> 結城浩の日記 > 2011年9月 | 検索 |
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2011年9月25日の朝日新聞の書評は数学本がとりあげられ、『数学ガール』も紹介されました。 現在、朝日新聞のWebサイトで全文が読めます。
『数学ガール』は、シリーズを通して「憧憬」を十全に表現してきた。素人に「フェルマーの最終定理」「ゲーデルの不完全性定理」といった高等数学の世界を垣間見させてくれるのも凄(すご)い。
このように作家の川端裕人さんが紹介してくださいました。 ありがとうございます!
秋晴れのさわやかな日、家内といっしょにZapf展へ行きました。
Zapfは世界的に有名なカリグラファー。 このたび、日本で初めてのカリグラフィー展覧会があるということを知り、行きたいなあと思っていました。
Zapfは、OptimaやPalatinoなどの有名なフォントをデザインした方ですが、 結城としては何よりも、「数学ガール」シリーズの数式で使っているオイラーフォント(AMS Euler)をデザインなさった方なのであります (注:オイラーフォントが展示されているわけではありません)。
今日、家内に「Zapf展に行かない?」と提案したところ、 家内が大賛成してくれたので、いっしょに六本木へ出かけることになりました。
微妙なテクスチャを持った紙の上に描かれる曲線と直線。 それらが意味をなす「文字」を生み出していく。 あるときは歌のように、あるときは祈りのように、あるときはささやきのように、 こちらに何かを語りかけてくる。
単なる曲線の羅列のようだけど、よく見るとアルファベット。 はみ出して次の行へ流れ込んだ曲線が次の行の文字の一部を構成。 一瞬ランダムな数字のように見えるけれど、これはきっと魔法陣。 隠された遊び心、隠された問いかけ、隠された秘密。 文字はそのまま、判じ物のようにも見える。
美しい文字をたっぷり見ることができて、大満足です。
今回のZapf展のことは「数学ガール」検索中に inquisitorさんのブログを見つけて知りました。 inquisitorさんに深く感謝!
本を書いています。やっと第3章が形になりました。 でもたくさんの内容を後回しにしたので、全体構成の見直しが必要。 今週は第10章を整えることにしよう。 もう9月も20日か…。
09/20 第10章 10/02 第4章 10/16 第5章 10/30 第6章 11/13 第7章 11/27 第8章 12/11 第9章 12/25 第10章
今年中に終わるのだろうか?
いつも結城の「数学ガール」シリーズを応援ありがとうございます。
さて。
このたび、英語版『数学ガール』が出版されることになりました! 翻訳・出版を担当するBento Booksのアナウンスをぜひごらんください。
このアナウンスにもありますように、 刊行は今年(2011年)の秋/冬を予定しています。
今後、英語版の刊行予定・立ち読みできる章(Sample Chapters)などがBento BooksのBlogやTwitterでアナウンスされますので、 ぜひ、RSS購読や @BentoBooks のフォローをお願いします。リンクは下記からたどれます。
本を書いています。今週から第3章に入ります。 もう9月なんですよね…。
仮に、一章に2週間かかるとすると。
09/04 第4章 09/18 第5章 10/02 第6章 10/16 第7章 10/30 第8章 11/13 第9章 11/27 第10章
やったあ、今年中に終わるぞう(希望的観測)。
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