行っています! どうぞ、お早めにご応募ください!
「数学ガール」シリーズ第一作の 『数学ガール』が増刷になりました。 2007年、オイラー生誕300年の年に出版された本書も、 早くも第12刷。 数学ガールという作品を応援してくださるみなさんに深く感謝します!
久しぶりにTropy(とろぴぃ)を再開しました。 …と言って、みなさんに通じるんでしょうか。
Tropyというのは、2005年に結城が作ったWebアプリです。 アクセス数が多すぎて、公開してたった三日でお休みすることになったもの。 詳しい経緯は、以下を参照してください。
このたび、Google App Engine (GAE)を使ってPython版のTropyを作り、 http://tropy-page.appspot.com/で公開しています。 まだ調整途中ですけれど、2005年当時のTropyをかなり復元しています。
どうぞお楽しみください。
初校読みも一段落し、気持ち的にのんびりモード。 本日は編集長さんと初校読み合わせの予定です。
先月末に 次は、どんな本を書こうかな?と日記でおたずねしたところ、各方面から非常に多数のご意見をいただきました(フィードバック、はてなブックマーク、メール、Twitterほか)。 ええとですね、非常に多数というのはどのくらいかというと(…いま数えてます…) えー、本のアイディアとして約60冊分(!)くらいです。 だぶった案を除いても、おそらく50冊以上あります。
みなさん、ほんとうにありがとうございます。 私がこれを書こうかなあ、 どうしようかなあと思っていた題材にたいへん近いアイディアもあったりして、 すごく参考になりました。
今月は編集者さんと会う機会も多いですし、 みなさんからフィードバックをいただくのはとってもうれしいので、 再度おたずねしてみようと思います。 前回お送り下さらなかった方も、ぜひお気軽に。
今回の書籍 『数学ガール/ゲーデルの不完全性定理』の後、 結城にどんな本を書いてほしいですか?
もしも、
といったご意見をお持ちの方がいらっしゃいましたら、 フィードバックからお送り下さい。
この結果で次の本が決まるわけではないので(^_^;
、
軽いノリで書いてくださって構いません(ネタやジョークでもOK)。
送って下さった内容は無断で公開することはありません。
お気軽にどうぞ。
追記: あまりにも、 つぼにはまった「次の本」の指摘があったので、 何となくむむ?と思って調べたら、 担当なさっている編集長さんじゃん!
Google App Engine(GAE)というのは、作成したWebアプリをホスティングしてくれるGoogleのサービスです。 細かい話は、Google App Engineのホームページを見ていただくとして、 ここでは、結城が今日試しにやってみたことを列挙してみます。 GAEを試してみようかな、という人の参考になれば。
GAEの概要を理解する ために、 Google App Engineへ行き、少し文章を読みます。 日本語版もあるようです。 開発言語としてJavaとPythonが使えること、 データの保存ももちろんできること、SDKがあること、Googleアカウントが必要なこと、 ある程度の規模までは無料でできること、などを理解して先に進みました。 ビデオもあるみたいですが、見ませんでした。
Googleアカウントを取りました。
Google Appアカウントを取りました。 ここで携帯のメールアドレスを使って認証をしました。
Pythonをインストールしました。 PythonをGoogleで検索して、 Active Pythonをインストール。 …いま検索してて、実際は本家Pythonのほうからダウンロードするほうがいいのかな?と気づきましたが、 とりあえず現在結城が使っているのは、Active Python 2.6.2ですね(2009-09-10加筆:2.6だとエラーが出るときがあります。現在は http://www.python.jp/Zope/download/pythoncore から python-2.5.2.msi をダウンロードして使っています)。 まあとにかくPythonが使える環境ができました。
Google App Engine SDKをインストールしました。 日本語版のページからだと、1.2.0しかダウンロードできず、1.2.0を使うと「もっと新しいのが出てるよ」と言われてしまいました。 ので 英語版のページ(ページの右上の「日本語版」を「English」に変更して移動)から Google App Engine SDK for Python をダウンロード(GoogleAppEngine_1.2.5.msi)。 あとはGoogleAppEngine_1.2.5.msiをダブルクリックで実行。
