結城から
高卒からプログラマになり、 現在夜間の大学に進学して数学を学んでいる読者さんから感想メールをいただきました。
許可を得て公開いたします。ありがとうございます!
読者さんから
結城先生
こんにちは。
私は24歳の女性で、 高校生の時に 数学ガールと出会い、 今回は初めてのプレゼント応募になります。
高校生の頃は数学が嫌いで、 数学ガールを読んでも「物語は楽しいけど最後の方がわからん」と投げやりになってしまっていました。
持病もあり同級生で唯一の高卒としてプログラマーになり、 「Java言語で学ぶデザインパターン入門」に出会いました。
「あんな難解なデザパタをこんなにわかりやすく書くなんて!ん?なんか見覚えあるぞ」
そこから数学ガールの、 今度は 秘密ノートシリーズから読み始めました。
結城さんのおかげで、今、夜間の大学に進学して、毎日数学を学んでいます。
今回の 行列が描くものはtwitterなどで見ていて楽しみにしています。 ちょうど1年生で線形代数に苦戦しているので、 主人公と、テトラちゃんと、ミルカさんと、一緒に冒険がしたいです。
高校生の時から今でも数学が苦手で、苦しい時がたくさんありました。 それこそ大学にこんな歳で入って、わからないことがたくさんあります。
そんな時、ミルカさんの言葉や、テトラちゃんと僕の会話を思い出すんです。
ここは代入してみよう。
自分は何がわかっていないんだ。
どうしたらいいんだ。
そんな風に、道筋になります。結城さんの書く本が大好きです。
また素敵な本を読ませてください。応援しています。
結城から
メールありがとうございます。
いろいろとご苦労も多いと思いますが、 あなたは自分の人生を前向きに進んでいらっしゃるのですね。 励まされます!
結城の本があなたのお役に立てていること、 ほんとうにうれしいです。 応援感謝です。
これからも(体調に気を付けつつ)がんばってくださいね!
結城から
情報セキュリティを専攻なさっている読者さんからの感想メールをいただきました。 許可を得てシェアいたします。
ありがとうございます!
読者さんから
私は,大学の情報系学部に所属し,情報セキュリティを専攻しています. 結城先生の本の中で最初に手に取ったのは, 暗号技術入門です.それまでは名前程度しか知らなかった各種暗号の実装や「暗号」そのものの概念を,暗号技術入門を通して理解することができたことを今でも覚えています.
そこから,図書館や書店で, プログラマの数学, 数学文章作法, デザインパターン入門, 数学ガール...とどんどん買ったり借りたりして読み進めました. ( 「いかにして問題をとくか」も読みました!) メルマガや Twitterもいつも楽しく拝見させていただいております.
特に,本に書かれている内容についての知識が身につくだけでなく, ものごとを理解するときのプロセスや数学,情報科学, プログラミングといった分野へのアプローチ方法といった言語化しにくい部分が, 本を読み進めるにつれて自然と身につくような構成になっているところが, 他の専門書や教科書とは大きく異なりとても気に入っています.
最近はアルゴリズムに興味を持っており, 数学ガールの乱択アルゴリズムに挑戦しています.計算量やランダムウォークといった内容は大学の講義でも学習したのですが,いまひとつ理解があやふやな部分があるので復習の気持ちで楽しんで読み進めたいと思います.
結城から
たくさん拙著をお読みくださり、ありがとうございます。
また「知識が身につくだけでない」という部分も気に入っていただけて、 とてもうれしいです。
研究などお忙しいでしょうが、これからもご活躍くださいね。
結城から
読者さんからのうれしい感想メールをいただきました。 許可を得てシェアいたします。
ありがとうございます!
読者さんから
結城先生の本が授業の予習みたいになっていて、 知ることの楽しさと数学の美しさをより深く教えていただきました! 本当にありがとうございます。
このサイン本無料プレゼント企画で 「数学ガール」シリーズの他に「数学ガールの秘密ノート」シリーズがあると知りました。 時間がかかると思いますが必ず全て購入し、読ませていただきます。とても楽しみです!
私事ではございますが数学が好きな私は、友達が少ないです。 趣味が読書と数学な為、人が寄り付かないからだと思っております。 でも私は趣味の話を誰かとしたいです。 数学の素晴しさを共有したい。 もっといっぱい知りたい。自分の知識と他人の知識で問題を解いてみたい、と思います。
つまり何が言いたいかと言いますと、 貴方の書いてくださった本のお陰で私は、一人じゃないです。 数学ガールの物語を読んでいると、まるで私も一緒に考えて自分の意見が言えていると錯覚するからです。 同期の友達がいる気がするからです。 数学の話をするのはいつも年上である教師だけなので、 たまらなく楽しく嬉しく胸が弾みます。
作家になってくださって、本当にありがとうございます。
これからも応援しております。
結城から
こちらこそ、応援感謝です。
数学ガールの世界をたっぷり楽しんでくださり、 ありがとうございます!
結城から
エンジニアの読者さんから結城の本との出会いのメールをいただいたので、 許可を得てシェアいたします。
ありがとうございます!
