結城浩
2001年8月27日
『Java言語で学ぶデザインパターン入門』の続編を書いている。 現在は目次を書きつつ、サンプルコードのスケッチをしつつ、 調べ物をいろいろしているような段階。 わくわくと楽しい部分もあるけれど、 調べているうちに「ああ、なんて私はものを知らないのだろう」とあきれてしまうこともある。 そんなとき、油断するとこんな声が聞こえてくる。
「おまえはそんなことも知らないで本を書こうとしているのか。 偉そうに。 おまえなんかにまともな仕事ができるわけないじゃないか。 おまえは無価値で、役に立たず、何の資格もない。 ○○に比べたら、おまえにオリジナリティなんて、かけらもないじゃないか。 創造的なことは何一つできない。 ただ時間を無駄に過ごしているだけじゃないか。 くやしかったら人をあっと驚かせるすごい仕事をしてみろ」
でも、このトリックにひっかかってはいけない。 やたらとマイナス方向に引き下げる声はサタンの声だからだ。 サタンの声の特徴は、 「嘘八百にほんのちょっぴりの本当をまぜる」こと。 詐欺師と同じだ。ほんのちょっぴりの本当があると、 ついうっかり他の嘘八百まで本当だと思ってしまう。 それからもう1つの特徴は「他人と無理やり比較する」ことだ。 たくみに焦らせ、他の人間と不健全な競争をさせる。 神さまではなく、他の人に目を向けさせようとする。 敵はサタンなのに、人間同士を仲たがいさせようとする。 これもサタンの声の特徴だ。
サタンの声への対策は簡単だ。 耳を貸さないのである。 反論すらしなくていい。 サタンへは耳を貸さず、毅然とした態度で、 イエスさまのお名前でサタンを追い出せばよい。
「イエス・キリストの御名によって命じる。サタンよ出て行け。出て、行け!」
イエスさまの御名の権威を信じて祈るとき、 サタンは必ず出て行きますから感謝です。 そして大事なのが、神さま(聖霊様)を迎えるお祈りです。
聖霊様、いま心を開いてあなたをお迎えいたします。 あなたはわたしを聖めてくださる方。 あなたはわたしを導いてくださる方。 あなたはわたしを癒してくださる方。 あなたはわたしに必要な知恵をすべて与えてくださいますから感謝します。 必要なものは必ず備えて与えられますから、私には不安がありません。 自分のことを考えて本を書くのではなく、 読者のことを考えて本を書くことができますように。 いつも謙虚に考え、調べ、書くことができますように。 書かれるすべての言葉があなたの聖なる火によって聖められますように。 読む人に単に知識を伝えるだけではなく、 喜びと励ましを与えることができますように。 この小さき者のために多くの兄弟姉妹が祈っています。 その一人一人の上にも主の恵みと祝福が豊かにありますように。 夜遅くまで、孤独のうちに仕事をしている方もたくさんいらっしゃると思います。 その方々の上に、神さまからの時にかなった助けがありますように。 主に感謝し、主をほめたたえ、 イエスさまのお名前でお祈りします。 アーメン。 ハレルヤ!