チュートリアルを順番にやっていきます。 Getting Started: Pythonのページのチュートリアルを順番にやっていくとよいです。 すごくわかりやすい。 日本語版は スタート ガイド: Pythonにあります。 日本語版は読まなかったので、SDK 1.2.5とこの日本語版のチュートリアルにずれがあるかどうかは知りません。 チュートリアルは、ローカルな環境でWebアプリを作っていくスタイルです。 いわゆるHello Worldからはじまって、 データの保存だの、ログインフォームだの、CSSの設定だのを順番に進めていきます。 結城はApacheをローカルに動かしていたのでポート番号を変えるために、 以下のように--portオプションをつけて開発用appserverを動かしました。
"C:\Program Files\Google\google_appengine\dev_appserver.py" --port=8081 c:\work\helloworld\
こうやって開発用appserverを動かしておき、Webブラウザからは、以下のアドレスにアクセスするわけです。
http://localhost:8081/
Webブラウザはこのアドレスを表示しっぱなしにしておき、 エディタでスクリプトをいじってはWebブラウザをリロードという感じでいじりました。 開発用appserverを再起動する必要はありません。
アプリケーションの作成をします。 チュートリアルが進んでくると、アプリの動かし方や作り方がつかめてきます。 サンプルを少しいじって「自分のアプリ」を作ってみると理解が深まります。 具体的には、helloworldのディレクトリの内容を、たとえばhyuki-sampleというディレクトリにごっそり移して、 そこをいじるわけです。 そうやってある程度練習したら、サーバに自分のアプリを乗せてみましょう。 チュートリアルの最後にある、 Uploading Your Applicationに詳しく書かれています。 一つのGoogleアカウントで10個のアプリ(アプリID)が登録できます。 https://appengine.google.com/にある[Create an Application]ボタンで作ります。 自分が作ったアプリのapp.yamlというファイルでapplication:にアプリIDを指定します。 app.yamlはたとえばこんな感じです。一行目でアプリIDを指定しています。
application: hyuki-sample version: 1 runtime: python api_version: 1 handlers: - url: /(.*\.ico) static_files: static/\1 upload: static/(.*\.ico) - url: /images static_dir: images - url: /stylesheets static_dir: stylesheets - url: /.* script: sample.py
アプリケーションのアップロードをします。 SDKは"C:\Program Files\Google\google_appengine"にインストールされていますので、 以下のようにして、アプリケーションをサーバに送ります。 c:\work\hyuki-sampleがapp.yamlのある場所とします。 Emailとパスワードが聞かれるので、自分のGoogleアカウントで答えます。
"C:\Program Files\Google\google_appengine\appcfg.py" update c:\work\hyuki-sample
動かしてみましょう。
こうやってできたのが、
http://hyuki-sample.appspot.com/というGuestbookです。
Guestbookといっても、ユーザ名は(わざと)出さないようにしているので意味不明なアプリですが(^_^;
まとめ
以上、「Google App Engineを試してみる」でした。ここまで文章書き40分(+加筆校正20分)。
走り書きなので、至らない部分がたくさんあります。 たとえば、Webサーバはappspot.comに限らないとか、Emailはオプションで指定できるとか。 まあでも、それは、いったんWebアプリを動かして感覚をつかんだあとから調べればいいですしね。
今回、Twitterで実況しながら作業しました。 たくさんの人からご指導いただきました。 楽しかったです。心からの感謝を。
Enjoy!