読者さんから
結城先生へ
はじめまして。いつも 結城先生の著書や Twitterを楽しく拝見しております。 行列が描くもの、大変楽しみにしております。 サイン本が当たらなくても書店で購入するつもりです。
私と数学ガールの出会いは中学3年生のときでした。
数学はなんとなく好きだったけれど、当時の学校の授業には退屈していました。 そんなとき、どういう経緯で知ったのかはもはや覚えていませんが、偶然手にとった初めての数学の本が 数学ガール1巻です。 退屈な学校の授業中に読み進め(悪い生徒でした笑)「こんな本があるのか!」と衝撃を受けたことを今でも鮮明に覚えています。 とりわけ、バーゼル問題の証明に至るまでの鮮やかな道筋と、 「僕」をはじめとする登場人物が生き生きとしている様に心を打たれ、感動の涙まで流してしまいました。
そんな私も今では社会人になり、エンジニアとしてお仕事をしています。
時間を越え、 暗号技術入門などの技術者としての結城先生の本に再びお世話になっています。 また、趣味で数学を学ぶことも続けていて、 これはひとえに数学ガールとの出会いがもたらしてくれたものだと思っております。 今回の 「行列が描くもの」の出版を知ったときは、 現在統計分析や機械学習に興味があり、 なおかつ学習指導要領の都合で行列を学んでいない私にとってまさに福音だと感じました。
改めて、新著大変楽しみにしております。 どうかご自愛のもと、これからも美しく楽しい数学の世界を見せてください。
結城から
たくさんの本をお読みくださったんですね。 応援感謝です!
結城の本と出会い、 そしてその出会いを大切に育ててくださり、 ほんとうにありがとうございます。
これからもどうぞご活躍ください!
結城から
社会人四年目の読者さんから結城の本へのご感想をいただいたので、 許可を得てシェアいたします。
ありがとうございます!
読者さんから
私は去年,ソフトウェア開発系の仕事に転職したばかりの4年目社会人です.
ソフトウェアの作成は大学ではやっていたのですが,割と我流で書いて満足してしまっていました. 「出力結果が合っていればよい」という演習ばかりだったので,書き方について気にしたことすらありませんでした.
しかしビジネスとなるとより「信頼性・保守性」が求められるようになり,今までのやり方が通用しなくなりました. 設計の悪さが元で失敗ばかりしてしまう毎日です.
そこで,結城さんの 『デザインパターン入門』や, 『プログラマの数学』を読んで「考えながらコーディングをする」ということを練習しています.
結城さんのこれらの本で勉強しようと思ったのは, 『数学ガール』を読んでいたからでした.
大学の研究室が数学系で,抽象代数学を扱っていました.しかし私は当時数学が大の苦手でした. そこで,読みやすそうな『数学ガール』という本で少しでも数学に慣れることができれば…と思い手に取らせていただきました.
読んでみると非常に面白く,特に感動したのは「具体例から数学を考える」ということを徹底されている部分でした.
それまで,決められた「公式」や「証明」などの道具を使いこなして式の解を求めることだけが数学だと思っていた自分にとって, 「なぜ数学なのか」「数学でどんなことが知れるのか」というのが少し理解できたような気がしてとても楽しい気持ちを抱きました.
嘘みたいな話ですが,その後大学ゼミでの調子がよくなり,先生に「君みたいな人に大学院に行ってほしい」と言っていただけるまでになりました.結局大学院には行きませんでしたが,今でも大切な成功体験です.
見る角度ひとつでこんなに学ぶことって面白くなるんだ,こんなに上手くいくんだと,とても感動したのを覚えています.
そんな数学の,楽しくて,ちょっと世界のことが詳しく知れて,他人と共有できるところが大好きになれた「数学ガール」という本を書かれた結城さんが,プログラミングの分野でも本を出されている…と,『デザインパターン入門』と『プログラマの数学』は見つけた瞬間すぐに購入させていただきました.(むしろプログラミングの本を先に出されていたので「こっちの人だったんですか!」という驚きがありました)
まだすべて読み切れてはいないのですが,少しでも業務での成果につながるよう日々精進しています. また,業務で落ち込んだ時は メールマガジン「コミュニケーションの心がけ」を購読させていただいており,その内容に救われています.
そういった経緯で, ブログやnoteなどをチェックさせていただいておりますが, 今日たまたま 数学ガールの秘密ノート」のサイン本プレゼントのブログ記事を発見し,しかも応募期間が1日伸びて今日までになっていました!
そして内容が,大学の卒論でさんざん苦しめられた 「行列」に関するものです.私が結城さんの本を知るきっかけとなった「行列」,タイミングが良かったので,是非と思い応募させていただきました.
サイン本が当たらなくても良いんです(欲しいですが 笑) ただ,結城さんの本に助けられている人がここにもいますよ,ありがとうございますとお伝えしたかったです.
これからも,執筆活動や数学,プログラミングなど精力的に活動されている結城さんを応援しております. 自分も人も楽しくモノづくりができるよう毎日お祈りしております.
まったくの他人が言うのもおかしなことですが,お体に気を付けて頑張ってください!
結城から
すてきな応援メッセージをありがとうございます。
また、あなたの大学でのエピソードもたいへんうれしく読ませていただきました。
お仕事はお忙しいと思いますが、どうぞ体調に気を付けてご活躍ください!
あなたのご意見やご感想をお送りください。
あなたの一言が大きなはげみとなりますので、どんなことでもどうぞ。