午前中は礼拝。 お昼はおそば。 それから、お昼寝。 それから起きて、日記を書く(いまここ)。
『数学ガール/ゲーデルの不完全性定理』は2009年10月末〜11月頭ころに出版予定です。 それに先立って「読者の声」を公開いたします。 正確には、結城が執筆中にレビューをお願いした、 ボランティアのレビューアさんの感想集です。
レビューアさんが送って下さったレビューの中から、 感想部分を抜き出してWebページの形にまとめました。 レビューアのみなさん、ありがとうございます。
誤字脱字、章番号のずれ、ネタバレ部分などを修正した以外は、 レビューアさんの表現をそのまま掲載しています。
『数学ガール/ゲーデルの不完全性定理』の初校を読んでいます(第二ラウンド)。 最後まで読みました。 図の確認のメールを編集部へ送付。 今回も、修正のかなりをrevertすることになった。 感謝。
今日までに届いたレビューアさんのメールもすべて把握。 取捨選択して原稿に反映。
来週の初校読み合わせに向けて、もう一ラウンド読めるかな。
レビューアさんのメールを元にして作った「読者の声」も準備中。
無料プレゼントの企画も準備中。
その他の楽しい企画も考えています。
さあ、そろそろ出版へ向けて少しずつまとまってきましたね。
出版は11月頭かな?10月末かな?という感じだと思います。 応援よろしくお願いします。
『数学ガール/ゲーデルの不完全性定理』の初校を読んでいます(第二ラウンド)。 第七〜八章の朱入れとファイルへの反映(パッチとして)が終わりました。 図の修正がちょっとあったので、編集部へ先行送付。
何カ所かある修正のうち半分くらいは「やっぱり元のほうがいい」になってrevertしている。 加筆もほとんどない。少し長い加筆も「やっぱりないほうがいい」になってrevertしている。 全体としてはだいぶ落ち着いてきた。
そんな中、地の文で一箇所「テトラちゃん」が「テトラ」になっているところが見つかって驚愕。
毎日、いろんなことに感謝しながら進む。 せっかく生きるのだから、感謝しながら進みたい。
たとえ、感謝の「気持ち」になれないときでも、 感謝の「言葉」を口にするようにしよう。
言葉にすることは、意志のあらわれだから。
「ありがとうございます!」
『数学ガール/ゲーデルの不完全性定理』の初校を読んでいます(第二ラウンド)。 第四〜六章の朱入れとファイルへの反映(パッチとして)が終わりました。 明日は第七章以降。
Gitのリモートリポジトリの練習をしようと思いました。 最近よく目にするGithub ( http://github.com )は、 オープンソースの公開リポジトリなら無料で作成できるホスティングサービスのようです。 Wikiなども自動的に並置される便利なサイトですね。
全体的な設定: Download and install Git git config --global user.name "自分の名前" git config --global user.email 自分のメール 次のステップ: mkdir ディレクトリ名 cd ディレクトリ名 git init touch README git add README git commit -m 'first commit' git remote add origin git@github.com:XXXX/YYYY.git git push origin master すでにGitリポジトリがある場合: cd existing_git_repo git remote add origin git@github.com:XXXX/YYYY.git git push origin master
あとは『入門git』などを見ながら試してみればよい。←いまここ。
9月に入りました。
『数学ガール/ゲーデルの不完全性定理』の初校を読んでいます(第二ラウンド)。 第一章と第二章の朱入れとファイルへの反映(パッチとして)が終わりました。
ぜんぜんだめだ。さっぱり面白くないし楽しくない。 こんな本を読む人なんて誰もいないんじゃないか。 ああ、もう大失敗だよ。私が書いた本の中で最悪の本じゃないだろうか…。
…と、なぜか、本を書くたびに思うんですが。
そう思うのは、いつも、実際に本を読んでいないタイミングなのです。
原稿に向かうと、真逆な気分になる。こんな風に。
すごいすごい、最高の本だ。むちゃくちゃ面白くて楽しい。 読み始めたらつい最後まで読んじゃう。 こんな本、世界中のどこでもこれまで書かれたことはないんじゃないか。 私が書いた本の中でもこれは最高傑作。私の代表作と呼んでも過言ではない。 ああ、私は、この本を最初に読める読者。なんて、しあわせなんだろう。
…と、ここまで感じるのも、どうかと思うんですが。
要するにライターズ・ハイとか、ライティング・ハイというやつですね。 やれやれ。
(…でも、やっぱり、最高傑作かも。応援してくださるみなさんに感謝)
あなたのご意見・感想をお送りください。 あなたの一言が大きなはげみとなりますので、どんなことでもどうぞ。